【家庭用エアコンと業務用エアコンの違い】パッケージエアコンはパワフルだけど価格は高い

【家庭用エアコンと業務用エアコンの違い】パッケージエアコンはパワフルだけど価格は高い

エアコンには家庭用エアコンと業務用エアコンがあり、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。今回は家庭用・業務用の機能面の違いを解説するとともに、業務用エアコンの料金体系についても詳しくご紹介します。

 

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家庭用エアコンと業務用エアコンの違い

業務用エアコン家庭用エアコン違い

業務用エアコンは家庭用エアコンに比べて空調能力や耐久性が高く、設置のバリエーションが豊富です。家庭用エアコンと業務用エアコンの主な違いを一つずつご紹介します。

  1. 冷房能力の違い
  2. 耐久性の違い
  3. 外気の影響の受けやすさ
  4. メーカー保証
  5. 設置方法

 

①冷房能力の違い

業務用エアコンは家庭用エアコンよりも3倍以上の冷暖房能力があります。家庭用エアコンは7畳程度までの部屋で使用することを想定しているため、会社のオフィスなど広い部屋で使用するには適していません。

家庭用エアコンは3馬力程度の冷暖房のパワーがありますが、業務用エアコンは10馬力程度までパワーがあります。家庭用エアコンよりも大きな電力で空調を行うため、故障の原因となるような機材への負担が比較的小さいため、長く使用することができます

 

②耐久性の違い

家庭用エアコンに比べ業務用エアコンは外装や内部構造もしっかりしているため、熱のこもりやすい場所や水気が多いハードな場所でも使用することができます。

日の当たりやすい窓側のオフィス、水気が多い美容室の一室などは機材としてはハードな環境ですが、これらの状況でも業務用エアコンであればメンテナンスも最小限で長く使用することができます。

 

③外気の影響の受けやすさ

家庭用エアコンは一般的にドアの開閉による外気の影響を考慮していないため、会社のオフィスや店舗で使用すると故障の原因となります。

一方業務用エアコンは外気による温度の変化を見込んで設計しているため、多少の外気が入っても機材に影響は少なく、温度を一定に保ってくれます。

 

サービス業などでお客様の出入りが激しい場所や、寒冷地のような冷たい外気が入り込む場所では、業務用エアコンを使うことをおすすめします。

 

 

④メーカー保証の違い

メーカー保証については、家庭用エアコンでも保証期間がありますが、業務用エアコンの方が長期間の保証が受けられます。

家庭用エアコンの保証は一般的に1年から5年程度です。一方業務用エアコンは最低5年から最長15年程度の保証がついており、長期間の使用と定期的なメンテナンスを前提とした保証体制になっています。

オフィスなどの職場では年中空調を作動させているため、定期的な点検やアフターサービスも充実している業務用エアコンは安心して使うことができます。直接メーカーや小売店で業務用エアコンを購入すると保証期間が短いこともあるため、業務用エアコンを扱う専門業者を選択する方がお得です。

 

⑤設置方法の違い

家庭用エアコンは部屋に備え付きとなっており、エアコン本体が天井近くにあるものが一般的です。

一方業務用エアコンは天井の中に埋め込む方式、天井からの吊るし上げ方式などオフィスや店舗の内装を邪魔しない設置方法を選択することができます。

エアコンが複数あるような場合、オフィスや店内に無機質なエアコンが見えていると雰囲気を壊してしまうことがあります。業務用エアコンであれば、コンセプトを壊さないように空間にマッチした設置方法を選ぶことができます。

 

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業務用エアコンの料金体系

業務用エアコンは家庭用エアコンよりもパワフルな分、電気料金は高額になります。業務用エアコンの電気代は、馬力数(kWh)×使用時間×電気料金で大まかに算出することができます。

例えば一般的な美容院などで用いられる1.8馬力程度のエアコンを3台使い、1kWh=17円の契約プランで10時間運転した場合、1.8kWh×3×10×17=918円/日と算出することができます。

ただし、この金額には電気基本料金を含んでいないため、月の概算料金を算出したい場合は最後に基本料金を足す必要があります。また、kWhの単価はエアコンフル稼働時の最大kWhで計算をしています。環境に合ったエアコンを選択することで、馬力数を抑え、月々の料金を抑えることが可能です。

 

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業務用エアコンをお得に使うには

業務用エアコンをお得に使うためには、節約につながる以下の点に気を付けて日々使用することが大切です。

 

日々のフィルターの掃除

業務用エアコンは家庭用エアコンよりもフィルターが大きいため、埃などがたまりやすく、定期的なメンテナンスが必要です。

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フィルターに汚れが溜まっていると吸気に余計なエネルギーを使うため、電気代が余計にかかってしまいます。場合によっては通常時の25%以上余計に費用がかかってしまうこともあるため、面倒でも定期的にメンテナンスを心がけましょう。

 

適切な温度管理

エアコンは稼働時に一番電力を消耗し、設定温度に近づくほど電力消費量が減少します。つまり、エアコンは付けたり消したりを繰り返すよりも適温で付けたままにしておいた方が節約になるのです。

室内の温度と外気温の差が少ない場所にエアコンを設置する、無駄なドアの開け閉めをしないなど工夫をし、適温を長時間保てるようにしましょう。

 

最新機種への買い替え

業務用エアコンは年式が新しいほど一般的に省エネ効果が大きく、電気代の節約が期待できます。

業務用エアコンの平均的な買い替え期間は8年から15年程度とされています。エアコンが古くなればそれだけ機材の空調能力も落ち、余計に電力を消費している場合もありますので、保有期間を過ぎる前に最新機へ買い替えることをおすすめします。

 

オペレーター 杏奈

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まとめ

  • 業務用エアコンは家庭用よりパワフルで高耐久
  • 業務用エアコンは設置方法の選択肢が多い
  • 業務用エアコンは5~15年のメーカー保証
  • 価格は業務用エアコンの方が高い
  • メンテナンスと適切な温度管理で電気代を削減可能

 

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