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突然ですが皆さん、市販のプリンターを購入する場合どこに注目して選んでいますか?
ブランド名、写真印刷、無線、用紙サイズ、スピード、製品サイズなど色々と判断基準あると思いますが、一番気になるところといえばやはり費用面ではないでしょうか。
費用についても本体価格とそれ以外によく製品の紹介に書かれているカラー○円、モノクロ○円、写真○円と下のように書かれているのをみたことがあるかと思いますが
以前から僕はすごく気になっていたのですが、これっていったいどうやって計算しているんだろうか?
ということで今回は家庭用インクジェットプリンターの1枚○円の表記についてどのような判断基準で計算しているのか調査しました。
まず、各プリンターメーカのホームページから算出根拠を示すページを見てみます。
◇ブラザー工業
単価の下に詳細条件のリンクがありました。これをクリックしてみると
ランニングコスト&印刷スピードのページがあり、読んでみると
写真イールド規格“ISO/IEC29102”に規定される方法で・・・
一般文書イールド規格“ISO/IEC24711”に規定される方法で・・・
“JIS X 6931(ISO/IEC 19752)”に定めるモノクロパターンを用いて”ISO/IEC24711″に規定される方法で・・・
イソ、イソ、イソ、いそばっかりで意味が分からん!
よくわからないので別メーカをしらべる事にしました。
◇CANON
CANONも同じように説明のリンクがありました。それをクリックしてみると
印刷コスト・印刷スピード・コピースピードについての説明がありました。内容を読んでみると
国際標準規格「ISO/IEC 29102」(測定方法)および「ISO/IEC 29103」で測定
国際標準規格「ISO/IEC 24711」(測定方法)および「ISO/IEC 24712」「ISO/IEC 19752」(測定画像)で測定・・・・
・・・・・・・!!!!
これまたイソでした!
他のメーカも同様でISOに準拠した測定方法で算出しているということでした。
こうなれば、イソを読み解くしかないようなので調べてみました。
◇ISOの説明
よくよく読んでみると各メーカ同じ規格のISOで算出しているようでした。
そのキモは「ISO/IEC24711」で算出方法のガイドラインを策定していました。
「ISO/IEC24711」にはコストを算出するため用紙のサイズや印刷モードの指定、コストの表記方法、計算方法などがきめられているようでした。
そしてカラー、モノクロ、写真印刷にはそれぞれ見本となる画像が存在することがわかりました。
その見本を印刷し出力できた枚数を各メーカが販売しているインク代(メーカー希望小売価格)で計算し1枚○円と表記しているようです。
その見本が以下となります。
調べてみて各社勝手な方法ではなく、ISOに準拠した方法で算出していて安心しました。
ただ、昨今の偽装問題などの話を聞くとデータ改ざんなどなくキチンと算出しているか?第三者が介入して測定しているか?疑問を持ちます。
また市販プリンターに表記している1枚○円は印刷見本と比べて
インクを多く使っている場合=単価が上がる
インクを少なく使っている場合=単価が下がる
と言えるので普段どのような印刷物をしているか考えてみてはいかがでしょうか。
<調べて分かった点>
・各社ホームページに算出根拠をUPしている。
・主要プリンターメーカー 同一の基準(ISO)で印刷コストを算出している。
・算出コストのキモは「ISO/IEC24711」でガイドライン策定。
・算出のための見本が存在する。
<ISOまとめ>
ISO/IEC24711:インクジェットプリンタの印刷コスト算出のためのガイドライン。
ISO/IEC24712:カラー印刷の見本(測定画像)。これを出力できる枚数でコスト算出
ISO/IEC19752:モノクロ印刷の見本。印字率5%の見本
ISO/IEC29102:写真の印刷コストの規格
ISO/IEC29103:写真の見本
<ガイドライン用語集>
・家庭用プリンター 一般家庭をメインターゲットとしたプリンター。
・イールド枚数 印刷消耗品の耐用枚数。そのプリンターの消耗品として販売されているインク又はインクカートリッジ 1 個で、印刷可能な印刷物の総枚数。
・印刷コスト 印刷物 1 枚あたりのインクコスト,又はインクコストと用紙コストの合計コスト。
・インクコスト 印刷物1枚あたりに使用するインクのコスト。
・用紙コスト 印刷に使用する用紙の1枚あたりのコスト。
・第一の印刷コスト 本ガイドラインに沿った統一基準で求められた印刷コスト。文書印刷の場合の第一の印刷コストはインクコストのみとし,フォト印刷の場合の第一の印刷コストはインクコストと用紙コストの合計値とします。
・第二の印刷コスト 第一の印刷コストを補足するために任意に表示することができる印刷コスト。第一の印刷コストとの混同や,
誤認を招かないように配慮が求められます。インクカートリッジ 交換が容易で印刷インクが内包された容器。本ガイドラインでは,印刷用ヘッドと印刷インク容器が一体になった一体型インクカートリッジも含めてインクカートリッジと呼びます。また,インク色ごとに独立したインクカートリッジと,複数のインク色が一体化されたインクカートリッジの両方を意味します。
・普通紙 一般で広く使用されている普通の用紙のことで,特にコーティングなどされていない用紙。リサイクル用紙も含みます。
・写真用紙 特に写真画像などの高精細な画像を印刷するのに適した,インクジェット専用の用紙。マット処理されたマット写真用紙,光沢をもたせた光沢写真用紙,前二者の中間である半光沢写真用紙,表面を加工し絹目調などの質感をもたせた写真用紙などがあります。
・メーカー推奨写真用紙 そのプリンターメーカーが推奨している写真用紙。1 台のプリンターに対して,複数の推奨写真用紙が設定されている場合もあります。