携帯キャリア3社の格安新プランは法人契約不可!業務利用なら「相対契約」を

携帯キャリア3社の格安新プランは法人契約不可!業務利用なら「相対契約」を

安さと対応品質が高い販売店を2~3社ご紹介します。1社だけをご希望の場合はその旨をご記載ください。

携帯キャリア3社の新プランは法人契約不可

「世界一高い」携帯料金についにメスが!国を挙げての改善要望、格安SIM(MVNO)業者や楽天モバイルの台頭など外圧などの影響か2021年3月、携帯キャリア3社から格安のラインナップが出そろいました。

それぞれの料金の金額の安さや明朗さはこれまでの高額で複雑怪奇なものと比較するとかなり改善されている印象を受けます。

しかし、残念ながら携帯キャリア3社の格安新プランは法人契約には対応していません。また、個人事業主・フリーランスや一人社長のような方であれば個人契約したものを業務利用は可能ですが、その際には注意しなければならないポイントがあります。

今回は携帯キャリア3社の格安新プランについて、3社の比較やこれまでのキャリアのサービスや格安SIM(MVNO)と比較した上で、法人携帯Gメンがおすすめの業務携帯の契約方法である「相対契約」についても説明していきます。

 

 

携帯キャリア3社の格安新プランを徹底比較

まずは、キャリア3社の格安新プランに関して、3社間で比較した上で、従来のキャリアのプランや格安SIM(MVNO)と比較した特徴をまとめていきます。

携帯キャリア3社間同士の比較

まずは、3社間同士の比較です。

NTTドコモ au(KDDI) ソフトバンク
サービス名 ahamo(アハモ) povo(ポヴォ) LINEMO(ラインモ)
基本料金 2,700円(5分間かけ放題がデフォルト) 2,480円(通話は従量) 2,480円(通話は従量)
データ 20GB 20GB 20GB
データ追加 1GBあたり500円 1GBあたり500円 1GBあたり500円
5分間かけ放題 基本料金に組み込み +500円 +500円
無制限かけ放題 +1,000円 +1,500円 +1,500円
キャリアメール 不可 不可 不可
留守番電話・転送電話 不可 転送電話のみ可 不可
端末の同時購入 可(ただし一部端末のみ) 不可 不可
海外利用 不可
その他の強み 海外利用が20GBまで基本料金内 データし放題1日220円 LINEのギガ無制限

料金は相変わらず似たり寄ったりですが、通話をほとんど使わないのであれば基本料金に「5分間かけ放題」が組み込まれているドコモがやや割高です。ただし、5分間かけ放題を追加するのであれば、ドコモにコストメリットがあります。

また、ドコモのもう一つのポイントとして海外利用にあたって追加コストが出にくいのは使い方によっては大きなメリットです。

auは海外利用ができない点が使い方によっては大きなマイナスです。ただし、転送電話が使えたり、「データし放題1日220円」など、用途によっては他のキャリアより優位性があります。

ソフトバンクはLINEの利用においてはギガがノーカウントです。ラインでの音声通話・ビデオ通話が多い場合におすすめです。

新人Gメン及川

なるほど、、!安いしシンプルでわかりやすいな。しかし、料金体系がまたどうも
もうそれは言わないお約束・・・かな・・・?

ベテランGメン園川

 

従来のキャリアプランや格安SIM(MVNO)と比較した特徴

続いて、3社を「キャリアの新プラン」でくくった時、従来のプランや格安SIM(MVNO)と比較してみます。

キャリアの従来のプラン キャリアの新プラン 格安SIM(MVNO)
料金 高い 安い 安い
回線品質 良好 比較的良好 キャリアよりは悪い
かけ放題 可(オプション) 可(オプション) 業者による
キャリアメール 不可 不可
店頭などの有人サポート あり 一切なし 基本的になし
留守番電話 料金内に組み込み 不可 業者による(有料オプションもしくは取扱なし)
端末のセット購入 ドコモのみ可(一部端末) 業者による
法人契約 不可 業者による

