カウンター料金が高い

  • 公開日:2018年03月26日

 

※この記事は古い内容となっております。最新のカウンター料金相場記事はこちらです。

カウンター料金はこんなに安い!価格相場は1円10円だった

 

 

インク代+保守料がカウンター料金

インクと電話サポートのイメージカウンター料金とは、1枚印刷するごとに利用者がコピー機屋さんに支払う費用のことで、白黒4〜6円、PC→紙のカラープリント25〜35円、紙→紙のカラーコピーが30〜45円程度が一般的な金額になっています。

カウンター料金は何のためのコストかというと、インク代と保守サポート料金です。保守サポートは故障する度に修理を依頼していると非常に高くなってしまうという理由で、保守料金をタダにする代わりに1枚印刷するごとにお金をくださいね、というわけです。故障の頻度は印刷する頻度とある程度比例するので、多く印刷する企業はたくさん支払いましょう、という仕組みです。

10人の従業員で5万円/月のコスト削減

実際にカウンター料金を試算してみると、従業員10人が1日平均で10枚のカラープリントと10枚の白黒印刷をするという場合、月間で4,000枚の印刷ですのでそれだけでコストは7万円になります。更に、例えば20万円のコピー機を5%のリース料で購入したとすると毎月3,8000円のコストがかかってきます。
その結果、それぞれの時点でのコストは以下のようになります。

レンタル料 カウンター料金+リース料
6ヶ月 72,000円 442,800円
1年目 144,000円 885,600円
3年目 432,000円 2,656,800円
5年目 720,000円 4,428,000円

※それぞれの時点でのトータルコストです

上記のようにリース+カウンター料金で運用する場合とレンタルコピー機を利用する場合ではコストの違いは明らかですね。そして、月間でカラーを234枚以上、白黒を234枚以上印刷する会社ではリースとカウンターよりもレンタルの方が短期的にも長期的にも安いという計算結果が出ています。

カウンター料金を払わない方法

特に毎分20枚以上を印刷する中速機以上のスペックのコピー機でカウンター料金制は使われています。カウンター料金以外の保守料の支払い方としては2パターンあり、1つ目はシンプルに故障をする度にサービスマンの工賃と部品代を支払うという仕組みです。スポットでどれだけ取られるのかわからない不安があるので、チョイスするのが難しい保守パターンです。

また、トナーキット方式とよばれる、トナー代の中に保守料が入っている形態もあります。カウンター料金と違い毎月の最低基本料金が無いので、印刷枚数が少ない場合にはこちらの方がカウンター料金制よりはオトクなケースもあります。但し、これらはあくまでコピー機やさんの値段の「見せ方の違い」で、賃貸マンションで言うと「家賃にするか、管理費・公益費にするか」くらいの違いで、レンタルコピー機と比べると割高になってしまいます。

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