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近年、法人名義で携帯電話を契約し、社員に配布する会社も増えています。
いよいよ自社でも検討しようかな、なんて話が出ているかもしれません。
しかし、いざ導入するとなった時、いったいどの機種を導入すればよいのでしょうか？
分類をしてみたので、想定用途に合わせて選んでみてください。
- 携帯電話（ガラケー）
- Android
- iPhone
の3つを順に見ていきます。
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【ガラケー】携帯電話は安くて使い易いが少機能
通話がメインになる携帯電話の端末です。色々な呼び方がありますが、「ガラケー、ガラホ※、ハンドセット、フィーチャーフォン、4Gケータイ」などというのはすべて従来型の端末のことを指します。
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有料オプションとして、Webの閲覧やメールの機能を使うこともできます。もちろん、金額的には一番安く導入できます。
通話の音質そのものはスマホよりも高く、コンパクトさ、頑丈さ、電池の持ちなどはユーザーから高評価です。
- 業務利用用途は通話だけでOK
- オプション機能はメールや乗り換え案内くらいが見られればOK
という方針であれば、ガラケーでよいかもしれません。
※厳密には、ガラホはAndroid OSを搭載していますが、用途上ガラケーに分類しています。
【Android】価格も機能も端末によりピンキリ
OSとしては世界でトップシェアを持つスマホがAndroidです。
GoogleがOSを作り、デバイスはSONYやSAMSUNG、シャープなど、様々な会社が作っています。
スマホなのでインターネットへの接続がスムーズで、様々なアプリを使って、業務を効率化することもできます。
iPhoneのOSである「iOS開発」に比べ、アプリの開発が行いやすく、自由にカスタマイズすることもできます。
料金はどのデバイスを選択するかによって大きく異なってきます。
SONYやSAMSUNGのデバイスであれば多機能、高性能ですがiPhone以上の金額になることも。
逆に、シャープや京セラなどが法人向けに出しているシンプルなスマホであれば、安価に導入することもできます。
- スマートフォンを安価に導入したい
- 今後、アプリの開発などを行い、使いこなしたい
とお考えでしたら、Androidが向いているかもしれません。
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【iPhone】高いが高機能でユーザーにおなじみ
国内コンシューマ市場では圧倒的人気を誇り、法人市場でも根強い人気を誇るのがiPhone。
OSもデバイスもAppleが作っているため、動作がスムーズでセキュリティも高いです。
iPhoneという製品自体の完成度が高く、直感的に使いこなせる上、自分の端末がiPhoneという人も少なくないので、教育コストは抑えられる傾向にあります。
金額的には一般的に比較的高額になりがちですが、うまく「カタオチ」のようなiPhoneの在庫があるケースでは思いのほか安く導入できることもあるよう。
- シンプルですぐ使いこなせるスマホが導入したい
- 社員が使い慣れているスマホを配布したい
という法人にとっては最適な端末と言えるでしょう。
それぞれの利用者満足度は？iPhoneがトップ！
124名の法人携帯ユーザにアンケートを取ったところ、iPhone、Android、ガラケーそれぞれの満足度は下記の通りです。
| 端末 | 満足度 |
|---|---|
| iPhone | 4.0/5点 ★★★★☆ |
| Android | 3.8/5点 ★★★★☆ |
| ガラケー | 3.3/5点 ★★★☆☆ |
※法人携帯Gメン独自の調査です。
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【満足度3位】ガラケーの利用者の評価
ガラケーの利用者からはこんな口コミが出てきました。軽さ、コンパクトさや電池の持ちには定評が。一方で、機能的にガラケーで十分か不十分かは、利用用途によって評価がハッキリ分かれるようです。
【ガラケー】満足度：とても満足
起動が速くて良い。電話をメインに使用するのでスマホよりも電話をしやすい。また、スマホに比べてコンパクトなのでスーツのポケットにも入れやすく便利だと思う。充電の持ちも良く、スマホほど頻繁に充電する必要もないので良い。
【ガラケー】満足度：やや満足
訪問介護職をしているため、直行直帰の場合もあるので会社から携帯を支給されています。ほぼ電話とためにメールだけなのでガラケーで十分ですが、普段はスマホに使い慣れているため少し操作が不便に感じることもあります。
【ガラケー】満足度：普通
ガラケー世代なので使いづらくはないが、スマホに慣れていると電話帳の使い方や登録方法を時々忘れる。ガラケーは 電池の持ちがいいのと、落としても壊れにくいメリットがある。
【ガラケー】満足度：やや不満
普段はスマホに慣れているためガラケーの操作方法が難しく、スマホにして欲しい。
【ガラケー】満足度：とても不満
一番不便なのが、会社メールの転送が出来ても添付ファイルが見えない事ですね。単純なテキストメールと電話だけの最低限の事しかできないですね。個人携帯のスマフォでついつい会社の仕事をして仕舞います。
こんばんは??
