中古の業務用エアコンを購入するメリットとデメリットを解説

中古の業務用エアコンを購入するメリットとデメリットを解説

業務用エアコンは新品で購入するとある程度の期間まで長く使用することができ、最新の機種が使えて便利です。

しかし、その分初期費用が発生し、大型のものであれば予算を大きく締め付ける場合があります。

そこで、予算が厳しい場合は中古の業務用エアコンを購入することも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

今回は、中古の業務用エアコンの費用相場やメリット・デメリットなどについて解説いたします。

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業務用エアコンには中古という選択肢もある

業務用エアコンは設置費用がかなり高めになるため、小さな事業所などの場合は新品のエアコンに買い替えることに躊躇する場合も多いと思います。

新品だと種類によっても価格は異なりますが数十万円以上かかり、さらにプラスαとして工事費用が7万円~10万円、種類によっては20万円近くかかる場合もあるため、ランニングコストも合わせると大きな買い物です。

そこで、出来るだけコストを抑えたいという方には中古品の業務用エアコンを検討してみましょう。

工事費用は変わりませんが、本体価格が大幅に安くなるので選択肢の一つとして検討の価値があります。

中古の業務用エアコンだからといって、設置などのサポートサービスは変わらずに受けることができます。

 

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中古業務用エアコンの費用相場

中古と新品の大きな違いはやはり価格面です。

先ほど触れたとおり、新品の業務用エアコンであれば総額で少なくとも20万円以上はかかります。

中古の業務用エアコンであれば、ここから大幅に費用を削減できます。

中古といってもピンからキリまであり、2~3年程度しか使っていないエアコンもあれば、すでに7~8年ほど経過したエアコンまで幅広く存在します。

一般的に3~4年落ちの業務用エアコンであれば、新品価格の80%オフ程度の値段で手に入れられる事がほとんどです。

80%OFFと聞くとかなりお得な感じがしますが、最近は新品でも大幅に割引されているケースも多くなってきました。

また、中古の業務用エアコンはランニングコストも新品よりかかることもあります。

特に5年以上経った中古エアコンは不具合などが発生した場合メンテナンス費用が発生しますので、その費用もあらかじめ確保しておく必要があります。

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中古業務用エアコンを選ぶメリット・デメリット

中古の業務用エアコンを選ぶ際には、メリットとデメリットをよく理解している必要があります。

それぞれについて詳しく解説していきます。

 

中古業務用エアコンのメリット

中古の業務用エアコンのメリットは、主に費用面や納期の面から考えることができます。

 

イニシャルコストを大幅に削減できる

中古の業務用エアコンは新品の7~8割引きとなることがほとんどのため、エアコン導入のイニシャルコストを大幅に削減することが可能です。

特に小さな事業所では業務用エアコンの定期的な購入などは予算立てされていなことがほとんどのため、予算上余裕がなければできるだけ安い費用で購入したいものです。

このような際には、中古の業務用エアコンで初期の導入費用を抑えることができます。

 

業者によっては3年以内の保証が付いている

中古の業務用エアコンは保証が全くないものもありますが、業者によっては1~3年以内の保証がついているものもあります。

新品であれば10年ほどの保証がついていることが一般的ですが、中古の業務用エアコンはそこまで耐久することは求められていません。

そのため、5年経過した中古のエアコンに3年の保証が付いていれば、かなりお得な商品と言うことができます。

中古のエアコンは業者の点検がなされているとは言え、新品よりも故障などのリスクが高いため、できれば少しでも保証が付いているものを選ぶようにしましょう。

 

在庫から選ぶため納期が最短となる

新品の業務用エアコンであれば、在庫がない場合も多く、業者に頼んでから数日~数週間経ってからの納品となることもしばしばです。

夏場は特に室内が熱くなるため、1日でもエアコンがない状態だと業務に支障が出てしまいます。

しかし、中古の業務用エアコンであれば、業者の在庫の中から商品を選ぶことになります。

そのため、すぐに業者は商品を手配でき、最短の納期でスピーディーに部屋に設置してくれます。

どうしてもすぐに部屋にエアコンが必要な場合は、中古商品の中から選ぶのも手です。

 

