ベテランGメン園川
オペレーター 杏奈
【監修者紹介】熊谷一騎官公庁での複合機およびUTM機器の保守業務に携わった経験があります。多数の利用者・複数拠点を前提とした環境で、障害対応や原因切り分け、設定復旧などの実務を担当しました。セキュリティ機器は更新・保守・復旧体制まで含めて初めて価値が出るという立場から、UTM選定記事の内容を監修しています。
WatchGuard(ウォッチガード)Fireboxの価格

WatchGuard(ウォッチガード)はUTMの老舗ベンダーで、Fireboxというブランドで展開しています。赤い筐体が印象的で「赤箱」とも呼ばれており、比較的安価で設定もシンプルなことでも知られています。
ウォッチガードについて詳しく知りたい方は「WatchGuard(ウォッチガード)Fireboxの評判・比較」記事も合わせてご参照ください(WatchGuard(ウォッチガード)Fireboxの評判・比較はこちら!)。
この記事ではまず、WatchGuard(ウォッチガード)のFireboxシリーズの価格相場を企業規模別に見ていきましょう。
WatchGuard(ウォッチガード)Fireboxの価格表【企業規模別】
2026年1月現在、Fireboxシリーズでは、小規模向けの T145 / T185が主力モデルです。旧機種のT25・T45・T85・M290・M390は、在庫のみの販売となっています。
| 項目 | Firebox T25 | Firebox T45 | Firebox T145 | Firebox T85 | Firebox T185 | Firebox M290 | Firebox M390 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 目安接続台数 | ~10台 | ~30台 | ~50台 | ~60台 | ~100台 | ~80台 | ~150台 |
| 本体+Standard Support 1年 | 190,000円前後 | 230,000円前後 | 260,000円前後 | 320,000円前後 | 350,000円前後 | 420,000円前後 | 550,000円前後 |
| 本体+Standard Support 3年 | 250,000円前後 | 300,000円前後 | 340,000円前後 | 410,000円前後 | 430,000円前後 | 540,000円前後 | 720,000円前後 |
| 本体+Basic Security Suite 1年 | 250,000円前後 | 290,000円前後 | 330,000円前後 | 390,000円前後 | 470,000円前後 | 550,000円前後 | 740,000円前後 |
| 本体+Basic Security Suite 3年 | 370,000円前後 | 430,000円前後 | 500,000円前後 | 610,000円前後 | 730,000円前後 | 880,000円前後 | 1,160,000円前後 |
| 本体+Total Security Suite 1年 | 290,000円前後 | 350,000円前後 | 390,000円前後 | 550,000円前後 | 650,000円前後 | 780,000円前後 | 1,040,000円前後 |
| 本体+Total Security Suite 3年 | 580,000円前後 | 680,000円前後 | 760,000円前後 | 890,000円前後 | 1,080,000円前後 | 1,350,000円前後 | 1,740,000円前後 |
※上記は旧Fireboxシリーズ(T25/T45/T85/M290/M390)と後継機種(T145/T185)の2026年1月時点の推測価格です
※旧機種(T25/T45/T85/M290)は後継機種登場により在庫処分価格として10-20%程度安価に設定しています
※T185、M390の価格は実売価格をもとにした参考水準です
※実際の価格は販売店により変動します
※構築費・設置費・オンサイト保守費用は含まれていません
※T85は販売終了(EOS)商品で在庫のみの販売。メーカーサポート終了は2030年12月31日です。
中小企業向けに強いウォッチガードだけあって、特に中小規模向けの製品では価格のメリットがよく表れています。
新人Gメン及川
ベテランGメン園川
オペレーター 杏奈
セット買いでOK!ウォッチガード価格相場
ウォッチガードFireboxは本体+異なる3種類のライセンスセットの販売となっています。つまり、セット買いするということです。WatchGuard(ウォッチガード)に付属している3種類のライセンスの違いは、以下です。
