【コンビニでのプリント方法】カラーはコンビニと割り切る!

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【コンビニでのプリント方法】カラーはコンビニと割り切る!

はじめに。
今回の記事は「オフィスでカラー印刷の機会が少ないなら」を想定しています。

コンビニでのプリント方法~カラー印刷はコンビニで!

業務用の大型複合機ほど立派なプリンターやコピー機は必要ないけれど、業務で印刷は必要!でも、印刷コストや導入費用は抑えたいし、不具合が起きた時にサポートもして欲しい!

そんなオフィスに最適なレンタルプリンター。月々のレンタル料を支払うだけで、プランによってはカラーだって印刷し放題。さらに業務用コピー機のリースとは異なり、カウンター料金や保守代も掛かりません。

レンタルプリンターの主流は写真もキレイに印刷できるインクジェットプリンターで、ほぼ全ての機種がカラー印刷に対応しています。一方、文字の印刷や保存性に優れているレーザープリンターを扱っている場合は、カラー対応機が大半を占めるものの、なかにはモノクロ機をレンタルしているケースもあります。

日常的にカラーで印刷をする機会があるのであれば、有無も言わずにカラー対応機をレンタルすべきですが、ほとんどカラーで印刷しないのであれば、「カラーはコンビニで!」と割り切ることも選択肢としてはアリなのではないでしょうか。まずは、カラー対応機とモノクロ機のレンタル料金の差をチェックしてみましょう。

カラー対応機種とモノクロ機種のレンタル料金

例として、レーザープリンターの取り扱いが多い「スリホ」を挙げてみます。なるべく近い条件で比較できるように印刷スピードや用紙サイズが同じ機種をチョイスしました。

 

カラー対応機種 機種 モノクロ限定機種
OL30-P EL30-MP
カラー・モノクロ共に 35枚/1分間 印刷スピード モノクロ 35枚/1分間
A3 最大用紙サイズ A3
有線のみ ネットワーク 有線のみ
最大430枚 給紙枚数 最大650枚
39,800円 月額レンタル料(スリホプラン) 25,800円

 

※スリホプランとは、基本的に定額制で印刷し放題のプラン。ただし、月間推奨枚数は約1万枚でトナーが切れた場合は追加トナーを有料で注文します。

性能面では大きな違いがないのに、カラー印刷ができないだけで、月額のレンタル料を14,000円も安くすることができます。スリホの最低契約期間が2年であることを踏まえると、14,000円の差額×24ヶ月=33万6,000円。この差は見過ごせません。もちろん、コンビニのカラー印刷は割高です。では、月に何枚ほど印刷をすると月額レンタル料の差額【14,000円】を超えてしまうのか、ざっと計算してみましょう。

コンビニ各社のプリント料金

コンビニの大手3社と呼ばれるセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンのカラープリントは、ネット経由のプリントだと1枚60円(A3サイズのみ1枚100円)、USBメモリーやSDカードなどを使用すると1枚50円(A3サイズのみ1枚80円)です。ちなみに、カラーコピーは1枚50枚(A3サイズのみ1枚80円)で、デイリーヤマザキも横並びの料金になっています。ミニストップはコピーが安く、カラーコピーは1枚30円(A3サイズのみ1枚60円)です。

カラー対応機ではなく、モノクロ機をレンタルすることで月々14,000円の差額が出るので、単純計算をすると、仮にセブンイレブンでA3サイズのカラープリント(1枚100円)を行ったとしても、月に139枚までなら、モノクロ機+コンビニの方が安上がり。A4サイズのカラープリント(1枚60円)なら、月に233枚までは14,000円を超えずに印刷できます。

このようなコンビニの活用方法は、レーザープリンターのカラー・モノクロに限ったことではありません。社内資料など日常的な印刷には、リーズナブルにレンタルできるインクジェットタイプのプリンターを使用し、顧客や取引先に渡す場合など、どうしても印刷物の品質を上げたい時だけコンビニのコピー機を利用する方法もあります。毎度毎度、最高品質の印刷物で会議を行う必要があるとは思えません。ましてや、すぐにシュレッターで処理されるものなら、なおさらです。

ところで、コンビニのコピー機でプリントアウトをする方法をご存知ですか?
コピーの方法は知っていても、プリントアウトの方法を知らない人は意外と多いものです。

コンビニのコピー機でプリントアウト:セブンイレブン

セブンイレブン

2018年現在、沖縄県を除く全ての都道府県に出店しているコンビニ最大手のセブンイレブン。店舗数は全国に20,390軒以上あり、郵便局(約24,000軒)を抜くことも時間の問題と考えられています。また、最後の空白県であある沖縄県にも2019年秋を目途に初出店(しかも100店舗)する計画が立てられており、全国制覇は目前!オフィス街なら必ずと言っても良いほど見かけるコンビニエンスストアの絶対王者です。

