【最新版】ソフォス ファイアウォールの価格・リース相場は高い?Sophos XGSを他社UTMと比較

  • 公開日:2021年08月16日
  • UTM
【最新版】ソフォス ファイアウォールの価格・リース相場は高い?Sophos XGSを他社UTMと比較
SophosのXGS Firewallって、Sophosの中では最上位版のUTMやいう評判やけど(Sophos(ソフォス)UTMの評判はこちら)、やっぱ価格は高いんやろか?

新人Gメン及川

ベテランGメン園川

正直に言うと、価格帯は高めですね。ただし、その分スペックと機能は現行UTMの中でもトップクラスです。

オペレーター 杏奈

セキュリティ性能・処理能力・管理のしやすさまで含めて見ると、価格相応、もしくは割安と感じる企業も多いですよ。

オペレーター 杏奈

なお、本記事はUTM保守業務経験のある熊谷一騎さんにご監修いただいております。
熊谷一騎【監修者紹介】熊谷一騎
官公庁での複合機およびUTM機器の保守業務に携わった経験があります。多数の利用者・複数拠点を前提とした環境で、障害対応や原因切り分け、設定復旧などの実務を担当しました。セキュリティ機器は更新・保守・復旧体制まで含めて初めて価値が出るという立場から、UTM選定記事の内容を監修しています。

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Sophos XGS Firewallの価格

【最新版】ソフォス ファイアウォールの価格・リース相場は高い?Sophos XGSを他社UTMと比較

Sophos XGS Firewallとは?

初歩的な質問なんやけど…「Firewall」って名前やけど、UTMとは違うん?

新人Gメン及川

ベテランGメン園川

いい質問ですね。Sophos XGS Firewallは名称こそ「Firewall」ですが、旧SGシリーズのUTM機能をすべて内包した後継モデルです。

 

Sophos XGS Firewall=Sophos SGシリーズUTM機能+次世代FW機能

 

ベテランGメン園川

特にXGSシリーズでは、以下の点が大きく進化しています。

【Xstreamアーキテクチャによる高速処理】

XGSシリーズは、通常のx86 CPUに加え、トラフィック処理専用のXstream Flow Processorを搭載。
TLS/SSL通信やアプリケーション制御など、負荷の高い処理を専用回路でさばくことで、高スループットと低遅延を両立しています。

アカン!専門用語多すぎて分からへん。つ、つまり…XGSは、重たい仕事を”専用係”に任せることで、速さと安定を両立しとるUTMっちゅうことかいな?

新人Gメン及川

オペレーター 杏奈

及川さん、、、合ってます!そういうことです!今日、冴えてますね。

ベテランGメン園川

普通のUTMだと、司令塔である「CPU」が全部ひとりで抱え込んで処理するんですが、XGSは頭脳専門の「CPU」と力仕事専門の「Xstream Flow Processor」とで役割分担することによって、スピードと安定性を両立することに成功しているんです!

 

【Synchronized Security(同期型セキュリティ)】

Sophos独自の仕組みで、エンドポイント(PC)とファイアウォールが連携。感染端末を自動的に通信制限するといった、他社UTMではあまり見られない制御が可能です。

オペレーター 杏奈

多くのUTMでは、「怪しいヤツが入って来た」ことを検知したとしても、「PCの中がどうなってるのか?」までは教えてくれません。ソフォスのXGSでは、UTMとPCが常に会話しており、怪しいヤツを入れたPCに気づいて「このPC危険!」と通信を遮断してくれるんです。
え?普通のUTMって、「怪しいヤツが入ってきましたぜ」って教えてくれるだけなん?ほんなら、感染したPCを見つけるのは誰?UTMじゃないってことは…人?

新人Gメン及川

ベテランGメン園川

はい、そういうことです。普通のUTMでは怪しい通信を検知した後、「どのログが怪しいのか?」「どのPCが危ないのか?」といった人による調査を経て、LANケーブルを抜くなり切るなりといった処理をします。こういうUTMだと、情シス大変ですよね…。ソフォスのXGSならそこは自動でやってくれるので楽ですし、確実です。

 

【Sophos Centralによる一元管理ツール】

クラウド上の管理コンソール「Sophos Central」から、ファイアウォール・エンドポイント・メール・モバイルまでまとめて管理できます。複数拠点・リモートワーク環境との相性が良いのも特徴です。

ファイアウォールもPCもメールも…全部まとめて管理って、それ何がそんなに嬉しいん?

