WatchGuard(ウォッチガード)Fireboxの価格を専門家が解説

  • 公開日:2020年08月15日
  • UTM
WatchGuard(ウォッチガード)Fireboxの価格を専門家が解説

ベテランGメン園川

WatchGuard(ウォッチガード)Fireboxの価格は、他社と比較すると安いと言われています。ただ、取り扱い業者によって価格差があります。

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オペレーター 杏奈

今回は、IT商材専門家のnaokoさんに、WatchGuard(ウォッチガード)Fireboxの相場価格を解説してもらいますね。あわせてケース別価格例も紹介してもらいますので、お楽しみに!
  著者紹介】女性セールスnaoko
都内にあるIT商社で数万点のIT商材を扱っています。UTMは数あるシステムの中でも販売機会が多い商材なので、勤務先での経験をお伝え出来ればと思っています。趣味は海外旅行です。

 

WatchGuard(ウォッチガード)Fireboxの価格

WatchGuard(ウォッチガード)Fireboxの価格を専門家が解説

WatchGuard(ウォッチガード)はUTMの老舗ベンダーで、Fireboxというブランドで展開しています。赤い筐体が印象的で「赤箱」とも呼ばれており、比較的安価で設定もシンプルなことでも知られています。

ウォッチガードについて詳しく知りたい方は「WatchGuard(ウォッチガード)Fireboxの評判・比較」記事も合わせてご参照ください(WatchGuard(ウォッチガード)Fireboxの評判・比較はこちら!)。

 

この記事ではまず、WatchGuard(ウォッチガード)のFireboxシリーズの価格相場を企業規模別に見ていきましょう。

 

WatchGuard(ウォッチガード)Fireboxの価格表【企業規模別】

 

機種名 ウォッチガード

Firebox T20

ウォッチガード

Firebox T40

ウォッチガード

Firebox T80

ウォッチガード

Firebox M270

ウォッチガード

Firebox M370

目安接続台数 5台規模 20台規模 50台規模 60台規模 150台規模
本体+Standard Support1年 180,000円 210,000円 340,000円 360,000円 460,000円
本体+Standard Support3年 230,000円 270,000円 430,000円 450,000円 580,000円
本体+Basic Security Suite1年 230,000円 260,000円 410,000円 470,000円 620,000円
本体+Basic Security Suite3年 350,000円 400,000円 650,000円 760,000円 980,000円
本体+Total Securty Suite1年 260,000円 370,000円 570,000円 740,000円 940,000円
本体+Total Securty Suite3年 560,000円 660,000円 1,030,000円 1,350,000円 1,700,000円

※上記の価格には、設置費は含まれておりません。

 

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中小企業向けに強いウォッチガードだけあって、特に中小規模向けの製品では価格のメリットがよく表れています

なるほど…。WatchGuard(ウォッチガード)の実際の価格感は分かったわ。でも…本体+Standard Support1年とか本体+ Basic Security Suite1年とか…何のことやねん?ウォッチガードの価格、分かりにくいわ。

新人Gメン及川

ベテランGメン園川

確かに…何のことか分かりませんよね。

オペレーター 杏奈

そうですね、それではWatchGuard(ウォッチガード)価格について、詳しい解説をIT商材専門家のnaokoさんにお願いしましょう。

セット買いでOK!ウォッチガード価格相場

ウォッチガードFireboxは本体+異なる3種類のライセンスセットの販売となっていますつまり、セット買いするということです。WatchGuard(ウォッチガード)に付属している3種類のライセンスの違いは、以下です。

 

【WatchGuard(ウォッチガード)Fireboxのセット3種】

  • Standard Support

先出しセンドバック、平日9-17時のEmail・電話によるサポート、ファームウェアバージョンアップ権利が含まれています。機能としてはファイアウォールとVPNのみが付いています。

  • Basic Security Suite

Standard Support の機能にプラスして、不正侵入検知・防御(IPS)、ゲートウェイアンチウィルス、アプリケーションプロキシ、アプリケーション制御、URLフィルタリング、迷惑メール対策、レピュテーションセキュリティ/ボットネット検知が付いています。

  • Total Security Suite

Basic Security Suiteの機能にプラスして、ネットワークディスカバリー、標的型攻撃対策・サンドボックス機能、情報漏えい防止、Dimension Command、Threat Detection&Responseが付いています。

 

うん…、つまり…UTMが欲しいヤツはどのセットを買えばええんじゃ??ITに弱いワシにも分かるように説明してくれや。

新人Gメン及川

 

【WatchGuard(ウォッチガード)Fireboxのセット3種の違い】

  1. 【本体+Standard Support】ファイアウォールのみの機能
  2. 【本体+Basic Security Suite】基本的なUTM機能
  3. 【本体+Total Security Suite】基本UTM+最先端のセキュリティ機能搭載


ファイアウォールの機能のみでよければWatchGuard(ウォッチガード)のStandard Support付の製品、基本のUTM機能が備わった製品が欲しい場合はBasic Security Suite付きの製品、さらに高度で最先端のセキュリティ機能が搭載されている製品が欲しい場合はTotal Security Suite付きの製品を購入するとよいでしょう。

なるほど、WatchGuard(ウォッチガード)、意外とシンプルやな。これならワシにも分かるわい。ただ…保守が気になるなぁ…。センドバック保守しかウォッチガードは無いんやろか?駆けつけてくれるみたいなサポートは受けられんの?

