【無線機アプリおすすめ比較】業務利用は要注意です!

【無線機アプリおすすめ比較】業務利用は要注意です!

 

無線機アプリの仕組みとは?

今回は、無線機アプリのおすすめ比較についてご紹介します。

無線機アプリの仕組みとは、「スマホに無線機アプリをダウンロードして、インターネットに接続できる環境で使用」するものです。

 

無線機アプリの一例

  • bonx
  • aldio
  • スカイトランシーバー
  • zello
  • Simple Walkie Talkie

 

【無線機アプリの比較表】

製品名 BONX Buddycom Zello スカイトランシーバー
月額利用料 945円/ユーザー 1,000円/ユーザー 6$/ユーザー 1,000円/ユーザー
音質 × ×
同時通話 × ×
同時接続上限 30 上限なし 上限なし 3※無料版

個別通話(個別に呼び出し)、グループ通話(グループごとに呼び出し)、全体通話(全員一斉に呼び出し)など業務用無線機並みかそれ以上の機能を備えています。

 

無線機アプリに必要なもの

  • 携帯orスマートフォン(人数分)
  • ダウンロードした無線機アプリ
  • インターネット(Wi-Fi)環境

 

この3つが揃えば、資格や免許不要ですぐに使用できます。無線機にありがちな、「本体が重い」「マイクのコードが絡まる」「同時に話せない」といった問題もありません。

Bluetoothとの連動も可能で、ハンズフリーで通話したい方にも持って来いです。

 

以前はツーリングや釣り番組などの趣味で使用される機会が多かったのですが、テレビ番組でタレントさんが身につけているのに反応した方を中心に、少しずつ広がりを見せています。

 

メディアで取り上げられる機会が増えてくると、「もしかしたら、自分の会社でも使えるのでは?」とお考えになられる方もいらっしゃって当然です。スマホひとつで全国と通信ができるなんて、素敵過ぎますよね。

しかし、私個人としてはスマホ型トランシーバー業務利用はおすすめできません

「どうせ、メーカーの立場だからな!」「保身目当てに記事を書くなんて!」とお叱りを頂くのは覚悟の上ですが、ここからはアプリの業務利用における注意点を書いていきます。

 

 

【反論1】誰のスマホを使うのだ?

無線機アプリの業務利用をお勧めしない理由の一つ目は、「誰のスマホを使わせるんだ?」問題があります。アプリの使用にはスマホが不可欠ですが、誰かが用意しなければなりません。

《パターン1》
会社でスマホを用意する

こちらは会社が法人携帯(スマホ)を用意して、従業員に使用させる場合です。会社がスマホを支給してくれるので、従業員は契約手続き等の負担もありません。

 

しかし、「従業員が仕事中にスマホゲームで遊ぶ」「私用の電話やメールを会社用スマホで済ませる」などの事例が発生します。仕事中に会社用スマホで遊んでいないか、隣でじっと見張るわけにもいきません。

 

《パターン2》
従業員のスマホを使用する

こちらは従業員やスタッフのプライベート携帯にアプリをダウンロードさせて使用させる場合です。これだと会社がスマホを用意する必要はありません。

 

とはいえ、自分のスマホを仕事用で使うことに同意する従業員がどれだけいらっしゃるでしょうか。帰社途中の電車内でスマホを見ようと思ったらバッテリー切れ・・」なんて事態は心情的にあり得ません。

もし私が従業員であれば、断固拒否します。退職も辞しません!(あくまでポーズだけですが汗)

 

 

【反論2】誰がパケット代を支払うのだ?

お勧めしない二つ目の理由は、「誰がパケット代を支払うんだ?」問題です。

実は無線機アプリの使用にはパケット通信料が必要です。某アプリでは、月間のパケット通信料が約1~1.2GB必要だそうです。

 

先ほどの「誰のスマホを使わせるんだ?」問題に直結しますが、もし従業員のスマホでアプリを使用すると、パケット通信料の請求が従業員個人にやってきます。パケ放題の契約をされている方ならまだしも、そうでない方には法外な金額になります。

「会社のためなら仕方ない・・」と考える殊勝な従業員は皆無であると思われますので、こちらも大きな問題として横たわっています。

 

 

【反論3】スマホのバッテリーは1日持つのか?

お勧めしない三つ目の理由は、「スマホのバッテリーは1日持つのか?」問題です。

アプリの使用中はスマホのバッテリーがグングン消耗しますし、特に位置情報をONで使用すると約7~10時間程度でバッテリーがダウンします。

これがツーリングや釣り、テレビのロケなど単発利用であれば良いかもしれませんが、介護や病院など人命が関わる現場では、「スマホの充電を忘れて使えませんでした」ではシャレになりません。

 

つい先日、介護施設の方からアプリの導入相談を受けた際には、バッテリー切れの懸念とスマホ管理の難しさ(私的利用していないか?)をお話した結果、業務用無線機を導入されました。他との比較が納得感を高めるのだと改めて実感しました。

 

【介護施設向けインカム】おすすめのトランシーバー・無線機は?!

 

 

まとめ

以上、無線機アプリの業務利用にまつわる問題点をご紹介してきました。繰り返しますが、アプリに反対なのではなく、業務利用(特に命を預かる仕事)での利用はお勧めしません。

趣味やレジャーでの仲間内の連絡や単発での仕事で使う程度であれば、パケット通信料も大きくならずに便利さを感じることができると思います。

もちろん、こちらのサイトに業務用無線機販売店や業務用無線機選びのお問合わせを頂ければ、私が責任を持ってご案内させて頂きます。

 

 

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