- Standard Support
先出しセンドバック、平日9-17時のEmail・電話によるサポート、ファームウェアバージョンアップ権利が含まれています。機能としてはファイアウォールとVPNのみが付いています。
- Basic Security Suite
Standard Support の機能にプラスして、不正侵入検知・防御(IPS)、ゲートウェイアンチウィルス、アプリケーションプロキシ、アプリケーション制御、URLフィルタリング、迷惑メール対策、レピュテーションセキュリティ/ボットネット検知が付いています。
- Total Security Suite
Basic Security Suiteの機能にプラスして、ネットワークディスカバリー、標的型攻撃対策・サンドボックス機能、情報漏えい防止、Dimension Command、Threat Detection&Responseが付いています。
新人Gメン及川
- 【本体+Standard Support】ファイアウォールのみの機能
- 【本体+Basic Security Suite】基本的なUTM機能
- 【本体+Total Security Suite】基本UTM+最先端のセキュリティ機能搭載
ファイアウォールの機能のみでよければWatchGuard(ウォッチガード)のStandard Support付の製品、基本のUTM機能が備わった製品が欲しい場合はBasic Security Suite付きの製品、さらに高度で最先端のセキュリティ機能が搭載されている製品が欲しい場合はTotal Security Suite付きの製品を購入するとよいでしょう。
新人Gメン及川
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ベテランGメン園川
WatchGuard(ウォッチガード)Fireboxはリースできる?
新人Gメン及川
ベテランGメン園川
WatchGuard(ウォッチガード)Fireboxは、メーカー公式でリース商品を用意しているわけではありませんが、販売店やリース会社を通じて、IT機器リースとして組むことが可能です。
本体とライセンスをまとめてリースする形で導入できます。「Firebox本体+セキュリティライセンス(3年または5年)」をセットでリースする組み方がほとんどです。
リース料金相場表
▼3年リース(月額相場)
| 機種名 | 3年リース(月額相場) | 想定企業規模 |
|---|---|---|
| Firebox T25 | 約10,500円~13,000円 | ~10名 |
| Firebox T45 | 約12,000円~14,500円 | ~30名 |
| Firebox T85 | 約17,000円~20,000円 | ~60名 |
| Firebox T145 | 約14,000円~16,500円 | ~50名 |
| Firebox T185 | 約20,000円~23,000円 | ~100名 |
| Firebox M290 | 約24,500円~28,000円 | ~80名 |
| Firebox M390 | 約32,000円~36,000円 | ~150名 |
▼5年リース(月額相場)
| 機種名 | 5年リース(月額) | 想定企業規模 |
|---|---|---|
| Firebox T25 | 約7,000円~9,000円 | ~10名 |
| Firebox T45 | 約8,500円~10,500円 | ~30名 |
| Firebox T85 | 約12,000円~15,000円 | ~60名 |
| Firebox T145 | 約9,500円~12,000円 | ~50名 |
| Firebox T185 | 約14,000円~17,000円 | ~100名 |
| Firebox M290 | 約17,000円~20,000円 | ~80名 |
| Firebox M390 | 約22,000円~26,000円 | ~150名 |
※上記は2026年1月時点での推定価格相場です
※実際の価格は販売店により変動します
※構築費・設置費・オンサイト保守費用は含まれていません
※T85は販売終了(EOS)商品で在庫のみの販売。メーカーサポート終了は2030年12月31日です
※T145/T185は新世代モデルで、旧モデル(T45/T85)と比較して高性能・高速化されています
※為替変動や半導体不足の影響により、価格は変動する可能性があります
3年リースと5年リース、どっちを選ぶ?
