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freeeサインとGMOサインを徹底比較!
freeeサインとGMOサインを徹底比較します。比較ポイントは以下の6つです。
- 価格
- 機能
- セキュリティ
- 法的効力
- 導入コスト
- アフターサービス
ベテランGメン園川
【価格比較】freeeサインが安い
※画像はfreeeサイン公式より引用
GMOサインにもfreeeサインにもお試しで使える無料プランがあります。GMOサインの有料プランは2種類、freeeサインには有料プランが5種類あります。
- お試しフリープラン:月額基本料金0円
- 契約印&実印プラン:月額基本料金9,680円
- 無料プラン:月額0円
- 個人事業主限定スタータープラン:月額980円
- Lightプラン:月額4,980円
- Light Plusプラン:月額19,800円
- Proプラン:月額50,000円〜
- Pro Plusプラン:月額120,000円〜
より安い有料プランが用意されているのは「freeeサイン」です。また、freeeサインの有料プランは機能に合わせて細かく分けられているので、「自身に必要な機能だけコスパよく導入したい」方におすすめです。
ただし、freeeサインの最上位プランは月額12万円〜。GMOサインよりも高くなってしまいます。電子契約サービスに多くの機能や高いセキュリティを求めるなら、GMOが良いかもしれません。
【機能比較】互角
※画像はfreeeサイン公式より引用
GMOサインとfreeeサインの機能は両者互角です。
▼GMOサインとfreeeサインの機能比較
GMOサイン | freeeサイン | |||||||
プラン名 | お試しフリープラン | 契約印&実印プラン | 無料プラン | 個人事業主 | Light | Light Plus | Pro | Pro Plus |
ユーザー数 | 1 | 無制限 | 1 | 1 | 1 | 6 | 要相談 | 要相談 |
送信件数 | 5文書/月 | 無制限 | 1文書/月 | 10通/月 | 50通/月 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
認定タイムスタンプ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ワークフロー設定 | ◯ | ◯ | ◯ | × | × | × | ◯ | ◯ |
ワンタイムパスワード | ー | △ | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 |
手書きサイン・印影登録・ 電子印鑑 |
◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
電子署名 | ◯ | ◯ | ◯ | 不明 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
送信件数に制限をかけたくないならGMOサイン、など具体的なニーズに合わせて選ぶのが良いでしょう。
月額1万円未満でより多くの機能を使いたいなら、GMOサインの方がおすすめです。
【セキュリティ比較】ほぼ互角
※画像はGMOサイン公式より引用
セキュリティの観点からも、freeeサインとGMOサインはほぼ互角。
▼GMOサインとfreeeサインのセキュリティ比較
GMOサイン | freeeサイン | |
Firewall | ◯ | ◯ |
Web Application Firewall | ◯ | ◯ |
保存ファイルの暗号化 | ◯ | ◯ |
バックアップ | ◯ | ◯ |
ワンタイムパスワード | ◯ | 不明 |
セキュリティ面から電子契約サービスを選びたいなら、こちらの記事をご覧ください。
【法的効力比較】GMOサイン
※画像はGMOサイン公式より引用
法的効力の比較では、GMOサインが圧勝!GMOサインの法的効力は電子署名の中でも最高レベルを誇っています。
電子署名には、立会人型と当事者型の2種類があります。立会人型と当事者型の違いは本人性の認証プロセスの違い。当事者型は電子認証局による厳格な審査をもとに、電子署名書を発行するので、非常に信用性が高いとされています。
- 立会人型=電子契約サービス会社が本人性の担保・契約の正統性を証明するもの
- 当事者型=契約の当事者同士が電子証明書を準備し、本人性を担保するもの
