【広告】
本記事は、アフィリエイトプロモーションを含みます。
新人GメンKEICHI
ベテランGメン園川
オペレーター 杏奈
黒水牛・オランダ水牛とは?
水牛系印材には、黒水牛とオランダ水牛の2種があります。オランダ水牛は別名「白水牛」「牛角」とも呼ばれます。
「芯持ち」と呼ばれる角中心部を使った印材は、耐久性に優れます。手彫りも可能なので、実印や銀行印など重要な印鑑の素材としておすすめです。同じ動物角系印鑑の象牙と比べると、水牛系印材は比較的安価な価格帯で購入できます。
黒水牛印鑑とオランダ水牛印鑑とでは、カラーの違いが目につきます。一般的に男性は運気を上げると言われる黒水牛を、女性はオランダ水牛を選ぶ傾向が強いようです。人気の印材ですが、メンテナンスや取扱いにはやや注意すべき点がありますので確認しましょう。
新人GメンKEICHI
ベテランGメン園川
黒水牛・オランダ水牛の「芯持ち」とは?
黒水牛やオランダ水牛の印鑑を購入するなら、ぜひ「芯持ち」を選んでください。「芯持ち」とは、水牛の角の中心部を含んだ印材のことです。芯持ちとそうでない割材とでは、印材としての強さが全く違います。芯持ちの特徴は以下です。
- 印鑑上部の真ん中に小さなキズ・窪みがある
- 反りが出にくい
- ひび割れしにくい
- 1本の角から少量しか採取できず、貴重
- 割材より芯持ちのほうが高価
芯持ちは、反りが出にくく、割れにくいため、割れ材と呼ばれる角周囲の印材よりもはるかに耐久性に優れます。ただ、1本の角から採取できる芯持ち印材は限られているため、どうしても価格は割れ材より高めになります。
ベテランGメン園川
新人GメンKEICHI
ベテランGメン園川
新人GメンKEICHI
ベテランGメン園川
色・手彫りにこだわる
黒水牛やオランダ水牛の印鑑を購入するなら、色味や彫り方にもこだわって選びましょう。
黒・白の濃度
黒水牛とオランダ水牛の最も分かりやすい違いは、カラーです。オランダ水牛は白っぽく、黒水牛は黒光りしています。
オランダ水牛は単純な白ではなく、色の濃淡があります。茶色が多く入ったものを「フ入り」と呼び、フが少ないものほど高級です。一般的な印鑑ショップではフの濃さ順に、
と4段階に分かれます。とはいえ、フ入りのものが悪いわけではありません。フの入り方は1本1本違うため「自分だけの唯一無二の印鑑が欲しい」という方に人気です。
一方、黒水牛の印鑑は、ほぼどの印鑑も濃い黒色をしています。自然のままだと色むらがありますが、色むらをなくすために黒く染色しているものがほとんどだからです。
しかし中には「純天然黒水牛」という無着色の製品もあります。純天然黒水牛印鑑は、白い班模様を持ちます。染色ものとは違う天然の美しさを感じられる印鑑です。
手彫りを選ぶ
実印や銀行印として今最も注目されているのは、実は黒水牛やオランダ水牛ではなく、チタン印鑑です。耐久性・捺印性・メンテナンス性のどれをとっても黒水牛・オランダ水牛はチタン印鑑にかないません。
しかし黒水牛・オランダ水牛が唯一、チタン印鑑に勝る機能性があります。それは…
ということです。黒水牛・オランダ水牛は、堅牢で耐久性に優れた印材でありながらも、彫刻刀を使って人の手で彫ることができます。一方、チタン印鑑は、硬度が高すぎるため、彫刻刀が入りません。
手彫りできるということは、よりオリジナル性の高い印面を得ることができるということです。もちろん手彫りは機械彫りよりも価格は高くなりますが、実印や銀行印などできるだけ偽造を防ぎたい重要な印鑑には、手彫りの黒水牛・オランダ水牛印鑑をおすすめします。
新人GメンKEICHI
ベテランGメン園川
新人GメンKEICHI
ベテランGメン園川
相場
機械彫り手仕上げの場合、実印15mmサイズで数千円の違いですが、黒水牛のほうが安価です。ネット上で購入できる印鑑ショップの機械彫り手仕上げ実印15mmの価格を比較すると、黒水牛は4,000円程度、オランダ水牛は5,000円程度で購入できるものが多いよう。
どちらが優れているかというよりも、希少性によります。オランダ水牛のほうが黒水牛よりももともとの角のサイズが小さいため、1本の角から採れる印材が少ないからです。
ちなみに手彫りになると、上記価格にプラス4,000円~9,000円ほどかかります。手彫りの黒水牛・オランダ水牛の印鑑なら、1万円以上はかかると考えてください。
新人GメンKEICHI
ベテランGメン園川
新人GメンKEICHI
ベテランGメン園川
運気が上がるのはどっち?