新人Gメン及川

オペレーター 杏奈

普通は「UTMはUTM」「PCはPC」「メールはメール」って、管理画面がバラバラなんですよ。トラブルが起きたら「あっちの画面見て」「次こっち開いて」「また別の管理画面ログインして」ってやらないといけないんですよ?大変でしょ?
そうなんや…。うちの情シス、確かに画面いっぱいになんかいろいろ開いとるわ。

新人Gメン及川

ベテランGメン園川

Sophos Centralなら、全部ひとつの画面で管理できます。“警備室が一か所にまとまってる”感じです。あちこち走り回らなくても、ドンと一か所で管理できますよってことです。IT担当者が一人しか居ない会社さんや、片手間でセキュリティ管理もやってる会社さんには、Sophos Centralは助けになります。

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オペレーター 杏奈

Sophos XGS Firewallは、評判も良いんですよ(Sophos(ソフォス)UTMの評判はこちら)。
そんなに評判のええ商品やったら、価格も高そうやわ。

新人Gメン及川

まあ…そうですね。Sophos XGS Firewallの価格の仕組みを確認してみましょう。

ベテランGメン園川

 

Sophos XGS Firewallの価格の仕組み

Sophos XGS Firewallの価格体系は、UTMの中ではかなり分かりやすい部類です。基本構成は次のとおり。

Sophos XGS Firewall導入費用=本体価格+ライセンス費用+保守費用

まずは、この「ライセンス(バンドル)」の考え方から整理します。

基本となる2つのバンドル

Sophos Firewall には、公式に次の2種類のバンドルライセンスが用意されています。

■ Standard Bundle License

  • 基本的なUTM機能を利用できる構成

  • ファイアウォール/基本的なセキュリティ対策が中心

  • 最小構成・エントリー向け

■ Xstream Protection Bundle License(主流)

  • IPS、Web制御、SSL/TLS通信の検査、サンドボックスなどを含む構成

  • Sophos XGSの性能を前提にしたフル活用構成

  • 実際の導入提案ではこちらが選ばれるケースが多い

Standard は最低限、実運用では Xstream が事実上の標準」という位置づけで案内されています。

なぜ Xstream Protection が主流なのか?

StandardでもUTMとしては動くんやろ?ほな、なんでXstreamばっか勧められるん?

新人Gメン及川

ベテランGメン園川

理由はシンプルです。今のネット通信の多くは「暗号化(SSL/TLS)」されているからです。

現在のWeb通信の大半は暗号化されています。Standard構成では、この暗号化通信を十分に検査できないケースがあります。

一方、Xstream Protection では、以下が可能になります。

  • SSL/TLS通信を復号して検査

  • Webアクセスの中身までチェック

  • IPS・サンドボックスを含めた多層防御

ベテランGメン園川

「UTMを入れる=入口でしっかり止めたい」と考える企業ほど、Xstreamが選ばれやすいです。

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サポート(保守)の考え方

Sophos XGS Firewall のサポートは、次の2段階です。どちらも24時間365日のサポートですが、深夜や休日は英語サポートが中心となります。

■ Enhanced Support(標準)

  • 通常の保守・サポート

  • 多くの中小企業ではこれで十分

■ Enhanced Plus Support(上位・有償)

  • 問い合わせ・故障に対して優先対応

  • 高度な技術サポートが必要な企業向け

オペレーター 杏奈

IT担当者が少ない会社でも、通常はEnhancedで問題ありませんよ。

 

価格を見るときの注意点(重要)

Sophos XGS Firewall の価格表は、本体とバンドル(Standard / Xstream)、契約年数(3年・5年など)、サポート内容の組み合わせで変わります。そのため、ネット上で見かける価格が「Standard構成」なのか「Xstream構成」なのかが明記されていない場合、単純比較はできません。

オペレーター 杏奈

“安く見える価格”は最小構成の可能性が高いです。

補足:5Gモジュールについて

なお、Sophos XGS には海外向けに5Gモジュール対応モデル(XGS 118 / 128) が存在しますが、日本国内では未販売です。本記事で扱う価格・構成は、日本国内で実際に導入可能な内容に限定しています。

