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オペレーター 杏奈

都内にあるIT商社で数万点のIT商材を扱っています。UTMは数あるシステムの中でも販売機会が多い商材なので、勤務先での経験をお伝え出来ればと思っています。趣味は海外旅行です。
WatchGuard Fireboxの相場価格
WatchGuardはUTMの老舗ベンダーで、FireboxというブランドでUTMを展開しています。赤い筐体が印象的で「赤箱」とも呼ばれており、比較的安価で設定もシンプルなことでも知られています。
WatchGuardについて詳しく知りたい方は「WatchGuard Fireboxの評判・比較」記事も合わせてご参照ください。
この記事ではまず、WatchGuardのFireboxシリーズの価格相場を企業規模別に見ていきましょう。
WatchGuard Fireboxの価格表【企業規模別】
Firebox T15 | Firebox T35 | Firebox T55 | Firebox T70 | Firebox M370 | |
目安接続台数 | ~10台規模 | ~40台規模 | ~60台規模 | ~100台規模 | ~300台規模 |
本体+Standard Support1年 | 57,000円 | 100,000円 | 176,000円 | 220,000円 | 300,000円 |
本体+Standard Support3年 | 60,000円 | 134,000円 | 246,000円 | 310,000円 | 390,000円 |
本体+Basic Security Suite1年 | 81,000円 | 161,000円 | 238,000円 | 300,000円 | 460,000円 |
本体+Basic Security Suite3年 | 104,000円 | 215,000円 | 356,000円 | 480,000円 | 710,000円 |
本体+Total Securty Suite1年 | – | 223,000円 | – | 460,000円 | 705,000円 |
本体+Total Securty Suite3年 | – | 379,000円 | 668,000円 | 790,000円 | 1,100,000円 |
中小企業向けのUTMに強いWatchGuardだけあって、特に中小規模向けの製品では価格のメリットがよく表れています。
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オペレーター 杏奈
セット買いでOK!分かりやすい価格相場
Fireboxは本体+異なる3種類のライセンスセットの販売となっています。つまり、セット買いするということです。付属している3種類のライセンスの違いは、以下です。
- Standard Support
先出しセンドバック、平日9-17時のEmail・電話によるサポート、ファームウェアバージョンアップ権利が含まれています。UTMの機能としてはファイアウォールとVPNのみが付いています。
- Basic Security Suite
Standard Support の機能にプラスして、不正侵入検知・防御(IPS)、ゲートウェイアンチウィルス、アプリケーションプロキシ、アプリケーション制御、URLフィルタリング、迷惑メール対策、レピュテーションセキュリティ/ボットネット検知が付いています。
- Total Security Suite
Basic Security Suiteの機能にプラスして、ネットワークディスカバリー、標的型攻撃対策・サンドボックス機能、情報漏えい防止、Dimension Command、Threat Detection&Responseが付いています。
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- 【本体+Standard Support】ファイアウォールのみの機能
- 【本体+Basic Security Suite】基本的なUTM機能
- 【本体+Total Security Suite】基本UTM+最先端のセキュリティ機能搭載
ファイアウォールの機能のみでよければStandard Support付の製品、基本のUTM機能が備わったUTMが欲しい場合はBasic Security Suite付きの製品、さらに高度で最先端のセキュリティ機能が搭載されているUTMが欲しい場合はTotal Security Suite付きの製品を購入するとよいでしょう。
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WatchGuard Fireboxのケース別価格例
ケース①:セキュリティ弱めの小規模企業
・従業員30名の会社
・ほかにセキュリティ対策はしていないので、基本的なセキュリティ機能は欲しい。
・製品の見直しは3年に1度程度。
このケースの場合、まず従業員30名なのでFirebox T35が最適でしょう。基本的なセキュリティ機能が必要なので、基本的なUTM機能が網羅されているBasic Security Suite付きの製品を選びます。3年間は利用する前提なので、3年分一括で購入しておけば更新の手間がなく楽です。計算すると価格感はこちらになります。
Firebox T35本体+Basic Security Suite3年付=215,000円
オペレーター 杏奈
ケース②:セキュリティ専門社員ありの中小企業
・従業員150名の会社
・セキュリティ対策は他の製品で行っているので、ファイアウォール機能があれば十分。
・お試しなので、安く買いたい。
このケースの場合、従業員150名なのでFirebox M370でカバーできます。大きい会社であればあるほどセキュリティ対策は他の製品を組み合わせて行っているケースも多いため、UTMにはファイアウォール機能のみを求める会社も多いです。この回もそのケースに当たるため、Standard Supportが付いていればよいでしょう。安く買いたいという要望があるので、とりあえず1年分で考えます。計算すると価格感はこちらになります。
Firebox M370本体+Standard Support1年付=300,000円
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WatchGuard Fireboxの構築価格
WatchGuardのFireboxも構築を請け負ってもらえる会社があります。比較的設定等はシンプルと言われているWatchGuardですが、英語の資料が多いことや実績がまだ少ないこともあり、全くの素人がやろうとするとうまくいかないこともあるようです。
VPNの構築やポリシーの設定・追加、ファームウェアのアップデートなどをリモートもしくはオンサイトで対応してくれます。オンサイトの場合は場所にもよるため一概に価格は言いにくいですが、概ね100,000円程度が相場と言われています。
構築と合わせて運用や保守を展開している会社も多く、導入後定期的に機器の状態をチェックしたり、ログの解析やレポートの提出を行ったりするオプションサービスがあります。有償にはなりますが、運用の手間が省けるので検討してみてもよいでしょう。
オペレーター 杏奈
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まとめ
WatchGuardのFireboxの価格についてご紹介してきました。WatchGuardは中小企業向けのUTMに価格的なメリットもあり、買い方も簡単で分かりやすいことが特徴です。価格面が決定において最重要事項になる場合、ぜひ参考にしてみてください。
- WatchGuard Fireboxの基本UTM価格は、8万円(10台)・16万円(40台)・24万円(60台)・30万円(100台)・46万円(300台)※1年更新の場合
- WatchGuard Fireboxは、シンプルなセット買い方式→→→価格も分かりやすい
- WatchGuard Fireboxは、有償オプションでオンサイト保守も可能
- WatchGuard Fireboxのリアルな価格が気になる場合は、ぜひお問い合わせを!
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