【広告】
本記事は、アフィリエイトプロモーションを含みます。
象牙は「印材の王様」と呼ばれ、古くから人気が高い印材です。しかし、象牙印鑑は野生動物保護の観点から取り扱いのあるショップは少なく、販売中止は時間の問題です。今回は「どうしても象牙の印鑑がほしい」という方に、象牙印鑑の特徴や購入可能なショップをご紹介します。
象牙印鑑の魅力とは?
まずは象牙印鑑の魅力を確認します。象牙印鑑の魅力は、以下の5つです。
- 魅力1:希少性
- 魅力2:耐摩耗性
- 魅力3:捺印性
- 魅力4:風格
- 魅力5:吉相印
魅力1:希少性
象牙の印鑑は希少です。象牙印鑑は、所有欲を満たしたい方には最適の印鑑と言えます。象牙印鑑の数が少ない理由には、野生動物保護の問題が絡みます。野生の象の数は年々減少傾向にあり、ワシントン条約によって、1989年にアフリカゾウの象牙の国際取引が禁止されました。つまり、そもそも市場に出回る象牙の数が少ないため、希少性が高いということです。
魅力2:耐摩耗性
象牙の印鑑は一生ものと言われます。その理由は、耐摩耗性の高さにあります。例えば、木製印鑑は、朱肉の油によって印面が劣化していずれボロボロと崩れます。しかし象牙の印鑑なら、印面の劣化はほとんどみられず、いつまでもキレイな印影を残します。管理次第ですが、10年先、20年先も美しい印影を保てるという点は、最大のメリットです。
魅力3:捺印性
象牙の印鑑は、捺印性が高いため「印鑑を押すのが苦手」という方にもおすすめです。象牙は朱肉との馴染みが非常によく、適度な重さもあるため、しっかりと捺印できます。象牙はチタンに次ぐ重さがあります。また、手に持った感触も馴染みがよくしっかりと持てるため、安定感があります。
魅力4:風格
象牙の印鑑が「王様」と呼ばれる理由には、耐久性や捺印性、希少性などもありますが、やはりそのどっしりとした風格からくるものではないでしょうか。象牙の基本色は白ですが単純な白ではなく、穏やかさを称えた柔らかいアイボリー色であることが特徴です。しかも象牙は使い込むほどに朱肉の油の影響から美しい質感を醸し出します。何とも言えない高級感は、一生ものの印鑑にふさわしい素材と言えます。
魅力5:吉相印
日本には昭和の中ごろに登場した「吉相印」という開運印鑑があります。吉相印自体の考え方にも「本当に開運効果があるのか?」など賛否があります。が、象牙は吉相印の素材として認められており、縁起のいい印材と言われます。印鑑に開運効果を求めたいという方にはおすすめの印材です。もちろん吉相印とするには、八方位や書体など考慮すべき様々な条件をクリアしなければなりません。
デメリット
それでは次に、象牙印鑑のデメリットを確認します。象牙印鑑のデメリットは以下の4つです。
- 耐衝撃性が弱い
- 耐熱性が低い
- 水濡れに弱い
- 紫外線にも弱い
耐摩耗性は大変高い象牙ですが、取り扱いの状況次第では一生ものの印鑑にはならないかもしれません。実は落下時の衝撃にはかなり弱く、熱や紫外線、水濡れにも弱いことが短所として挙げられます。象牙印鑑を落としてしまった場合、割れや欠けが起こるかもしれません。
朱肉を水で洗い流すことはできますが、洗剤などは使用せず、よく拭き取って日陰でしっかり乾燥させます。象牙印鑑は必ずケースに入れて、直射日光が当たらない冷暗所に保管しましょう。
購入で気を付けるポイント
それでは次に、象牙印鑑を購入する際に気を付けるポイントを確認します。購入で気を付けるポイントは以下の4つです。
- 販売中止の可能性
- 「特別国際種事業」認定ショップで購入
- 象牙のランク
- 相場
販売中止の可能性
象牙の印鑑は、現在まで数は少ないものの取引が続けられてきました。が、近年、特にオンライン上での違法な取引による野生象の乱獲が問題視されています。日本でも楽天をはじめ、メルカリやヤフー、minneなど大手のネット通販事業者が自社のネットショップでの象牙の取引を禁止済みです。
この流れをうけ、ネットショップを展開する大手印鑑ショップも、象牙印鑑の製造販売中止を続々と決定。国際的に野生動物保護の声が高まる中、象牙の国内取引を法律で禁止しない日本政府に世界各国から批判が集中しています。
「特別国際種事業」認定ショップで購入
