CanonのBCI-7e+9PGBKの7色パックを利用して、純正インクと互換インクで印刷品質にどのような差が出るのかを調査してみました。また、互換インクの中でも高級なインク革命と、安価なリボンキャットでも比較しました。
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使用したプリンターはip7500で、文書印刷、写真印刷(普通紙+光沢紙)に印刷したものを素人と色調確認のプロで比較しました。
販売店 | 値段(送料・税込) |
---|---|
キャノン純正 | 6,080円 |
インク革命(互換インク) | 3,200円 |
リボンキャット(互換インク) | 1,380円 |
※2017年4月時点のamazon・楽天の最安値です
Gメン的結論:一番安いリボンキャットで十分
発色に関しては純正インクと互換インク2社の間で差が認められるものの、色味の確認を本職とするプロに見せても「あえて比較しないとどれが互換かわからない」との意見でした。一般レベルであれば最も安いリボンキャットで十分ではないでしょうか。
※安い互換インクであれば、リボンキャットでなくても良いと思います。
販売店によって配送の速さやインク保証・プリンター保証(プリンター購入後1年以内の故障は無料対応)などの差はありますが、価格差ほどの影響は無いと考えました。なぜなら急いで受け取りたいのであればamazonが最も速いでしょうし、プリンターが家庭レベルの使用で1年以内に故障する確率は極めて低く、これらに敢えてお金を払う理由はほとんど無いと思います。
カラーの美しさに強くこだわるなら、染料黒だけは純正が良い
下記が3社のインクで光沢紙に印刷した比較サンプルです。CMYKのうちのK、つまり黒(右上の焦げ茶)で違いが出ていることがわかります。
本来は真っ黒の素材を印刷しているため、焦げ茶になってしまっている純正ですら正確に色調を表現出来ていませんが、純正とその他2社では素人目でもわかる程度に違いが出ており、実際の写真では緑色の発色(黒を混ぜるため)にほんのわずかに差が出ていました。
色味じじいは「俺がインクを選ぶなら、染料の黒だけ純正、その他は互換インクにする」との意見でした。
文書印刷がメインの場合は迷わず最安のリボンキャット
文書印刷でも比較してみましたが、色味爺がルーペで見ても「違いがわからない」とのことでした。あえて巨大な文字で印刷してみると色の濃さで違いがありますが、巨大な文字であればそもそも薄くても視認性に問題は無いと思いますので安い互換インクで問題ないでしょう。
インク革命は口コミでは高評価
今回の比較ではインク革命の評価は高くありませんでしたが、ユーザー比較では高い評価を受けています。互換インク大手としてのブランドが浸透しており、安心感があるのかもしれません。
互換インクメーカー | 利用者満足度 |
---|---|
【1位】インク革命 | 4.2/5点 |
【2位】チップス | 4.1/5点 |
【3位】エコリカ | 3.7/5点 |
【4位】ジット | 3.5/5点 |
【5位】エレコム | 3.5/5点 |
【6位】カラークリエーション | 3.4/5点 |
全体平均 | 3.8点 |
※5名以上の回答があったメーカーのみ比較
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■画質・色味を比較
BCI326の発色はインク革命が○、安さはチップスが○
BC310/311の発色は純正が○、安さはチップスが○
BCI7eの発色は純正が○、安さはリボンキャットが○