レンタルプリンターは低速機
良いことずくめに見えるレンタルコピー機ですが、唯一の欠点とも言えるのが印刷スピードです。現在レンタルコピー機屋さんの各社で揃えているのは毎分20枚までの、一般的に低速機と呼ばれるマシーンが多く、普段中速機以上のコピー機を利用している人は、慣れるまでは不満に感じるかもしれません。
ではなぜレンタルコピー機の中に中速機以上のものが無いかというと、中速機以上のラインナップを入れると月額費用が1万や2万でおさまらないので、まずはどの会社も低速機&月額費用パターンでお客さんの反応を見ているという状態なのでしょう。
印刷混雑には対策が必要
レンタルプリンターで用意されている機械は、スペックにもよりますが毎分6〜20枚程度の低速機です。なので、一度に大量の印刷をしたい場合、例えば20人に20ページの資料を配布するために400枚の印刷をする場合、毎分8枚だと単純計算で50分必要になります。また、この間は他の人は印刷が出来なくなってしまいます。 ですので、企業によってはまとめて印刷したい場合はリース等で導入した中速機を利用し、急がない印刷や少ない枚数の印刷は低速機で、などと使いわけて利用しています。
また、これは中速機でも言えることですが、まとめて印刷する場合には社内にその旨をあらかじめ伝えておいたり、混雑しないように低速機を複数台導入しているという企業もあります。 コストメリットが非常に大きく、印刷の品質にも問題が少ないレンタルプリンターですが、印刷速度に関しては何らかの対策が必要になるでしょう。
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