日本のインクはシャネルの香水より高い
【日本と韓国で、インク代を比較してみました】
価格はそれぞれ価格コムと商品検索サイトaribabaの底値です。
社名 | 商品 | 容量 | 価格 | 1ml当り価格 |
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キャノン | BJI-P600 BK | 80ml | 4,360円 | 54.5円/ml |
YiTe Trade社 | オリジナルインク | 1,000ml | 8$(約800円) | 0.8円/ml |
何と、日本は韓国よりインク代がおよそ70倍も高いことがわかります。日本のインクはシャネルの高級香水より高いと言われますが、コピーする度にじゃんじゃんシャネルの香水が振りかけられていると思えば、その価格の異常さがおわかりかと思います。
一方で、オフィスコピーではインク代が形を変えて「カウンター料金」になっているケースもあり、カラーコピーを1枚するごとに30円程度もコストが発生している会社も多くあります。こうなるともはやシャネルどころではありません。
ではなぜ、日本のインク代はこれだけ高いのでしょうか。それは、日本のコピー機屋さんがコピー機本体を安く抑えてランニングコストで回収するという仕組みを徹底し、我々ユーザに「純正インク神話」が染み付いているためです。
では、純正インクではない独自インクを使ってはいけないのでしょうか?
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