上海のごった返し市場・宝山路にヤマと積み上がる中古コピー機と互換インク

上海のごった返し市場・宝山路にヤマと積み上がる中古コピー機と互換インク

WS000003

上海のごちゃごちゃ市場である宝山路に行って来ました。プリンターやスマホなどの家電類だけでなく、衣服から調理器具まで売られています。

部品を取り出されたコピー機の残骸でしょうか。被せたシートの上にさらに並べられています。

WS000002
おもに中古のプリンターが置かれています。小型機はHP、中型機はゼロックス、大型複合機はリコーの機械が多く見受けられました。
プリンターのインク補充は、日本のようにカートリッジ取り替えではなく、直接インクをタンク(CISS)に注ぎこむプリンターのほうが普及しているようです。

 

▼EPSONのプリンターに外からタンク(CISS)をつなぎ込んでいる

WS000004
EPSONがCISS付きのプリンターを日本で2016年2月に発売して話題に(EPSONのリリース)なりましたが、海外では当たり前の顔をして街におります。純正のインクやカートリッジを買ってくれないアジアでは、消耗品で稼ぐスタイルは無理なので、それを諦めて最初から外付けタンクを付けて売っています。

 

▼EPSONの純正CISS(エコタンク)付きプリンター

WS000006
メーカーがプリンターそのものにCISSを付けている場合もありますが、プリンターに別売りのCISSをくっつけているパターンの方が多いようです。

こちらでは6色インクの機械が流行っているようです。日本でも一昔前は6色ブームがあったようです。

WS000005
女子3人のポーズに古めかしさを感じる。

WS000007

「6色だから写真が綺麗でしょ?」ということなんでしょうが、この印刷がこの機械で行われたと信じられる人は果たして何%いるのか。
こちらのマネキンも、疑いの眼差しを向けています。

 

WS000001

 

凛々しい顔して、ちんちんは丸出しなんですね。

WS000000

 

風邪ひくぞぉ。

金玉も縮こまっているではないか。

ただでさえ屋根が屋根として機能していない街なのだから。

 

WS000008

■関連記事

●台湾編
>> 日本の純正インク・保守牢獄は長く続かないと思った【台湾視察レポート前半】
>> 台湾も外付けタンク(CISS)と互換インクまみれだった【台湾視察レポート後半】

●ヨーロッパ編
>> サムスン製プリンターがヨーロッパを席巻中【ぶらりヨーロッパを訪ねて①】
>> プリンターインクの内容量を書いていない理由を誰か教えて【ぶらりヨーロッパを訪ねて②】
>> ヨーロッパの方々はA4・白黒印刷がお好き?【ぶらりヨーロッパを訪ねて③】

●EPSONの国内向けCISS付きプリンター
>> 【EPSONエコタンクプリンター】インクドボドボが巻き起こす業界破壊

海外の印刷事情をたずねてカテゴリの最新記事