メンテナンスされているので、同年式のエアコンより性能が良い事もある

中古の業務用エアコンは性能が低いというイメージがあるかもしれません。

しかし、プロの業務用エアコンによりメンテナンスが施されているため、同年式、同じ年数経過した業務用エアコンよりも性能が高い可能性があります。

特に業務用エアコンは内部にホコリなどが溜まって状態だと本来の性能を発揮できませんが、多くの使用者は定期的で適切なメンテナンスを行っていません。

それに対して、中古の業務用エアコン業者が内部もきれいに清掃しているため、新品に近い状態の空調機能が保たれています。

有料業者であれば、少なくとも購入してすぐに空調性能に不満を持つことは少ないと思って良いでしょう。

 

中古業務用エアコンのデメリット

中古の業務用エアコンは、以下のようなデメリットがあります。

 

性能が低下している

中古の業務用エアコンは、状態によっては冷房や暖房機能が低下している場合があります。

特に、7~8年経過した業務用エアコンの場合は、夏場の冷房が効きにくいなど性能に不満を感じることもあるかもしれません。

また、エアコンは通常、長く稼働しているとエネルギー効率が低くなるため、電気代が新品のエアコンよりも高くなってしまうことも考えられます。

冷房機能や電気代については使ってみなければ性能がわからないため、購入する前にこのようなリスクがあることを理解しておきましょう。

 

寿命が短い

中古の業務用エアコンは、新品のエアコンに比べて長い間使用しているため、当然新品よりも寿命が短くなっています。

業者によるメンテナンスである程度長期間使えるようにはなっていますが、次のエアコンに買い替える、あるいは次のメンテナンスの期間は新品よりも短いと理解しておきましょう。

中古の業務用エアコンは寿命が短いため、数年間しか使用しない事業所など、中期間程度使用するオフィスなどには向いています。

また、新品の業務用エアコンの耐用年数についても理解しておきましょう。

 

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工事費用は新品と変わらない

中古の業務用エアコンは本体価格は新品に比べて格安で手に入りますが、工事費用自体は新品のエアコンと変わりません。

新品であっても中古であっても、エアコン設置の工程はほとんど変わらないからです。

また、メンテナンス費用も通常のエアコンと同じ扱いになるため、中古で購入したからといって安くなるわけではありません。

中古の業務用エアコンはメンテナンス頻度が新品よりも高くなると予想されるため、状態のよくない中古エアコンを購入してしまうとランニングコストが割高になるリスクがあります。

 

メーカーや種類を選べない、適したエアコンが無い場合も

中古の業務用エアコンは型落ちしたものがほとんどのため、メーカーや種類の選択肢が限られています。

また、最新の機種であれば使用できる機能が備わっていない場合もあります。

さらに、業務用エアコンは天井埋め込み型、天井吊型、床置型、壁掛型などの設置タイプがあります。

多くの場合は既存の業務用エアコンと同じ設置タイプのものを選びますが、中古は選択肢が少ないためお目当てのタイプのエアコンが見つからない場合があります。

最新の機種、機能を使いたい場合、豊富な設置タイプのエアコンの中から選びたい場合は、中古エアコンは検討するべきではないでしょう。

リース契約ができない

新品の業務用エアコンであれば、リース契約を結んで格安で短期の間だけエアコンを設置するという方法をとることができます。

リース契約は、中古のエアコンを購入するよりもさらに格安な初期費用で済みます。

また、リース契約の料金は会社の経費で処理が可能であり、動産保険が適用可能など様々なメリットがあり、費用を抑えたい場合の有力な選択肢です。

一方、リース契約は初期費用は抑えられますがトータルすると新品エアコンを購入するよりも割高になる、リース契約途中で解約できないなどのデメリットも存在します。

リース契約、中古のエアコンともに中期的な使用に向いており、それぞれメリットとデメリットが異なります。

新品のエアコンを購入しない場合は、これらの違いも考慮しながら適切な選択をしていきましょう。

 

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まとめ

  • 中古の業務用エアコンは本体価格が安い
  • 中古の業務用エアコンは業者によっては保証がついている
  • 中古の業務用エアコンの設置費用は新品の場合と同じ
  • 中古の業務用エアコンは新品よりも寿命が短い
  • 場合によってはリース契約の方がお得な場合もある

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