定額プリンターのラインナップではインクジェットプリンターが主流ですが、インクジェットで使われているインクには顔料インクと染料インクという二種類があります。 顔料インクと染料インクのおおまかな違いは以下のとおりです。
ねばねばこってりしているのが顔料インクで、サラサラ爽やかなのが染料インクで、男性の顔の通りです。染料インクは発色が良く光沢感のある仕上がりに出来ますが、乾燥するのに時間がかかり、水でにじみやすいので長期保存には顔料が向いています。また、光による劣化が少ないのも顔料インクです。ですので、見栄えの染料・保存の顔料と分けることも出来ます。
それぞれで印刷した紙に水をかけてみると、以下のようになりました。
▼染料インク(左)・顔料インク(右)
顔料ってほんとににじまないんですね。こんなに印刷物に水をかけるシーンがあるのかどうかはともかく。。
また、顔料インクは紙の表面に「乗せる」のに対して、染料インクは用紙にインクを染み込ませるので染料インクで写真などを印刷すると紙が少しシナシナ~っとよれます。
※日経トレンディネットさんから引用しています
多くの定額コピー機では現在扱いやすさや故障率の問題も含めて染料インクを扱っている会社が多いですが、プリント放題@さんのように顔料インクにこだわっている会社もあります。以上、顔料インクと染料インクの基礎知識おさらいでした!
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文責:コピー機Gメン 運営責任者 河合