新人Gメン及川
ベテランGメン園川
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オペレーター 杏奈
Adobe Signの価格設定は独特⁉ 無料版は?
まずはAdobe Signの価格について確認します。Adobe Signは、他の電子契約サービスと比較すると、価格設定の仕方が独特。Adobe Signの価格は以下の3種です。
- 個人用:1,580円/月~
- 小規模企業版:3,882円/月/1ライセンス~
- ビジネス・エンタープライズ版:要問合せ
新人Gメン及川
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個人用:1,580円/月~は、Adobe Pro DC契約!2署名/月までは無料
まず個人事業主など個人一人での電子契約利用をお考えの方には、月々1,580円~のAdobe Pro DCがおすすめです。Adobe Pro DCとは、Adobe Acrobat シリーズの上位版。電子契約機能だけでなく、StandardよりもハイレベルなPDF作成&編集が可能です。
安価で人気のプランですが、小規模企業版と比べると、WEBフォーム使用不可&ロゴ埋め込み不可と、使えない機能もあるため、注意しましょう。サポートもチャットのみで、電話は不可です。
Adobe Pro DCの電子契約システムが気になる方は、まず無料版のAcrobat Reader DCの電子サインを利用してみましょう。Acrobat Reader DCの電子サインは、毎月2署名まで無料。電子契約のスペックは、Adobe Pro DCのものと変わりません。
もっとAdobe Pro DCの電子契約を体験したいという方は、7日間無料で体験できるシステムもあります。
ベテランGメン園川
小規模企業なら、3,882円/月/1ライセンスで、14日無料体験!
小規模企業なら、月1ライセンスまで3,882円という小規模企業版があります。小規模企業版は、14日間の無料体験もついています。
小規模企業版なら、Adobe Pro DCの機能に加え、WEBフォーム入力やロゴの埋め込みもOK。分からないことがあれば、電話サポートも受けられます。
ただし、月1ライセンスで3,882円なので、社内で電子サインを使う人数が増えれば増えるほど、費用はかさみます。例えば、社内の10名で管理する場合、月額38,820円かかる計算に…。よって、こちらのプランの場合、2~3名程度までの企業規模の方におすすめです。
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オペレーター 杏奈
ビジネス・エンタープライズ版は、要問合せ!
小規模企業版では物足りないという企業には、ビジネス・エンタープライズ版がおすすめです。ビジネス・エンタープライズ版は、小規模企業版で不可能だったAPI連携が可能となり、社内での承認フロー管理なども付帯。大人数の企業向けの電子契約システムです。
ただ、料金に関しては問い合わせないと分かりません。企業の要望に応じて、機能をカスタマイズし、料金を提示してくれます。
ビジネス・エンタープライズ版に関しても、14日間の無料期間が設定されています。気になるようなら、まずは申し込みをして無料で体験してみることをおすすめします。
ベテランGメン園川
Adobe Signは割高⁉ メリット・デメリット
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オペレーター 杏奈
Adobe Signのメリット
Adobe Signのメリットは、以下の6点です。
- 世界的に多くのユーザーがいる
- 電子署名と電子サインの両方に対応可能
- PDFとの連携が良い
- 1送信ごとに料金がかからないので、経費計算しやすい
- 1~2名程度の個人事業主や小規模企業にはお得
- カスタマイズ可能なので無駄が無い
Adobe Signは世界的に認知されている電子サインシステムです。米国・EUをはじめ、その他の国々でも安全に使用できます。PDFとの連携も良く、一つのアプリで一気に契約まで完結させられます。
またAdobe Signは、いわゆる実印的な役割を果たす電子署名と、認印的な役割を果たす電子サインの両方に対応しています。電子契約できる契約内容なら、全てに使用可能!電子署名のタイプは、事業者型なので、取引先への負担もありません。
多くの電子契約サービスでは、「1送信〇円」などと送信ごとに課金されますが、Adobe Signでは送信ごとに課金されることはありません。毎月、定額の支払いで良いため、経費計上が楽です。
月額1,580円プランで充分という1~2名程度の個人事業主や小規模企業の場合は、他社の電子契約サービスを契約するよりお得、と言えるでしょう。逆に、中~大企業で「自社にピッタリの無駄のない電子契約システムを導入したい」という場合も、カスタマイズ可能なのでおすすめです。
Adobe Signのデメリット
Adobe Signのデメリットは以下の3点です。
- 1ライセンスごとの契約のため、10名程度の企業の場合、他社より高いかも⁉
- 送信数に制限あり
- ビジネス・エンタープライズ版=他社の標準プランという場合も…
Adobe Signは1ライセンスごとの契約です。1名ごとに利用料がかかります。そのため、10名以上で運用する場合は、他社の電子契約サービスよりも高くつく可能性があります。
また、1ライセンスにつき月間150送信までと決められているため、電子契約利用数が多い企業では不足するかもしれません。API連携や承認者の設定なども他社電子契約サービスでは標準で付いてくるところが多いなか、Adobe Signではビジネス・エンタープライズ版でないと装備されません。
新人Gメン及川
ベテランGメン園川
「料金形態がもっと明確な電子契約サービスがいい」という場合は、GMOサインやクラウドサインがおすすめです。クラウドサインは、日本国内での契約数が最も多く、シェア1位。
GMOサインは、2020年以降ぐっと契約数を伸ばしており、2020年12月の大幅値下げにより、以前より利用しやすくなっている電子契約サービスです。いずれも「商業・法人登記のオンライン申請」で利用可能な電子署名だと認められています。
まとめ
- Adobe Signを完全無料で利用するなら、Acrobat Reader DCの2署名無料
- 1名利用なら、Adobe Pro DCの1,580円/月~
- 2~3名利用なら、小規模企業版:3,882円/月/1ライセンス~
- 10名程度以上なら、ビジネス・エンタープライズ版検討
- Adobe Signには、どのプランにも無料体験サービスあり!
- 価格・機能を比較して、電子契約サービスを選ぼう