印鑑によって運気が上がる・下がるという話を気にされる方も多いことでしょう。実際、吉相印といって昭和中ごろから印鑑で開運するという考え方が隆盛を極めたことがあります。
黒水牛とオランダ水牛のうち運気が上がると言われているのは、黒水牛です。一方のオランダ水牛は、波乱万丈という意味を持ち、運気を下げる印材と言われます。しかし「柘印鑑こそ開運印鑑」という信条を掲げる印鑑業者によると、黒水牛もオランダ水牛もNG印材だそう。
ただ、これはあくまで「そういう一説がある」ということだけで、真実がどこにあるかは不明です。当たり前のことですが、黒水牛やオランダ水牛の実印を持ったからといって、運気が簡単に上がり下がりするものではありません。「黒水牛の印鑑を持てば必ず全員幸せになる」というわけではありません。
大切なのは、自分が「いい!」と思う印鑑を持つということです。ぜひ自分の直感を信じて、好みの印鑑を選んでください。
新人GメンKEICHI
ベテランGメン園川
新人GメンKEICHI
ベテランGメン園川
注意事項
黒水牛・オランダ水牛の印鑑を購入するなら、メンテナンスと偽物に注意しましょう。注意事項を確認します。
メンテナンスをしっかり
水牛系印鑑は、タンパク質を主原料としているため、メンテナンスにはかなり注意が必要。黒水牛もオランダ水牛が特に弱いのは以下の5つの項目です。
- 乾燥
- 虫食い
- 直射日光
- 温度変化
- 落下の衝撃
特に乾燥と虫食い、落下の衝撃には気を付けてください。オリーブオイルや椿オイルなど天然のオイルを含ませた柔らかい布で印鑑を拭くと、乾燥防止になると同時に、艶感もアップします。
必ず冷暗所にてケース内で保管し、長時間ケースの外に出さないようにしましょう。落下の衝撃にも大変弱く、机から硬い床に印鑑を落とすと、割れてしまうかもしれません。くれぐれも取り扱いには注意してください。
偽物に注意!
水牛系の印鑑は、象牙印鑑よりも安価で、耐久性や捺印性に優れるため、人気があります。しかし、その人気を逆手にとって、偽物を堂々と販売する業者が後を絶ちません。騙されないために気を付けるポイントは以下の3つです。
- 光沢
- 印影・印面
- 価格・保証など
水牛系印鑑には独特の光沢があります。水牛系印鑑は、研磨することによって素材の奥から湧いてくるような美しい光をまといます。偽物の水牛系印鑑は、表面を化学物質で覆って艶を出しており、本物と比べると全く艶感が違います。くすんだ光沢しかもたないものは、偽物の可能性が高いでしょう。
また、水牛系印鑑のメリットは、捺印性の良さです。届いた印鑑を押してみて印影がハッキリせず、美しさを感じないなら、偽物かもしれません。また、黒水牛の場合、印面も黒です。オランダ水牛の場合は白い印面なので判断の基準になりませんが、黒水牛の場合は印面の色も確認しましょう。
さらに上記でお伝えしたとおり水牛系印鑑の相場は、4,000円~5,000円ほどです。ネット上ではこの価格を大幅に下回る1,000円ほどの水牛系印鑑も販売されています。が、やはりあまりに安い場合は、偽物である可能性を疑いましょう。
きちんとした印鑑ショップの場合、「保証〇年」などとある程度の保証期間を設けています。「創業〇年」など実店舗での営業の歴史がある店舗のネットショップなら、さらに安心です。
新人GメンKEICHI
ベテランGメン園川
黒水牛・オランダ水牛印鑑おすすめのショップ
それでは最後に、安心して水牛系印鑑を購入できるおすすめの印鑑ショップを3つご紹介します。今回は貴重な「黒水牛」で染めを施していない印鑑を販売しているショップを中心に選びました。
ハンコヤドットコム
ハンコヤドットコムでは、他の店舗では取扱いが少ない「純天然黒水牛」印鑑を販売しています。深い黒と白い班模様がとても美しい印鑑で、人気があります。一般的な黒水牛印鑑とは違い、染色をしないため、誤魔化しがききません。素材の良さに自信があるから製作できる逸品です。
また、牛角もフの入り方で4パターンほど用意されており、「純白」もあります。30年保証という長期間保証に自信があらわれています。
印鑑の匠ドットコム
印鑑の匠ドットコムでは、黒水牛の中でも最高級の「黒水牛染無芯持」を販売しています。印鑑の匠ドットコムの「黒水牛染無芯持」には、白の班が少ないのが特徴。こちらのショップで採用されている素材は、染める必要がないほど黒いためです。ただ、水牛の繊維が見えることはあるそう。染め無しのものでも深い黒をお求めの方は、印鑑の匠ドットコムがおすすめです。
ちなみに、オランダ水牛も「純白芯持」印鑑が用意されています。印鑑の匠ドットコムの製品は全て10年保証です。
はんこプレミアム
はんこプレミアムも、「天然黒水牛(染め無し)」を販売しています。天然だからこその美しい縞模様が特徴です。もちろん芯持部分を採用しており、耐久性も抜群。15mm実印で5,980円で、10年保証つきです。
はんこプレミアムでは、染めを施した極上の黒水牛や、オランダ水牛も販売されています。オランダ水牛は、中色・淡色・純色の3種類です。
まとめ