【広告】
本記事は、アフィリエイトプロモーションを含みます。
朱肉のつきが悪くなってきた時は、朱肉本体を買い替えるのではなく、インク補充がおすすめです。朱肉のインク補充は誰でも簡単にできますが、インクの種類を間違えると大変なことになります。今回は、朱肉のインク補充方法について解説します。
新人GメンKEICHI
ベテランGメン園川
朱肉補充には専用インクを使う
朱肉のインク補充をするなら、まずやるべきことがあります。それは、その朱肉の専用インクを探すことです。朱肉のインクには互換性がありません。そのため異なる種類のインクを誤って補充してしまうと、朱肉が固まってしまったり、分離してしまったりして、使えなくなる可能性があります。
朱肉のインク補充は決して難しい作業ではありませんが、まず準備段階でしっかりと正しい専用インクを用意することが大切です。
もし専用のインクがどれなのかはっきり分からない時は、朱肉のメーカー名や品番などを印鑑ショップに伝えて探してもらいましょう。朱肉のメーカー名や品番などが分からないときは、購入先の印鑑ショップなどに持ち込んで調べてもらうという手もあります。
メーカー名・品番・購入店舗全て分からない場合は、朱肉のインク補充はほぼ不可能です。また、補充用のインクが用意されていない朱肉もあります。まずは、自分が使っている朱肉に補充用インクがあるかどうかを調べましょう。
新人GメンKEICHI
ベテランGメン園川
インク種類
まず朱肉には、一般的なスポンジ朱肉と、練り朱肉とがあります。まず、スポンジ朱肉の人気商品の専用補充インクを記載します。
【スポンジ朱肉の専用補充インク】
メーカー名 | 商品名 | 専用インク名 | 専用インク価格 |
シヤチハタ |
|
速乾シヤチハタ朱肉朱の油 | 880円(税込) |
|
シヤチハタ朱肉朱の油 | 880円(税込) | |
マックス |
|
朱液プレミオ | 880円(税込) |
|
朱液 | 880円(税込) | |
サンビー |
|
補充液(SGE-25) | 550円(税込) |
|
補充液(SK-H) | 550円(税込) | |
|
補充液(S-BC6) | 605円(税込) | |
|
シュイング速乾朱液 | 550円(税込) | |
新朝日コーポレーション |
|
スーパーエース朱肉補充液 NSI-20 | 770円(税込) |
三菱鉛筆 |
|
くっきり乾一専用朱液 | 413円(税込) |
丸山工業 |
|
速く乾く文化朱肉補充液 | 605円(税込) |
|
文化朱肉BC-3 | 605円(税込) |
同じメーカーの商品でも商品の種類が違えば、インク種類も異なります。多くのメーカーでは、速乾タイプと普通タイプの朱肉の違いがある程度ですが、サンビーはそれぞれ専用の補充液が用意されています。
次に、練り朱肉の人気商品の中で専用の補充インクがあるものをご紹介します。
【練り朱肉の専用補充インク】
メーカー名 | 商品名 | 専用インク名 | 専用インク価格 |
丸山工業 |
|
朱の油KU-3 | 2,600円(税抜) |
シヤチハタ |
|
鯱旗印肉 朱の油 公用 | 1,400円(税抜) |
サンビー |
|
ヒシМ 朱の油 | 360円(税抜) |
練り朱肉は、人気がある商品でも補充用インクが用意されていない場合があります。例えば、「日光印 印泥」には補充用インクはありません。
新人GメンKEICHI
ベテランGメン園川
朱肉補充方法
それではここからは具体的に、スポンジ朱肉と練り朱肉の2パターンに分けて、インク補充方法をお伝えします。
スポンジ朱肉
スポンジ朱肉の場合は、以下の手順でインクを補充します。
- 専用インクを用意する
- 専用インクを5~6周程度、スポンジ表面に塗る
- 染み込んでいくのを待つ
- まだ印影が薄いようなら、少しずつインクを足して調整する
スポンジ朱肉の場合は、特に難しい手順はありません。ポイントは、スポンジ面から朱肉が溢れ出さないよう、よく染み込むのを待つということぐらいです。もしスポンジ面に吸収できないほどの量を塗ってしまった場合は、布やティッシュなどでインクを吸い取りましょう。そのまま放置しておくと、持ち運んだ際など朱肉を斜めにすると、インクが流れ出てしまいます。
練り朱肉
練り朱肉の場合、印影が薄くなってきたり、朱肉が硬くなってきたりしても、補充インクを使うのは後です。まずは金属ベラなどでよく練って、顔料と油分とをよく練り合わせるというメンテナンスが必要。練り朱肉のメンテナンスの手順は以下です。
- 朱肉を金属ベラでよくほぐす
- 形を簡単に整える
- 金属ベラを温めて、表面をならす
- 中央部分に山を作って完成
上記のように朱肉を練り合わせても、印影の薄さや朱肉の硬さが気になる場合に補充インクを使います。補充インクの使い方は以下です。
- 朱肉を平らにならす
- 専用朱油を5滴ぐらい垂らす
- 金属ベラで朱油を朱肉によく練りこむ
- 「練り朱肉のメンテナンス方法」の手順で形を整えていく
捺印状態を確認して、まだ薄いようならさらに朱油を足して、練り上げる作業を繰り返します。朱油を足し過ぎた場合は、ティッシュや布などで表面に浮いてくる油を除去する作業が必要です。
ちなみに、練り朱肉で専用の補充朱油がない場合は、以下の方法で対応します。
- 丸ごと新しく買い替える
- 中身だけ新しい練り朱肉にチェンジする
専用補充朱油がない時には、丸ごと新しく買い替えるのが手っ取り早い方法です。ただ、練り朱肉には大変高価な容器のものもあります。容器をそのまま使いたい場合は、中身だけをチェンジするという方法もあります。
【練り朱肉&印泥】使い方・手入れ・補充方法など網羅!おすすめ5選も
新人GメンKEICHI
ベテランGメン園川
新人GメンKEICHI
ベテランGメン園川
新人GメンKEICHI
まとめ
- 朱肉のインク補充は、専用インクを使うことが鉄則
- 専用インクがない朱肉もあるので注意
- スポンジ朱肉のインク補充は簡単
- 練り朱肉は「金属ベラで練る」メンテナンスが基本
- 練り朱肉の中にもインク補充できるものもある