 

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ベテランGメン園川

Sophos XGSの価格は「高い・安い」ではなく、「どの構成を選ぶか」で意味が変わります。次は、実際の価格表を見て具体的に整理していきましょう。

 

Sophos XGS Firewallの価格表

Sophos XGS Firewallの価格は、商品スペックによって異なります。以下に、一般的な平均販売価格を示します。

▼Sophos XGS Firewall価格表

モデル 想定企業規模 初年度価格目安(本体+ライセンス費用+保守) 5年利用総額目安 5年リースの場合
リース料金相場
FWスループット IPSスループット 脅威対策スループット
XGS 88 小規模(〜15台) 約25万円 約45万円 約8,600円 6.5 Gbps 約1.1 Gbps 約300 Mbps
XGS 108 小〜中(〜20台) 約30万円 約50万円 約9,500円 7.7 Gbps 約1.35 Gbps 約330 Mbps
XGS 118 中小(〜30台) 約40万円 約85万円 約16,200円 7.7 Gbps 約2.0 Gbps 約685 Mbps
XGS 128 中規模(〜40台) 約65万円 約130万円 約24,700円 10.5 Gbps 約2.6 Gbps 約900 Mbps
XGS 138 中〜中堅(〜50台) 約80万円 約160万円 約30,400円 18 Gbps 約4.0 Gbps 約1.5 Gbps

※価格・リース料金相場は市場相場ベースの目安
※設置費・構築費は別途
※すべて Xstream Protection Bundle+Enhanced Support 前提
※日本国内では 5Gモジュールは未販売(XGS 118 / 128 向け)

  • XGS 88 / 108
     → 小規模オフィス・店舗向け。最低限+将来拡張を見据えた構成

  • XGS 118 / 128
     → 小規模~中規模オフィス向け。価格と性能のバランスが良い

  • XGS 138
     → ここから一気にエンタープライズ寄り。人員・通信量が多い企業向け

初年度は、本体+ライセンス費用+保守費用が必要ですが、2年目以降は、ライセンス費用と保守費用のみで運用できます。

2年目以降のSophos XGS Firewall運用費用=ライセンス費用+保守費用

ベテランGメン園川

XGS128でしたら、2年目以降は半額以下の運用費用で済みますよ。

保守のグレードを上げたい場合は、別途費用がかかります。自社のITレベルに応じた保守をつけましょう。

Sophos XGS Firewallは3年リースと5年リース、どちらがいい?

さっきの価格表のリース料金相場なんやけど、5年になっとるよな?5年って長くない?3年リースは無いんかな?

新人Gメン及川

ベテランGメン園川

ございます!3年リースも可能ですよ。Sophos XGS Firewall(XGS 118)で違いを比較してみましょう。

 

▼Sophos XGS Firewall(XGS 118)3年リースと5年リースの比較

項目 3年リース 5年リース
月額リース目安 約22,000円 約16,200円
契約期間 36ヶ月 60ヶ月
月額負担 やや高い おさえやすい
総支払額 やや少なめ やや多め
更新タイミング 早い 遅い
向いている企業 入替重視・短期運用 月額重視・長期安定運用

※Xstream Protection Bundle+標準保守想定
※価格は市場相場ベースの目安

一般的に、リース期間が長くなるほど月額は下がりますが、その分、契約期間中は同じ機器を使い続けることになります。セキュリティ機器は、「何年使うか」よりも「どれくらいの頻度で見直したいか」が重要です。

ベテランGメン園川

月額コストを抑えたいなら5年リースがおすすめです。一方、環境に合わせて見直したいなら3年リースがいいでしょう。

■ 3年リースが向いている企業
・IT環境の変化が早い
・数年ごとにUTMを見直したい
・総支払額を抑えたい

■ 5年リースが向いている企業
・月額コストを最優先したい
・利用規模が安定している
・長期で同一構成を使う予定

オペレーター 杏奈

Sophos XGS Firewallの次年度の価格や保守費用について気になるという方は、ぜひお問合せください。当サイトでは、より安価にご提供できる業者を選定しております。

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Sophos XGS Firewallの価格を他社UTMと比較(中小企業向け・現行主力モデル)

