Adobe Signの価格は?無料で使えるってホント⁉ もっとお得な電子サインがある!

Adobe Signの価格は?無料で使えるってホント⁉ もっとお得な電子サインがある!
Adobe Signって無料で使えるってホンマなん?

新人Gメン及川

ベテランGメン園川

そうですね…無料で使える場合もありますが、本格的に運用したいなら当然料金がかかってきますよ。
うん、まあそうやろな。完全無料やったら利益にならんわな。ほんで、Adobe Signって価格はどうなん?無料で使える範囲はどのぐらいまでなん?

新人Gメン及川

オペレーター 杏奈

了解です!今回は、Adobe Signをご紹介します。無料で使えるAdobe Signの情報もありますよ。

 

Adobe Signの価格設定は独特⁉ 無料版は?

Adobe Signの価格は?無料ってホント?

まずはAdobe Signの価格について確認します。Adobe Signは、他の電子契約サービスと比較すると、価格設定の仕方が独特。Adobe Signの価格は以下の3種です。

【Adobe Signの価格】

  1. 個人用:1,580円/月~
  2. 小規模企業版:3,882円/月/1ライセンス~
  3. ビジネス・エンタープライズ版:要問合せ

これのどこが独特なん?

新人Gメン及川

ベテランGメン園川

3種類の契約内容について詳細をご説明しますね。

 

個人用:1,580円/月~は、Adobe Pro DC契約!2署名/月までは無料

まず個人事業主など個人一人での電子契約利用をお考えの方には、月々1,580円~のAdobe Pro DCがおすすめです。Adobe Pro DCとは、Adobe Acrobat シリーズの上位版。電子契約機能だけでなく、StandardよりもハイレベルなPDF作成&編集が可能です。

安価で人気のプランですが、小規模企業版と比べると、WEBフォーム使用不可&ロゴ埋め込み不可と、使えない機能もあるため、注意しましょう。サポートもチャットのみで、電話は不可です。

Adobe Pro DCの電子契約システムが気になる方は、まず無料版のAcrobat Reader DCの電子サインを利用してみましょう。Acrobat Reader DCの電子サインは、毎月2署名まで無料。電子契約のスペックは、Adobe Pro DCのものと変わりません。

もっとAdobe Pro DCの電子契約を体験したいという方は、7日間無料で体験できるシステムもあります

ベテランGメン園川

PDF編集&作成機能のAcrobat Reader DC申し込み必須というところが、他の電子契約サービスと大きく異なる点です。

 

小規模企業なら、3,882円/月/1ライセンスで、14日無料体験!

小規模企業なら、月1ライセンスまで3,882円という小規模企業版があります。小規模企業版は、14日間の無料体験もついています。

小規模企業版なら、Adobe Pro DCの機能に加え、WEBフォーム入力やロゴの埋め込みもOK。分からないことがあれば、電話サポートも受けられます。

ただし、月1ライセンスで3,882円なので、社内で電子サインを使う人数が増えれば増えるほど、費用はかさみます。例えば、社内の10名で管理する場合、月額38,820円かかる計算に…。よって、こちらのプランの場合、2~3名程度までの企業規模の方におすすめです。

う~ん…10名で4万弱っていうのは、やっぱり高いな。Adobeの場合、送信するごとに料金かかったりもするん?

新人Gメン及川

ベテランGメン園川

いえ、他社の場合、1送信ごとに100~300円ほどの送信料がかかりますが、Adobeの場合は送信料無料です。純粋に月額利用料だけでOKですよ。

オペレーター 杏奈

ただし、Adobeの場合、1ライセンスあたり毎月の送信数は150までです。電子サインを利用する毎月の契約数と照らし合わせて、ロースペックでないか、確認してから契約してくださいね。

 

ビジネス・エンタープライズ版は、要問合せ!