GMOサインは立会人型と当事者型から選べますが、freeeサインは立会人型のみ。実印から置き換えるのが目的なら、当事者型のあるGMOサインを選べば間違いないでしょう。
【導入比較】freeeサイン
※画像はfreeeサイン公式より引用
導入のしやすさでは、freeeサインに軍配が上がるでしょう。なぜならfreeeサインは人気会計クラウドソフトfreee会計と連携できるから。他freeeサービスと共通ID・パスワードでログインできるので、導入もスムーズ。支払いも、登録しているカードでまとめて請求可能です。
GMOサインの導入も簡単ですが、既にfreeeアカウントを持っていたり、今後他のfreeeサービスを使う可能性があるなら、freeeの方が簡単に導入できるでしょう。
ただし、連携可能なサービスの数としてはGMOサインの方が多いので、複数のサービスを連携させて業務効率化を目指したいなら、自社で使っているサービスがGMOと連携しているかを公式HPで確認するのが良さそうです。
【アフターサービス比較】freeeサイン
※画像はfreeeサイン公式より引用
freeeサインのアフターサービスの充実度は業界トップクラス。
- zoomでオンライン面談あり
- 機能説明と管理画面の操作レクチャーあり
- 社内の電子契約の運用方法もサポート
- 電話・メール・チャットでサポート(カスタマー/取引先)
なかでも驚きなのが、ユーザーだけでなく契約相手のサポートも行ってくれること。電子契約を導入するには契約相手企業の同意が必要ですが、手間が増えるからと導入を渋る企業も少なくありません。freeeサインであれば、取引先のサポートも充実しているため導入してもらいやすいでしょう。
GMOサインの契約後のアフターサービスも業界の中ではかなり充実していますが、freeeサインには負けてしまうでしょう。
- 動画コンテンツ(機能別チュートリアルなど)
- 電話 or 有人チャットサポート(平日10:00〜18:00)
- ウェビナー(導入者向けに初級〜機能活用編まで)
【GMOサイン or freeeサイン】事業規模別のおすすめ度を比較
最後に、GMOサインとfreeeサインのどちらがおすすめかご紹介します。
個人事業主・フリーランスなら「freeeサイン」
※画像はfreeeサイン公式より引用
個人事業主やフリーランスの方なら、freeeサインがおすすめです。おすすめは個人事業主限定のスタータープラン。月額980円と格安なのに「電子契約締結」「マイ印鑑登録」「公式テンプレート」などの機能が詰め込まれています。
freee会計などで既にfreeeのIDを使っているなら、導入もスムーズに済むでしょう。
ただし、絶対に1ヶ月に5通以上送らないと断言できるなら、GMOサインのお試しフリープランでも十分かもしれません。文書テンプレートやアドレス帳の登録も5件までですのでご注意ください。
小規模事業者にも「freeeサイン」がおすすめ
個人事業主・フリーランスの方と同じく、月の契約数が10程度の小規模事業者の方にもfreeeサインがおすすめです。
GMOのフリープランは5文書/月が上限で、上限を超えた場合は機能制限がかかってしまいます。
freeeサインのLightプランなら月額4,980円で月50通まで送信可能。月末まで安心して利用できます。
ただし、freeeサインのLightプランはアカウント数が1つのみ。複数アカウントが必要なら、月額9,680円のGMOサインを検討しても良さそうです。
中小・大企業はGMOサインがおすすめ
※画像はGMOサイン公式より引用
ある程度以上の規模の企業で導入するなら、立会人型と当事者型の両方が選べるGMOサインがおすすめです。用途に合わせて利便性と信用性のどちらを重視するか決められるのも便利でしょう。
※画像はGMOサイン公式より引用
またGMOサインはオプションでセキュリティ・内部統制を強化できます。
- ワークフロー固定機能
- IPアドレス制限
- SSO・IdP連携(SAML)
- スキャン文書管理(10GB)
- ⼀括ユーザー管理
- メールドメイン制限
- ⽂書閲覧者・署名者ロールの⽂書ダウンロード許可
- 送信件数明細
- システム管理者ロール
freeeサインにも内部統制を整えられるプランがありますが、月額5万円〜とやや高額なのが難点です。
まとめ
freeeサインとGMOサインはどちらも高機能でセキュリティ性能が高い電子契約サービス。ニーズに合わせて選択するのが良い。
- 個人事業主・フリーランス・小規模事業者=freeeサインがおすすめ
- 中小・大企業=GMOサインがおすすめ