比較対象モデル

  • Sophos:XGS 118

  • Fortinet:FortiGate 60F

  • Check Point:Quantum Spark 1900

▼UTMスペック・価格比較表

項目 Sophos XGS 118 FortiGate 60F Quantum Spark 1900
メーカー Sophos Fortinet Check Point
想定企業規模 〜30台 〜25台 〜50台
FWスループット 7.7 Gbps 10 Gbps 約9 Gbps
IPSスループット 約2.0 Gbps 約1.4 Gbps 約1.5 Gbps
脅威対策スループット 約685 Mbps 約700 Mbps 約600 Mbps
VPN性能 高(SSL/IPsec) 高(IPsec強) 高(拠点間向き)
管理UI クラウド(Sophos Central) ローカル/クラウド 管理サーバ型
特徴 端末連携が強い コスパ・速度重視 検知精度・ログ最強
初期価格目安 約40万円 約30万円 約45万円
5年利用総額目安 約85万円 約70万円 約110万円
向いている企業 IT人材少なめ コスパ重視 セキュリティ最優先

※価格はいずれも 5年利用想定・市場相場目安
※設置・構築費は別途
※実際のスループット値は同時に有効化する機能(IPS、SSLインスペクション、ログ取得等)により変動します。

 

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正直どれも強そうやけど…決め手って何なん?

新人Gメン及川

ベテランGメン園川

重視するポイント次第ですね。
「楽さ」ならSophos、
「価格と速度」ならFortiGate、
「守りの硬さ」ならCheck Pointです。

  • Sophos XGS
    端末連携&管理のラクさ重視(情シス少ない会社向け)

  • FortiGate
    価格とスピード最優先(コスパ重視・台数多め)

  • Check Point
    検知精度・ログ分析ガチ勢(事故を絶対起こしたくない企業)

Sophos XGS Firewall が向いている企業/向いていない企業

向いている企業

  • 社内に専任のIT担当者がいない

  • PCのウイルス対策・UTM・リモートワーク管理をまとめて管理したい

  • 感染時の初動対応を自動化したい

  • 拠点やテレワークが増えてきている

ベテランGメン園川

Sophosは、端末(エンドポイント)とUTMが連携する設計が最大の特徴です。「気づいたら感染してた」「誰が止めるか分からない」ことにならないために準備したい!企業向けのUTMと言えます。

向いていない企業

  • セキュリティは最低限でOK、とにかく安くしたい

  • すでに他社のエンドポイント製品をガッツリ使っている

  • 管理は全部オンプレ・自社完結がいい

オペレーター 杏奈

Sophos XGSは、高度な検知や連携機能が売りなので、最低限だけ使うには正直オーバースペックです。また、Sophos XGSの強みは、PC側(エンドポイント)とUTMが連携する仕組みなんですが、他社製エンドポイントだと、その連携メリットを活かしきれません。

ベテランGメン園川

Sophos XGSは、クラウド管理(Sophos Central)前提の思想が強いので、クラウドを一切使いたくないという企業には、少し合わないかもしれません。

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まとめ

本記事では、Sophos XGS Firewallの価格について特集しました。

  • Sophos XGS Firewallは高機能・高性能な次世代UTM

    • 専用プロセッサ(Xstream)による高速処理と、安定性が強み

    • TLS/SSL通信が多い環境でもパフォーマンスが落ちにくい

  • 最大の特長は「Synchronized Security」

    • UTMとPC(エンドポイント)が連携し、感染端末を自動で制御

    • 情シス不在・少人数運用の企業ほど恩恵が大きい

  • 価格は安くないが、構成は分かりやすい

    • 本体+サブスクリプション(Standard / Xstream)+保守という明快な体系

    • 中小企業では XGS 108〜128 が現実的な選択肢

  • 向いている企業

    • セキュリティを「人手に頼らず自動化」したい

    • エンドポイントも含めて一元管理したい

    • 拠点・リモートワークが増えている

  • 向いていない企業

    • とにかく最安重視

    • 他社エンドポイント製品をすでに固定運用している

    • クラウド管理を使いたくない

ベテランGメン園川

Sophos XGSは「安さ」で選ぶUTMではありませんが、「運用を楽にして、事故を減らしたい」企業にとっては、価格以上の価値があります。

Sophos XGS Firewall【格安】でリースする

 

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