スマホに6年ぶりにしたんだ！
私なんか､スマホを使いだしたらガラケーはもう使えないよ?⤵️⤵️— 山本悦子 (@ULXHlh4ZbjzneUi) March 6, 2019
【満足度2位】Anroidの利用者の評価
続いてAndroidの評価。ガラケーに比べ、使える機能が大幅に拡大し、ユーザー満足も向上しているようです。一方で、使い慣れたiPhoneの方が望ましいという声も複数みられました。
【Android】満足度：とても満足
利用者です。法人携帯が今の機種に変わり、仕事のスピードアップが図れたと思います。スケジュールや連絡メールや社内SNSを、移動中に片手で確認できるのは本当に便利。資料などが多く荷物が多くなりがちでしたが、機能の高いスマートフォンのおかげで肩こりも少しは解消されたと思います。
【Android】満足度：とても満足
お客様とつながりある方と共有できることがいくつかあるので、時間帯を合わせてタイムラインで確認ができることが非常に便利です。また、機種がnoteタイプで画面も大きく、エクセルやワードの確認もすぐにできるので、外出先で書類を忘れてしまっても確認でき、コピーも近くに印刷機があればすぐできるので楽だと思います。
【Android】満足度：普通
社内の連絡が取りやすい。スマートフォンの場合、メールの転送などを行えば、社外でもメールの確認を行う事ができる。個人の携帯ではないので後日精算をすることもない。休日などでも職種によっては電話がかかって来る場合もあり、個人の携帯のみの場合非常に面倒なことになる為。”
【Android】満足度：やや不満
業務の上でPDFファイルなどを外出先から開けるようになったり、LINEでの営業間連絡もできるためガラケー時代よりも仕事ははかどるのですが、私用携帯がiPhoneのため、操作性になれずに親しい顧客とは私用携帯で連絡を取り合うこともしばしば。
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【満足度1位】iPhoneの利用者の評価
最後にiPhoneユーザーからの声です。機能面での評価は抜群といったところでしょうか？一方で、（特に電波が悪い場所での）電池の減りの早さや故障時の運用に困っている声も。
また、プライベートでiPhoneユーザーが多いのはやはり強みのようですね。
【iPhone】満足度：とても満足
メールに添付されたエクセルやワードの資料が簡単に内容確認が行えるため、パソコンを持ち運ぶ必要が無く、出張先や会社外の場所でも業務が滞ることなく進められます。又、海外出張者との国際電話でのやり取りもスムーズに行えるため、重宝しています。
【iPhone】満足度：とても満足
個人の私用携帯が同じ機種ということもあり、使いやすく慣れるまで時間がかかりませんでした。画面も見やすくメールのチェックや社内チャットも簡単に利用できます。難点としては、こまめにアプリのアップデートをしたりiosのバージョンアップが必要なところです。
【iPhone】満足度：普通
故障した時にはアップルストアまで行かないといけないため故障した時にはとても困りました。初めて故障した時、お店に行って丁寧に説明をしてくれたため良かったです。
【iPhone】満足度：やや不満
電波状況が良好でない場所での利用が多いため、電池の消費がガラケーに比べて早く、肝心な時にバッテリー切れが起こる。通話や簡単なメールの使用が主な場合はガラケーで充分です。
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まとめ
どのような軸で業務用携帯を端末を選ぶかによって、最適な端末の種類は異なってきます。
しかし、全く判断がつかないようであれば
「安価なAndroid」
を導入してみるというのが１つの手ではないでしょうか？
携帯電話を導入し、様子をみるというのも手ですが、2年、3年といった縛り契約があることを考えると、今後の拡張性は考慮しておいた方がよいように思います。
安価なAndroidであれば、台数や条件次第では携帯電話並みの価格で導入できることもあるようです。
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