
印刷し放題レンタルプリンターとは?
印刷し放題レンタルプリンターの料金を比較
印刷し放題レンタルプリンターの無料お試しを比較
印刷し放題レンタルプリンターの保守サポートを比較
印刷し放題の申込み方法と納品までの流れ
「タダより高いものは無い」と田舎のお母さんは言いましたが、印刷し放題の無料お試しはどんなでしょうか。「設定が結構めんどうくさいんじゃ?」「返却しようとしたら、最後に売り込まれたりするんじゃないか?」という疑いを捨てきれず、「スリホ」の無料お試しをサイトから申し込んでみました。
前提として、自分は「IPアドレス」「ネットワーク」「サーバー」のような類の言葉が極めて苦手なので、設定に強い不安があった。
■メールフォームで問合せ→すぐ電話が来た
お問合せフォームから問い合わせると、数時間後に、若い男性の担当の人から電話が入り、「3営業日後にはオフィスに届けてくれる」という。(場所に関わらず常に10日以内には納品しているそうです)
事前に「LANケーブルのポートを開けておく」ようにということと、「コンセントを一箇所開けておいてください」と言われる。いきなり苦手ワードが出てきた、ポートって何だとよ思いつつ、わからなかったらまた聞けば良いやということで、全てを知ったような顔で「わかりました」と電話を切る。どうやら説明書も入ってるし、フリーダイヤルでの電話対応もしているとのことで、何となく安心して当日を待つ。
■3日後、届いた→デカい
予定通りオフィスに届いた。思ったよりもデカくてビビる。佐川急便かどっかの配送担当のおじさんが逃げるように地面に置いて行ったので、腰が悪い私は他のスタッフさんに手伝ってもらって机の上に上げた。
真っ白な発泡スチロールの間からカラフルなインクタンクがおしとやかに顔を出す。愛おしさを感じる。
まずは1枚のマニュアルを引っ張り出します。
管につながった特注インクタンクに気をつけながら、本体を引きずり出します。(このとき、慌てて本体だけ出そうとすると、細い管だけでつながったインクタンクがだら~んとぶらさがって焦るので、気をつけてください。でも、だら~んとなっても問題はありませんでした!)
インクはすでに満タン入っている。印刷への気持ちは高まる。
まずは本体のうしろに、バッテリーをがしゃんとハメる。
プリンターのバッテリーってこんな感じで付けるんだ、と初めて知る。 次に、本体をプリンター設置スペースに移動させ、電源と接続します。
■インクテスト→なぜか楽しい
移動させたら、「ヘッドクリーニング」という作業をして、インクがちゃんと出るのか確認します。要するにインクをつける筆を整えている、みたいな感じなんでしょうかね。その前に、本体とインクタンクをつなぐ管についているストッパーを「パカッ」と開きます。
印刷のときにかすれたり変な線が入るのは、インクの通路に空気がはいったり逆流したりするからだそうで、配送のときにこういったことになりやすいんだとか。それを防いでいるのがこのストッパーなんだそうです。スリホの侮りがたい技術を感じる。
ポチっと電源を入れると、プリンターが目覚め、ディスプレイが起き上がります。キレイでびっくり。そして手で「シュッシュッ!」とスライドさせられるオシャレ方式。
マニュアルに従い、簡単なボタン操作だけでヘッドクリーニングまで行けました。ウォ~ンという音をたてて、テスト用の印刷物が出てきました。キレイですね。ちなみに、コピー用紙はあらかじめ50枚くらい入れてくれているようです。
これを簡単な作業で3回ほどくりかえせば、ヘッドクリーニングは完了です。超カンタンで、なかなか気持ち良い作業。あとはPCとつないで印刷するだけ!
■PCとの接続→必要無い方は、読み飛ばしてください
直接付属のLANケーブルでPCとプリンターをつなぐことも可能ですが、無線でプリントする方が便利なので、無線LANとつないでみます。
まずはプリンターを社内のネットワークに入れてあげます。プリンター側のディスプレイの「ネットワーク」というところから簡単に設定できました。
続いて、自分のPCにプリンターを認識させます。パソコンにCDを入れるところが無いので、インターネット経由でドライバーをインストールしました。HPのofficejet Pro 8600 Pluse という機械で、ここからドライバをダウンロード出来ます。
OSを選んで(Windowsの場合は左下のWindowsボタンを押して、「コンピュータ」を右クリック→「プロパティ」の選択で、OSのバージョンが出て来ます。30分前に知りました。)、「ダウンロードを開始する」でダウンロードします。
ダウンロードしたアイコンを起動して、インストールします。途中でよくわからないものまでまとめてダウンロードされそうになるので、全部チェックを外して進みます。HPとマイクロソフトの小さな陰謀か。。
あとは説明通りに「次へ」を連打しておけば、インストールも完了します。
■PCとの接続→フリーダイヤルを使うこともなく終了
PCがネットワーク内にあるプリンターを認識したら、ついに印刷です。ブラウザで表示した「コピー機Gメン」の画面を印刷してみます。
Gメンの顔もキレいに印刷されている。それにしても、アゴとモミアゲの目立つGメンだな。。
印刷速度も、毎分16枚なので、全然使える速度。
やや紙がしわしわになってしまうのは、コピー用紙との相性の問題もあるかもしれません。これが気になる人は、レーザープリンターを検討してみても良いかも!
■フリーダイヤルに電話してみる
どうやって返却すれば良いのか、確認のためにフリーダイヤルに電話してみる。12時半という実に嫌らしい時間に電話をしてみたところ、元気の良い若い女性が対応してくれた。すると、返却のときは着払いで良いので、運送会社さんに梱包から任せてしまって問題無いとのこと。ダンボールや緩衝材がけっこうデカかったので、保存しておくのは面倒だなと思っていたので、素晴らしいサービスに感激。
「最後に売りつけられるんじゃ?」という不安も、女性の案外あっさりとした対応で、ひとまず安心。
■総括→印刷コストからの開放感がヤバい
レンタルプリンターをこれまで「定額性でコスト的にメリットがある」と合理的にのみとらえていましたが、精神的に強烈な開放感を感じられることがわかりました。電話料金がかかっていたのが、スカイプとかLINEで無料で通話出来るようになったときの感覚に似てますね。
うちはそんなに印刷コストがかかってるわけではなかったんですが、インクは高いし、なぜかすぐになくなるし、カウンター契約なんかしたらとんでもないし。。ということで、知らず知らずのうちに印刷とどんよりした気分が直結していたということに気付きました。
今回はどれだけ刷っても同じなので、「何か印刷するものは無いか?!」探してしまうという貧乏根性も働き、印刷するのがめちゃくちゃ楽しくなりました!
みなさんもこの開放感、ご賞味ください。