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オペレーター 杏奈

都内にあるIT商社で数万点のIT商材を扱っています。UTMは数あるシステムの中でも販売機会が多い商材なので、勤務先での経験をお伝え出来ればと思っています。趣味は海外旅行です。
WatchGuard(ウォッチガード)の評判を比較
WatchGuard(ウォッチガード)とは?
正式名はウォッチガード・テクノロジー。一般的にはWatchGuard(ウォッチガード)と呼ばれています。ウォッチガードは統合セキュリティアプライアンスを主軸にしたネットワークセキュリティの開発・販売を行っています。
WatchGuard(ウォッチガード)は1996年、アメリカのワシントン州シアトルで創業しました。WatchGuard(ウォッチガード)はUTMを業界で初めて開発した会社、つまり老舗です。製品は世界中で利用されており、世界120か国以上で総出荷台数は120万台以上を誇ります。
WatchGuard(ウォッチガード)のUTMはFireboxというシリーズで展開され、「赤箱」パッケージが印象的です。赤はWatchGuard(ウォッチガード)のテーマカラーとも言えるでしょう。
オペレーター 杏奈
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WatchGuard(ウォッチガード)Fireboxの評判は?
WatchGuard(ウォッチガード)を実際に導入している企業の評判を見てみましょう。当サイトにいただいたご意見と、ITreviewから引用した評判(https://www.itreview.jp/products/watchguard-firebox/reviews)をご紹介します。
満足という評判
ウォッチガードのFireboxは、機能について満足できるレベル。カスタマイズしなくてもスループットは問題無く早い。SSLVPNもついてくるので追加費用が不要。
若干マイナーな存在ではありますが、ウォッチガードの機能に不満はありません。また、特にスループットが高く、ネットワークのボトルネックになることもありません。特に他社との比較に於いてもUIもシンプルで設定が楽です。
UTMとして必要十分以上の機能は備えていますので、日々のセキュリティの脅威からネットワークを守ってくれます。
ベテランGメン園川
【製品名】WatchGuard(ウォッチガード) Firebox T35/T55
【満足度】やや満足
感想:ウイルス対策やスパム対策、URLフィルタリングなど多機能を装備しています。 また多機能性と同時にセキュリティ可視化ツールとレポートツールも備わっており それなりのユーザビリティーもあると言えるでしょう。導入実績は世界で100万台を超えているとの営業文句があり、 導入する決め手の1つとなりました。 また利用料金は初期費用60,000円/月額12,800円〜となっており、 低価格から利用可能となっているのも決め手の1つでした。
WatchGuard(ウォッチガード)のFireboxは機能の割に低価格なため、導入し易い製品です。>>>【参考】WatchGuard(ウォッチガード)価格記事はこちら!
PaloaltoやFortigateなど、この手のセキュリティ製品は数多く存在しますが、シンプルに使えてそれなりに安価なことが魅力です。
オペレーター 杏奈
【製品名】WatchGuard(ウォッチガード) Firebox
【満足度】とても満足
感想:1番は設定の容易さですね。システム担当者としてタスクを任されましたが、引き継ぎもなく全て 独学での仕事をせざるを得ない状況にあるなか、 管理インターフェースのわかりやすさと、設定のし易さは重宝しました。
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不満という評判
構築を行う場合に、大手のメジャー製品と比較すると対応業者が少ないです。また、事例も少ないので、一抹の不安がありました。
他社に比べて、構築事例が少ないのも気になります。
オペレーター 杏奈
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オペレーター 杏奈
【WatchGuard(ウォッチガード)比較】強みは3つ!
それでは、WatchGuard(ウォッチガード)にはどんな特徴や強みがあるのでしょうか。ウォッチガードの強みは、以下の3つです。
- セキュリティ全部入りなのに、安い
- IT World Awardsプログラムで金賞3部門受賞
- AI活用でセキュリティ万全
セキュリティ機能全部入りなのに、安い
企業のネットワークで必要とされるセキュリティ機能を1台に全て搭載しています。昨今脅威は多岐に渡り、複雑化していますが、不正アクセス・情報漏洩・迷惑メール・ウィルス感染などあらゆる脅威に対処することができます。
個別のセキュリティ対策を組み合わせる製品もありますが、WatchGuard(ウォッチガード)Fireboxは1台に全て入っているので、後から追加したりカスタマイズしたりする手間もなく、シンプルでわかりやすいという特長があります。
しかも!セキュリティ全部入りなのにWatchGuard(ウォッチガード)Fireboxは、同等機能レベルの他製品と比較しても、1位2位を争う安さです。
IT World Awardsプログラムで金賞3部門受賞
※「ウォッチガードが2019年 IT World Awardsで3つの金賞を獲得」WatchGuard公式より引用
業界を代表するテクノロジーの調査、ガイダンスリソースの1つであるNetwork Products Guideは、情報テクノロジーのあらゆる分野で世界において最も優れた製品、ソリューション、企業を毎年選出し表彰していますが、WatchGuard(ウォッチガード)は3部門で金賞を受賞しています。
受賞した中の1部門であるセキュリティハードウェア部門での金賞は、ウォッチガードFireboxシリーズのM270に対して表彰を受けました。M270は、ネットワークを効果的かつ手頃な価格で保護したいと考える中小企業向けの設計を高く評価されています。導入する上で一つの安心材料になるでしょう。
AI活用でセキュリティも万全
高度なセキュリティサービスの一つとして、「インテリジェントAV」という機能があります。これは人工知能(AI)を活用してマルウェア検知を自動化するマルウェア対策ソリューションです。
AIによる統計分析を活用することで、現在および未来のマルウェアを瞬時に自動分類できます。マルウェア対策において、AIも活用し、万全な体制を整えているのが大きな特徴です。
オペレーター 杏奈
【WatchGuard(ウォッチガード)比較】弱みは知名度だけ
セキュリティ面に強みがあることが分かったWatchGuard(ウォッチガード)ですが、逆に弱みはあるのでしょうか。
正直、製品自体に決定的な弱みはないですが、知名度がイマイチというのはあるようです。実際、設計・導入を行える業者が少ないため、自社で全て出来ない場合はやや不安です。
ただ、簡単に導入ができるように設計されているので、実際は自社で全て導入しているケースが多いのかもしれません。
まとめ
WatchGuard(ウォッチガード)についてご紹介してきましたが、まとめると以下のようになります。ぜひ参考にしてみてくださいね。
WatchGuard(ウォッチガード)はこんな会社に向いてる○
- セキュリティを最重視する会社
- 安価に導入したい会社
WatchGuard(ウォッチガード)はこんな会社には不向き×
- 導入・構築を自社でできない会社