・3年ごとにUTMを見直したい
・セキュリティ環境の変化に柔軟に対応したい
・総額コストをできるだけ抑えたい
ベテランGメン園川
・同じUTMを5年程度使い続ける予定
・月額コストをできるだけ抑えたい
・ITコストを長期で安定させたい
オペレーター 杏奈
WatchGuard(ウォッチガード)Fireboxのケース別価格例

ケース①:セキュリティ弱めの小規模企業
・従業員30名の会社
・ほかにセキュリティ対策はしていないので、基本的なセキュリティ機能は欲しい。
・製品の見直しは3年に1度程度。
このケースの場合、まず従業員30名なのでウォッチガードFireboxT45 / T85 / T145 / T185が候補になります。T45は最低限の構成としては成立しますが、将来的な端末増加やVPN利用、UTM機能を常時有効化する運用を考えると、T85以上のクラスを選ぶ企業が多いのが実情です。
また、2026年1月時点ではT45/T85は旧世代となるため、T145もしくはT185が選択肢に挙がります。新モデルは旧モデル(T45 / T85)と比較して処理性能が向上しています。
基本的なUTM機能が必要なため、Basic Security Suite 付きの製品を選択します。3年間利用する前提なので、3年分を一括で購入します。
ウォッチガード Firebox T85本体+Basic Security Suite 3年付= 約720,000円前後
T145は、T45とT85の中間に位置する新世代モデルです。30名規模であれば十分な性能があり、価格と性能のバランスを重視する企業に向いています。
ウォッチガード Firebox T145本体+Basic Security Suite 3年付= 約500,000円前後
端末増加やVPN常用、UTM機能フル活用を前提とする場合はT185 を選ぶケースも増えています。30名規模ではオーバースペック気味ですが、5年近く安心して使いたい企業には有力な選択肢です。
ウォッチガード Firebox T185本体+Basic Security Suite 3年付= 約730,000円前後
補足:リースで導入する場合の月額目安(参考)
-
T85(3年リース):約17,000円~20,000円/月
-
T145(3年リース):約14,000円~16,500円/月
-
T185(3年リース):約20,000円~23,000円/月
オペレーター 杏奈
ケース②:セキュリティ専門社員ありの中小企業
・従業員150名の会社
・セキュリティ対策は他の製品で行っているので、ファイアウォール機能があれば十分。
・お試しなので、安く買いたい。
このケースの場合、従業員150名なのでウォッチガードFirebox M390でカバーできます。
大きい会社であればあるほどセキュリティ対策は他の製品を組み合わせて行っているケースも多いため、ファイアウォール機能のみを求める会社も多いです。こちらもそのケースに当たるため、Standard Supportが付いていればよいでしょう。
「安く買いたい」「とりあえずお試しで」という要望があるので、1年分で考えます。計算すると価格感はこちらになります。
ウォッチガードFirebox M390本体+Standard Support1年付=約520,000円
オペレーター 杏奈
WatchGuard(ウォッチガード)Fireboxの構築価格

ウォッチガードFireboxも構築を請け負ってもらえる会社があります。比較的設定等はシンプルと言われているウォッチガードですが、英語の資料が多いことや実績がまだ少ないこともあり、全くの素人がやろうとするとうまくいかないこともあるようです。
VPNの構築やポリシーの設定・追加、ファームウェアのアップデートなどをリモートもしくはオンサイトで対応してくれます。オンサイトの場合は場所にもよるため一概に価格は言いにくいですが、概ね10万~20万円程度が相場と言われています。
構築と合わせて運用や保守を展開している会社も多く、導入後定期的に機器の状態をチェックしたり、ログの解析やレポートの提出を行ったりするオプションサービスがあります。有償にはなりますが、運用の手間が省けるので検討してみてもよいでしょう。
オペレーター 杏奈
【まとめ】お見積はコピー機Gメンまで
WatchGuard(ウォッチガード)Fireboxの価格についてご紹介してきました。ウォッチガードは中小企業向けのUTMに価格的なメリットもあり、買い方も簡単で分かりやすいことが特徴です。価格面が決定において最重要事項になる場合、ぜひ参考にしてみてください。
- WatchGuard Fireboxは中小企業向けUTMとして価格メリットが大きい
- 現行主力モデルは Firebox T145/T185
- セット買い方式のため構成ミスが起きにくい
- オンサイト保守は有償オプションで対応可能
ベテランGメン園川