小規模企業版では物足りないという企業には、ビジネス・エンタープライズ版がおすすめです。ビジネス・エンタープライズ版は、小規模企業版で不可能だったAPI連携が可能となり、社内での承認フロー管理なども付帯。大人数の企業向けの電子契約システムです。

ただ、料金に関しては問い合わせないと分かりません。企業の要望に応じて、機能をカスタマイズし、料金を提示してくれます。

ビジネス・エンタープライズ版に関しても、14日間の無料期間が設定されています。気になるようなら、まずは申し込みをして無料で体験してみることをおすすめします。

ベテランGメン園川

10名以上の企業の場合は、ビジネス・エンタープライズ版の導入を検討してみましょう。

 

Adobe Signは割高⁉ メリット・デメリット

ワシも他の電子契約サービス業者の料金とか、そこまで詳しくはないんやけど…なんとなく、Adobe Signの価格は高い気がするんやけど、どうなん?

新人Gメン及川

ベテランGメン園川

う~ん、そうですね。Adobe Signの価格は、決して安い部類ではないですね。

オペレーター 杏奈

それでは、Adobe Signのメリット・デメリットについて軽くまとめておきましょう。

 

Adobe Signのメリット

Adobe Signのメリットは、以下の6点です。

【Adobe Signのメリット】

  1. 世界的に多くのユーザーがいる
  2. 電子署名と電子サインの両方に対応可能
  3. PDFとの連携が良い
  4. 1送信ごとに料金がかからないので、経費計算しやすい
  5. 1~2名程度の個人事業主や小規模企業にはお得
  6. カスタマイズ可能なので無駄が無い

Adobe Signは世界的に認知されている電子サインシステムです。米国・EUをはじめ、その他の国々でも安全に使用できます。PDFとの連携も良く、一つのアプリで一気に契約まで完結させられます。

またAdobe Signは、いわゆる実印的な役割を果たす電子署名と、認印的な役割を果たす電子サインの両方に対応しています。電子契約できる契約内容なら、全てに使用可能!電子署名のタイプは、事業者型なので、取引先への負担もありません。

多くの電子契約サービスでは、「1送信〇円」などと送信ごとに課金されますが、Adobe Signでは送信ごとに課金されることはありません。毎月、定額の支払いで良いため、経費計上が楽です。

月額1,580円プランで充分という1~2名程度の個人事業主や小規模企業の場合は、他社の電子契約サービスを契約するよりお得、と言えるでしょう。逆に、中~大企業で「自社にピッタリの無駄のない電子契約システムを導入したい」という場合も、カスタマイズ可能なのでおすすめです。

 

Adobe Signのデメリット

Adobe Signのデメリットは以下の3点です。

【Adobe Signのデメリット】

  1. 1ライセンスごとの契約のため、10名程度の企業の場合、他社より高いかも⁉
  2. 送信数に制限あり
  3. ビジネス・エンタープライズ版=他社の標準プランという場合も…

Adobe Signは1ライセンスごとの契約です。1名ごとに利用料がかかります。そのため、10名以上で運用する場合は、他社の電子契約サービスよりも高くつく可能性があります。

また、1ライセンスにつき月間150送信までと決められているため、電子契約利用数が多い企業では不足するかもしれません。API連携や承認者の設定なども他社電子契約サービスでは標準で付いてくるところが多いなか、Adobe Signではビジネス・エンタープライズ版でないと装備されません。

なるほど…Adobe Signの場合、大人数の企業やと高くつくかもしれんっちゅうことかいな?

新人Gメン及川

ベテランGメン園川

…まあ、ビジネス・エンタープライズ版は要問合せなので、どこまで価格が上がるかは問い合わせてみないと分からないんですが…他社だと標準でついてくるものの料金が分からないというのは不安ですよね。

「料金形態がもっと明確な電子契約サービスがいい」という場合は、GMOサインやクラウドサインがおすすめです。クラウドサインは、日本国内での契約数が最も多く、シェア1位。

GMOサインは、2020年以降ぐっと契約数を伸ばしており、2020年12月の大幅値下げにより、以前より利用しやすくなっている電子契約サービスです。いずれも「商業・法人登記のオンライン申請」で利用可能な電子署名だと認められています。

 

まとめ

  • Adobe Signを完全無料で利用するなら、Acrobat Reader DCの2署名無料
  • 1名利用なら、Adobe Pro DCの1,580円/月~
  • 2~3名利用なら、小規模企業版:3,882円/月/1ライセンス~
  • 10名程度以上なら、ビジネス・エンタープライズ版検討
  • Adobe Signには、どのプランにも無料体験サービスあり!
  • 価格・機能を比較して、電子契約サービスを選ぼう

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