【驚天動地の価格差】日本と海外のインク価格を比較しました

【驚天動地の価格差】日本と海外のインク価格を比較しました

 プリンターのインク代って何であんなに高いのでしょうか。醤油とかガソリンと同じ、ただの液体のわりに随分いばりやがって・・・ということで、他国のインク代と比較してみました。

それぞれ1ミリリットルで揃えているんですが、1ミリリットルってのは1センチ四方の、ちょうど小さなサイコロくらいの量です。

images

 

 

 

 

●HPのインクカートリッジ(HP 950XL CN045AA 黒)

HPインク

 

 

 

 

 

価格コムの最安値を調べてみると、24mlで2,647円なので、110円/mlです。
というか今更ですが、24mlって・・・。あれだめ大げさなパッケージに対する容量の少なさと言ったら。。パッケージの印刷費用ってバカにならないですしね。もっと大容量のカートリッジにしてくれれば良いのですが。

 

●キャノンのインクカートリッジ(BJI-P600 BK)

これも価格コムの最安値調べたら、80mlで4,360円なので、54.5円/mlになります。まあ幅はありますが、日本で流通してる純正インクは50~100円/mlくらいです。

 

●タイ・バンコクの秋葉原で見つけた詰替えインク

WS000000

 

 

 

 

 

 

タイ・バンコクに「電脳ビル」と呼ばれる、秋葉原を一つのデパートに詰め込んだようなビルがあるんですが、100mlで100バーツ(300円)だったので、3円/mlです。為替の計算を間違えたのか、ケタの計算を間違えたのか、と何度か疑いましたが、どうやら間違いないです。

キャノン様の18分の1の価格です。

 

 

●韓国のショッピングサイトで見つけた大容量インク

WS000001

 

 

 

 

 

 

YiTe Trade社が提供しているらしい、超大容量1,000mlで8$(約800円)でした。0.8円/ml。キャノン様の70分の1です。

 

WS000000

 

 

 

 

 

 

 

1mlあたりの価格の違いが大き過ぎてほぼ比較になっていません。

印刷コストを抑えるためには、まずは純正インクから足を洗うというのが近道だと言えるでしょう。

 

■人気の記事

●台湾編
>> 日本の純正インク・保守牢獄は長く続かないと思った【台湾視察レポート前半】
>> 台湾も外付けタンク(CISS)と互換インクまみれだった【台湾視察レポート後半】

●ヨーロッパ編
>> サムスン製プリンターがヨーロッパを席巻中【ぶらりヨーロッパを訪ねて①】
>> プリンターインクの内容量を書いていない理由を誰か教えて【ぶらりヨーロッパを訪ねて②】
>> ヨーロッパの方々はA4・白黒印刷がお好き?【ぶらりヨーロッパを訪ねて③】

●EPSONの国内向けCISS付きプリンター
>> 【EPSONエコタンクプリンター】インクドボドボが巻き起こす業界破壊

海外の印刷事情をたずねてカテゴリの最新記事