そんなセブンイレブンの店舗の一角には、まるで主のようにドーンとマルチコピー機が鎮座しています。コピー、スキャン、FAXの他に、レジャーやエンタメのチケット購入、スポーツ復興くじの購入・払い戻し、各種資格試験の受験申し込み、自転車保険やバイク自賠責保険の加入、住民票の写しや印鑑登録証明書を取得できる行政サービスなど、一台で様々な機能を持ち、オフィスや自宅で作成した資料をプリントアウトすることもできます。

プリントの方法:セブンイレブンのネットプリント

各コンビニでプリントの方法は若干異なりますが、代表的なプリント方法の1つとして、パソコンやスマホから文書や写真などをいつでもプリントできる「ネットプリント」があります。セブンもしかり。スマホの場合はアプリをダウンロードしますが、今回はオフィスの文書をプリントする場合を想定して、パソコンからセブンイレブンのマルチコピー機に文書を送って印刷する「ネットプリント」の方法を紹介します。

まずは、ネットプリントのサイトにアクセスし、ユーザー登録の有無を選択します。ユーザー登録をしなくてもプリントは可能ですが、プリントの有効期限が予約日+1日と短く、プリント予約の翌日までに印刷しなくてはなりません。一方、ユーザー登録は無料で、メールアドレスとパスワードのみの簡単な設定で完了し、プリントの有効期限は予約日+7日に延びます。

今回、カラープリントするのはワードで作成したコチラのカラフルな文書。

すぐにプリントに行けそうなので、ユーザー登録をせずにプリントの予約を開始します。

切り替わった画面で「今すぐファイル登録」をクリックすると、ネットプリントの同意確認画面になるので、「利用規約および個人情報の取扱いに同意する」にチェックを入れ、「ファイルの新規登録」画面に進みます。

「ファイル新規登録」の画面は、こんな感じ。

今回は写真ではなく文書なので「普通紙にプリント」をクリックし、次にファイルを選択します。参照だけではなく、ドロップでも選択可能なので、文書はデスクトップなど見つけやすいところに保存しておきましょう。ファイルを選択したら、ドロップの余白の下にファイル名が記載されます。初めての方は見つけにくいかもしれません…。次に、用紙とカラー・白黒を選び、必要であれば暗証番号や登録結果通知を設定します。

「登録する」のボタンを押すと、画面が切り替わり、プリント予約番号が表示されます。もし、プリント予約番号が「受付中」と表示されたままでも、数秒以内に画面が更新されるので焦らず待ちましょう。それでもプリント予約番号が表示されなければ、リロードしてみて下さい。

このプリント予約番号は、プリントアウトの際に必要なので、忘れずにメモっておきましょう。

会員登録をした場合も流れや画面は、ほぼ同じですが、予約番号を数字のみにすることや、印刷の有効期限を設定することができます。

あとは、セブンイレブンのマルチコピー機で「プリント」→「ネットプリント」を順にタッチして、先ほどのプリント予約番号を入力するだけ!

ちなみに支払いには電子マネーのnanacoが使え、領収書を発行することもできます。ニョロ~っと美しく印刷された用紙が出て来ました!

白黒なら1枚20円~。外出先や出張先で急に紙の書類が必要になった場合にも、覚えておくと便利です。

プリントの方法:USBなどを使ったプリント

USBメモリーやSDカードはプリントの予約をする手間もなく、すぐにでもコンビニで印刷が可能です。プリント方法も簡単。USBメモリーやSDカードにデータとなる文書等を入れ、コンビニへ行くだけ!!

例えば、USBメモリーに保存した文書をセブンイレブンのマルチコピー機でプリントする場合は「プリント」→「普通紙プリント」→「USBメモリー」の順でタッチ。

USBメモリーやSDカードを挿入する部分があるので、USBの場合は6番のUSB  パートにUSBメモリーを差し込みます。

画面にファイルの一覧が表示されるので、プリントしたい文書を選んで印刷完了です!

コンビニ各社のプリント方法

今回はコンビニ最大手セブンイレブンのマルチコピー機を使ったプリント方法を紹介しましたが、全国展開を行っているコンビニであれば、同様の方法でモノクロ・カラーのプリントができます。以下、コンビニ各社のプリント方法です。

セブンイレブン>>マルチコピー機でできること
ローソン>>マルチコピー機
ファミリーマート>>マルチコピー機
デイリーヤマザキ>>コピー・プリントサービス
ミニストップ>>マルチコピー機ネットワークプリント

もちろん、キンコーズなどのビジネスコンビニも便利で、プリント料金もコンビニより安いため、使い方次第では導入するプリンターや複合機の種類も変わるでしょうが、なんせコンビニほど店舗数が充実しておらず、「場所を選ぶサービス」と言えます。ランチの買い出しのついでや出社前など、24時間営業しているので、さくっとプリントできることもコンビニのメリットと言えるでしょう。

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