【バイラルメディア】著作権無視のBUZZNEWSが閉鎖されても、ヤリ逃げ運営者は今頃高笑い

【バイラルメディア】著作権無視のBUZZNEWSが閉鎖されても、ヤリ逃げ運営者は今頃高笑い

コピーはコピーでも「コピペ」についてです。先日、バイラルメディア「バズニュース(buzznews)」というサイトが閉鎖されました。バイラルメディアとは読者に拡散してもらうことを目的としたメディアで、友達に教えたくなるようなネタ、例えば「心暖まる親子の物語」や「猫の変顔」などの感動ネタ、オモシロ話などを紹介するサイトで、要するにどうしようもなく頭が悪くて時間を持て余した若者の集い場です。

 

バイラルメディアは著作権法違反まみれだった

すでに日本で息も絶え絶えになっているバイラルメディアですが、唯一の功績は「ネット業界にも著作権ってあるんだよ」ということを周知したことでしょう。そりゃ著作権法は適用されるに決まってるんですが。バイラルメディアの多くは誰かが作ったネタをほぼそのままコピペして自社の記事として紹介し、人を集めて広告収入で稼いでいました。ちなみに他の人が作った著作物を「正しく引用」するためにはいくつか要件があります。

(1)公正な観光に合致し,かつ報道,批評,研究その他引用の目的上正当な範囲内
(2)引用部分と自己の著作が明確に区別できること
(3)自己の著作物が主,他人の著作物が従の関係に

要するに『妥当な範囲で、本来言いたいことの補足として引用し、かつ引用部分が明確であれば良い』ということです。これを守っていないと無断転載となり、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金が科せられる可能性があります。で、バイラルメディアはほとんどが無断転載でした。

 

ネット業界でパクリは当たり前、最低レベルなんです我々のモラルは

ネット業界といえば「怪しい」という印象が相変わらず強いと思いますが、まさにその通りです。ネット業界の人間が言うのだからそんなに間違っていないと思います。誰が運営しているのか明記する必要もなく、情報の揮発性も高いので「間違えていれば修正すればいいや」「訴えられたら引っ込めて謝ろう」と考えて運営している会社が99%です(筆者による適当調べ)。さらに個人が参入しやすい業界なのでモラルは最低レベルを極めています。無論、自分も思い当たる部分が。。

このサイト「コピー機Gメン」の画像や文章も同業の方々にしょっちゅう無断で転載して頂いています。「訴えれば良いじゃない」という声も聞こえてきそうですが「時間と弁護士費用かけて小遣いくらいの和解金貰うくらいなら、普通に仕事しよう」と思うのがまともな判断です。バイラルメディア側は訴訟する側のそういった心理も見透かした上で、問題が大きくなったら閉鎖してしまえと思っていることでしょう。なのでバイラルメディアは次々閉鎖していますが、これまで稼いだ大きな金額と支払った小さな和解金で比較すれば、完全に「ヤリ逃げ」は成功です。

 

バズニュース運営者は前職でも怪しい商売してました

ヤリ逃げに成功したバズニュース運営会社はWebTech Asiaという会社で、代表は高木健作さんという1988年生まれの若い経営者です。「シンガポールで会社の経営をしています」とTwitterで自己紹介。いやあ格好良い、惚れそうだ。ブログも運営されているようで、「21歳から会社を経営して学んだ事。そして、今、大事にしている17個の考え」なんていう高尚な記事も見つけました。13番目の大事な考えは「一生子供でいる」のだそうです。へえ、そうですか。そうですか。

で、彼が前に経営していたワナビーズという会社は何をしていたかというと、まさにフェイスブックで「いいね!」を集めてスパムメールを送りつけるというハイレベルなお仕事で、ネット業界では比較的有名でした。素晴らしい仕事をしていたのに、なぜわざわざ会社名を変えて仕事をする必要があったのか全然わかりません。わかりませんねえ。次にどんな素敵なお仕事をされるのか、みんなで注目しましょう。もしかすると、もうすでに次に火を入れる森を見つけているのかもしれません。

 

 

バイラルメディアは焼畑農業


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