新人Gメン及川

ん~、、仕事に使うことを想定すると、下手すると格安SIM業者(MVNO)より不便な気も・・・
回線の品質はほぼキャリアだけれど、主に若者が使うことを想定して手厚いサービスを削ることで金額を下げたプランという位置づけなのでしょうね。やはり仕事で使うとなると、総合的なサービスが充実しているキャリアの従来プランが望ましいです。

ベテランGメン園川

法人携帯Gメンでキャリアのプランをおとくに導入する

 

 

携帯キャリア3社の格安新プランは法人契約不可

繰り返しになりますが携帯キャリア3社の格安新プランは法人契約はできません。

かけ放題がオプションで付けられて、20GB付与で、web会議などの用途にも安心。それでいて金額がかけ放題を付与しても4,000円程度なので一見魅力的なプランに見えるだけに少し残念ですね。

将来的に法人契約に対応する可能性も当然ゼロではありませんが、どちらかというと手厚いサービスを削って実現した若者向けプランという位置づけであるため、今後も対応しない可能性の方が高いというのが法人携帯Gメンの見解です。

 

 

携帯キャリア3社の格安新プランをビジネスで使う方法と注意点

携帯キャリア3社の格安新プランは法人契約できませんが、個人名義で契約した回線を仕事に使うこと自体は当然可能です。(現実的には個人事業主・フリーランスの方のみ可能な方法です。)

ただし先ほどの表でもまとめた通り、仕事での利用には適さないポイントも多々ありますので気をつけましょう。

  • 端末を別に用意する必要がある(セット販売不可)
  • サポートが手薄
  • キャリアメールが使えない
  • 留守番電話が使えない(au以外は転送電話も不可)

重要なポイントとなるのはこのあたりでしょうか?

最近ではスマホから業務用のメールの確認が容易なため、キャリアメールの需要は下がっていますが、これまでキャリアメールでやり取りをしていた場合は回線を切り替えると使えなくなるためご注意ください。
(※2022年1月追記:ドコモとauでは月額330円で解約後のキャリアメール持ち出しが可能になりました。)

端末は既に持っているか、新規で購入すればよいので個人利用であればそれほど支障はありません。キャリアで端末を購入した際に使える分割払いが利用できないくらいでしょう。

しかし、留守番電話が使えないのはかなりのマイナスポイントです。もし、ほぼLINEなどでのやり取りのみで済む仕事であれば問題ないかもしれませんが少しでも電話を使ってやり取りをする場合、「契約の関係で留守番電話を使えない」というのは信用にも関わってきます。

(転送電話などの利用を考える場合は新プランの中ではauのpovoのみが対応しています。)

 

 

携帯キャリア3社を法人で業務利用するなら「相対契約」

携帯キャリア3社の格安新プランは法人契約に非対応ですが、携帯キャリアの回線を手厚いサービスのまま、お得に契約する方法があります。

それが、個別交渉により特別な割引を引き出す「相対契約」です。法人契約の場合、個人契約と違い定価だけでなく個別交渉により特別なプランで契約をすることが可能です。

元々はボリュームディスカウントが基本で、少数の回線であればほとんど割引は受けられなかったようなのですが、最近では法人格のない個人事業主・フリーランスであっても1台から割引の条件での法人契約が可能など、柔軟な対応がされているようです。

 

まとめ:携帯キャリア3社の業務利用なら格安プランではなく相対契約

携帯3社キャリアの新プランは、料金的なメリットは大きなプランではありますが、法人契約には対応していません。また、仕事に使うには難しい部分も多いのが否めません。

業務用の携帯であれば高品質な回線、手厚いサポートが得られるキャリアでの格安ではないプランでの契約が望ましいです。定価は安くはありませんが、個別交渉により割引を得ることも可能なため、しっかりと念頭においておとくな条件での契約を目指していきましょう。

新人Gメン及川

うんうん、よくわかった。けど、キャリアの各担当者と個別交渉して相見積とってなんてめんどくさいな~
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ベテランGメン園川

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