ラベルプリンターとは?
ラベルプリンターの用途
スーパーなどで見かけることの多い「商品に貼付されているバーコード」や「商品の値札」はラベルプリンターで印刷されています。
主に業務用として使用されていますが、種類によってはマスキングテープの加工やパソコン・スマホ等でデザインしたものをそのままラベルにできる等、自宅でも手軽かつ本格的なラベル作成ができるため、個人で使用するケースも増えています。
ラベルプリンターの種類
オペレーター 杏奈
熱転写式プリンター
普通紙のラベルにリボン転写で印刷する方式のプリンターです。特徴としては、長時間貼付していても変色などが起きにくいことが挙げられます。ただし、ラベルの価格は安価ですがインクリボンが必要となるため、全体的なコストは割高になります。
感熱式プリンター
熱に反応すると黒くなるラベル紙を使用するプリンターです。長時間貼付けていると台紙が変色したり、文字が薄くなるなど、デメリットもありますが、低コストでの導入が可能です。
ラミネート式プリンター
インクで印字したラベルをラミネート加工するため、長期間での使用に最適なプリンターです。注意点としては用紙幅が限定されること。購入の際は用紙幅をしっかりと確認しましょう。
カラープリンター
インクをラベルに吹き付ける方式を採用しています。カラーで印刷できるため、視認性が高くなり、商品の仕分けや各商品の特徴を生かしたデザイン性の高いのラベル作成などに使用されています。
ラベルプリンターの選び方
オペレーター 杏奈
使用目的を明確にする
ラベルプリンターには様々な目的に合わせた機種があります。
ソフトウェアなどをインストールせず、パソコンに接続するだけで印刷ができる機種やカット方法を選べる機種など、種類が豊富なので用途に合わせて選択することが可能です。
長時間貼付する必要がある場合は「熱転写式プリンター」や「ラミネート式プリンター」、短期間の場合は「感熱式プリンター」や「カラープリンター」を選択しましょう。
どのくらいの量を印刷するのか?
1日に印刷する枚数がどのくらいなのか?を推測し、少ない場合は本体価格が安いもの、多い場合は消耗品の価格が安いものを選ぶことで、全体のコストを抑えることができます。
プリンターから直接印刷するのか?パソコンに接続して印刷するのか?
キーボードが付いているラベルプリンターは単体で使用することができますが、付いていないラベルプリンターはパソコンに接続して使用します。また、近年はスマートフォンから印刷することができる機種も発売されています。
CASIO NAMELAND i-ma ラベルライター KL-SP10
ラベルプリンター導入のメリット
ラベルプリンターを導入すると、誰でも手軽にラベルを内製化できるので、外注に掛かっていたコストを削減することができます。また、必要なときに必要な分だけ印刷できるため、ラベルを在庫管理する手間が省けます。
ラベルプリンター導入のデメリット・注意点
便利なラベルプリンターですが、様々な種類が販売されており、必要以上の機能を備えたラベルプリンターを選択してしまうと、導入のコストが増え、逆に割高になってしまう可能性があります。
プリンターの種類や対応用紙幅などを確認し、目的に合ったものを選択しましょう。
おすすめのラベルプリンター
オペレーター 杏奈
【ブラザー】ピータッチPT-P700
brother ピータッチ ラベルプリンター P-TOUCH PT-P700
機種名 | ピータッチPT-P700 |
メーカー名 | ブラザー |
種類 | ラミネートラベルプリンター |
用途 | 価格ラベル、バーコードラベル |
対応用紙幅 | TZe規格テープ幅 3.5~24mm |
価格相場 | 8,000円 |
簡単・きれい・スピーディーにラベルを作成できる人気の機種。簡易版のラベル作成ソフトが本体内に搭載されているため、パソコンにUSBケーブルを接続するだけで、簡単にラベル作成を始めることができます。ラミネート式なので、擦れや汚れに強く、はがれにくいことが特徴です。
【ブラザー】PT-P300BT(スマホ接続専用)
brother P-TOUCH CUBE ラベルプリンター PT-P300BT
機種名 | PT-P300BT |
メーカー名 | ブラザー |
種類 | 熱転写式プリンター |
用途 | 整理整頓用ラベル、ギフトラッピング、ネーミング |
対応用紙幅 | TZe規格テープ幅 3.5、6、9、12mm |
価格相場 | 5,000円 |
スマホ専用アプリ「P-touch Design&Print」を活用することで、スマホでも簡単にラベルを印刷することが可能です。ラベルのデザインをカテゴリー別に選択することができるなど利便性にも優れ、初心者でも本格的なラベルを作成することができます。
【マックス】ELP-60N2
機種名 | ELP-60N2 |
メーカー名 | マックス |
種類 | 感熱式プリンター |
用途 | バーコードラベル、QRコード、POP |
対応用紙幅 | 59mm |
価格相場 | 25,000円 |
赤と黒の2色プリンターで、モノクロだけでは再現できなかったインパクトのあるラベルが作成できます。また、専用のラベル作成ソフトやオートカット機能を搭載しているため初心者でも使いやすく、さらにラベルカセットもワンタッチで交換できるなど、設計面にもこだわった機種になっています。
【まとめ】ラベルプリンターは用途を第一に考える!
オペレーター 杏奈
- ラベルプリンターはスーパーで見かける値札などの業務用、マスキングテープ加工などの個人用など幅広く使われている
- ラベルプリンターの種類は「熱転写式」「感熱式」「ラミネート式」「カラー」がある
- ラベルプリンターの選ぶ際には使用目的を明確にする
- ブラザーの「ピータッチPT-P700」「PT-P300BT」やマックスの「ELP-60N2」がオススメ!
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