新人Gメン及川

オペレーター 杏奈

大丈夫です!ウォッチガードは「安さ」を武器にしているため、「オンサイト保守」をパッケージ化してはいないんですが、有料オプションとしてオンサイト保守もつけられますよ。

ベテランGメン園川

ウォッチガード Fireboxのオンサイト保守は、ベーシック(平日9-18)、プレミアム(24時間365日)の2種類。オンサイト保守はメーカー主導ではなく、業者主導で行います。また、WatchGuard(ウォッチガード)Fireboxモデルによって価格が異なります。詳しくはお問合せください

 

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WatchGuard(ウォッチガード)Firebox Cloudの価格

ベテランGメン園川

インフラの一部をクラウド環境で使用する機会があるという企業様には、WatchGuard(ウォッチガード)Firebox Cloudがおすすめです。

オペレーター 杏奈

Firebox Cloudの場合、目安となる接続台数はSmallでも50台とFirebox T80に匹敵するスペックを誇ります。

▼WatchGuard(ウォッチガード)Firebox Cloudのスペック

モデル名 CPUコア数 目安接続台数 TDR Host
Sensor数
Firewall
(Gbps)
VPN
(Gbps)
VPN ユーザ数
Firebox Cloud
Small
2 50台 50 2 0.4 50
Firebox Cloud
Medium
4 250台 250 4 1.5 600
Firebox Cloud
Large
8 750台 250 8 3 6,000
Firebox Cloud
XLarge
16 1,500台 250 無制限 無制限 10,000
Smallが一番スペック低いんやろ?で、T80に匹敵て…Cloudの料金は高そうやな。価格表ある?

新人Gメン及川

ベテランGメン園川

申し訳ございません。WatchGuard Firebox Cloudは、お客様のセキュリティの状態に応じてプランをお出しする形になります。よって、価格表として掲載することができません。
なんやて⁉ 料金分からへんの?分からんのに注文できへんわ…。

新人Gメン及川

オペレーター 杏奈

ご参考までに!Firebox Cloud MediumのBasic Security Suite3年の料金は、105万円程度です。詳しくは、お問合せください。

 

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WatchGuard(ウォッチガード)Fireboxのケース別価格例

WatchGuard(ウォッチガード)価格は?

ケース①:セキュリティ弱めの小規模企業

・従業員30名の会社

・ほかにセキュリティ対策はしていないので、基本的なセキュリティ機能は欲しい。

・製品の見直しは3年に1度程度。

このケースの場合、まず従業員30名なのでウォッチガードFirebox T40かT80が当てはまります。T40だとスペック不足になる可能性が高いため、T80をおすすめします。

基本的なセキュリティ機能が必要なので、基本的なUTM機能が網羅されているBasic Security Suite付きの製品を選びます。3年間は利用する前提なので、3年分一括で購入しておけば更新の手間がなく楽です。計算すると価格感はこちらになります。

ウォッチガードFirebox T80本体+Basic Security Suite3年付=650,000円

オペレーター 杏奈

センドバック保守だけで不安…という方は、WatchGuard(ウォッチガード)オンサイト保守を有料オプションでつけられます。詳しくはお問合せください

 

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ケース②:セキュリティ専門社員ありの中小企業

・従業員150名の会社

・セキュリティ対策は他の製品で行っているので、ファイアウォール機能があれば十分。

・お試しなので、安く買いたい。

このケースの場合、従業員150名なのでウォッチガードFirebox M370でカバーできます。

大きい会社であればあるほどセキュリティ対策は他の製品を組み合わせて行っているケースも多いため、ファイアウォール機能のみを求める会社も多いです。こちらもそのケースに当たるため、Standard Supportが付いていればよいでしょう。

「安く買いたい」「とりあえずお試しで」という要望があるので、1年分で考えます。計算すると価格感はこちらになります。

ウォッチガードFirebox M370本体+Standard Support1年付=460,000円

 

オペレーター 杏奈

WatchGuard(ウォッチガード)では、いろいろなパーツを組み合わせて購入する必要がないので、間違いがなくて助かりますね!

 

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WatchGuard(ウォッチガード)Fireboxの構築価格

構築

ウォッチガードFireboxも構築を請け負ってもらえる会社があります。比較的設定等はシンプルと言われているウォッチガードですが、英語の資料が多いことや実績がまだ少ないこともあり、全くの素人がやろうとするとうまくいかないこともあるようです。

VPNの構築やポリシーの設定・追加、ファームウェアのアップデートなどをリモートもしくはオンサイトで対応してくれます。オンサイトの場合は場所にもよるため一概に価格は言いにくいですが、概ね10万~20万円程度が相場と言われています。

構築と合わせて運用や保守を展開している会社も多く、導入後定期的に機器の状態をチェックしたり、ログの解析やレポートの提出を行ったりするオプションサービスがあります。有償にはなりますが、運用の手間が省けるので検討してみてもよいでしょう。

 

オペレーター 杏奈

構築が不安な方も安心ですね。

 

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【まとめ】お見積もりはコピー機Gメンまで

WatchGuard(ウォッチガード)Fireboxの価格についてご紹介してきました。ウォッチガードは中小企業向けのUTMに価格的なメリットもあり、買い方も簡単で分かりやすいことが特徴です。価格面が決定において最重要事項になる場合、ぜひ参考にしてみてください。

  • WatchGuard(ウォッチガード)Fireboxの基本UTM価格は、18万円(5台)・21万円(20台)・34万円(50台)・36万円(60台)・46万円(150台)※1年更新の場合
  • WatchGuard(ウォッチガード)Fireboxは、シンプルなセット買い方式→→→価格も分かりやすい
  • WatchGuard(ウォッチガード)Firebox Cloudの価格相場は、ユーザーごとにプランが異なるため不明→→→お問合せください。
  • WatchGuard(ウォッチガード)Fireboxは、有償オプションでオンサイト保守も可能

ベテランGメン園川

WatchGuard(ウォッチガード)Fireboxのリアルな価格が気になる場合は、ぜひお問い合わせを!

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