上海のごちゃごちゃ市場である宝山路に行って来ました。プリンターやスマホなどの家電類だけでなく、衣服から調理器具まで売られています。
部品を取り出されたコピー機の残骸でしょうか。被せたシートの上にさらに並べられています。
おもに中古のプリンターが置かれています。小型機はHP、中型機はゼロックス、大型複合機はリコーの機械が多く見受けられました。
プリンターのインク補充は、日本のようにカートリッジ取り替えではなく、直接インクをタンク(CISS)に注ぎこむプリンターのほうが普及しているようです。
▼EPSONのプリンターに外からタンク(CISS)をつなぎ込んでいる
EPSONがCISS付きのプリンターを日本で2016年2月に発売して話題に(EPSONのリリース)なりましたが、海外では当たり前の顔をして街におります。純正のインクやカートリッジを買ってくれないアジアでは、消耗品で稼ぐスタイルは無理なので、それを諦めて最初から外付けタンクを付けて売っています。
▼EPSONの純正CISS(エコタンク)付きプリンター
メーカーがプリンターそのものにCISSを付けている場合もありますが、プリンターに別売りのCISSをくっつけているパターンの方が多いようです。
こちらでは6色インクの機械が流行っているようです。日本でも一昔前は6色ブームがあったようです。
「6色だから写真が綺麗でしょ?」ということなんでしょうが、この印刷がこの機械で行われたと信じられる人は果たして何%いるのか。
こちらのマネキンも、疑いの眼差しを向けています。
凛々しい顔して、ちんちんは丸出しなんですね。
風邪ひくぞぉ。
金玉も縮こまっているではないか。
ただでさえ屋根が屋根として機能していない街なのだから。
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