現在、象牙印鑑を販売している業者は、国から「特別国際種事業」として登録を許可されています。象牙印鑑を購入する際には、必ず経済産業省から「特別国際種事業者番号」付与済みの事業者を選びましょう。事業者番号のないショップの場合、乱獲された不法な象牙である、もしくは偽物の可能性が高いので注意してください。「特別国際種事業者番号」を取得している代表的なオンライン印鑑ショップは以下です。
- 平安堂
- 畑正
- はんこ良品
- はんこプレミアム
- 職人工房
- 西野オンライン工房
象牙のランク
象牙にはランクがあります。偽物や質の悪いものを購入しないためにも、象牙のランクについて知りましょう。象牙中心部から順に「中心層」「中皮層」「外皮層」と呼ばれます。象牙を質の高いものからランク順に並べたものは以下です。
- 横目芯持(日輪)
- 中心層
- 中皮層
- 外皮層
1本の象牙の中心層から採れる印鑑は、数本程度と希少性が高いのが特徴で、目も細かく丈夫です。外皮層の象牙は、目も粗く、耐久性に劣ります。ショップによっては外皮層の象牙印鑑を「最高級象牙」などと表記することもあるため、注意が必要です。
中心層よりさらに上の最高級ランクに位置付けられるのが横目芯持です。横目芯持は、1本の象牙から1本出るか出ないかと言われるほど希少性があります。通常は縦方向にとる象牙を横方向に切り抜き、象牙の芯を含む部分を選んで採取されるため、印鑑には独特の縞模様が出現します。横目芯持は年輪のような縞模様から、別名「日輪」とも呼ばれます。
相場
ネット購入できる特定国際種事業認定ショップの実印15mm象牙製印鑑の平均価格を調査しました。象牙はランクによって価格が大きく違います。どのショップも2万円弱~購入可能ですが、最高級の日輪は10万円前後という価格設定。そもそも日輪を取り扱うショップも少なく、希少性の高さがうかがえます。ご参考までに各ショップの2020年1月現在の価格を掲載します。
- 平安堂 (本象牙)34,700円~(日輪2寸5分丈)121,068円
- 畑正 (普及材)19,800円~(ハード材)40,578円
- はんこ良品 (本象牙)24,750円~(極上本象牙)58,850円
- はんこプレミアム (本象牙並上)18,800円~(本象牙横目日輪)70,800円
- 職人工房 (本象牙)16,500円
- 西野公房 (並)18,180円~(極上芯持)44,600円
上記の特定国際種事業認定ショップの価格を参考に、適切な価格帯の象牙を選びましょう。あまりに安い象牙印鑑は、偽物の可能性や質が悪い可能性があり、危険です。
おすすめのショップ
それでは最後に品質の良い象牙印鑑を販売しているショップを2つご紹介します。以下の2つは、どちらも貴重な「日輪」の取り扱いがあるショップです。
- はんこプレミアム
- 平安堂
はんこプレミアム
はんこプレミアムで取り扱いのある象牙は、並・極上・日輪の3種類で10年保証つきです。確かな品質でありながらも、ネット通販印鑑ショップの中でも最安値と言える価格帯を実現しています。本象牙の並なら、実印15mmサイズでも18,800円です。貴重な日輪でさえ、15mm実印サイズ7万円台という破格の安さ。手ごろな価格帯で本格象牙印鑑をお求めになりたい方は、はんこプレミアムがおすすめです。
【はんこプレミアムの口コミ評判】実印や会社印の作成者必見!人気の印鑑通販サイト解説
平安堂
平安堂では、象牙の仕入れからこだわり、1本1本に職人の目が行き届いています。公式サイトには、象牙のランクの詳しい解説が掲載されており、象牙への思い入れの強さがうかがえます。象牙のランクを、気軽に購入できる「本象牙」から「高級本象牙」「特選本象牙」「極上本象牙」「日輪」と5ランクに分け、価格設定も明確です。通常サイズよりも長い2寸5分丈の印鑑も販売されています。長く使える一生ものの象牙印鑑が欲しいなら、平安堂がおすすめです。
【平安堂の口コミ評判】実印や会社印の作成者必見!人気の印鑑通販サイト解説
まとめ
- 象牙印鑑の魅力は、希少性・耐摩耗性・捺印性・風格・吉相印の5つ
- 象牙印鑑購入で注意すべきは、販売中止の可能性・ショップ・ランク・相場の4つ
- おすすめショップは、日輪の扱いがある「はんこプレミアム」と「平安堂」