業務用空気清浄機は、レンタルか購入か?
業務用空気清浄機を導入する際に、レンタルと購入どちらがお得なのでしょうか。
結論からお伝えすると、業務用空気清浄機は購入するよりもレンタルした方が多くのメリットがあります。
そうなると次に気になるのは「どの業者からレンタルすればいいか」でしょう。そこで今回の記事では「なぜレンタルがおすすめなのか」を解説した後、おすすめの業務用空気清浄機のレンタル業者を紹介します。
レンタルのメリット・デメリット
まず、業務用空気清浄機をレンタルする場合のメリットとデメリットを順番に解説します。
- 毎月定額で利用できる
毎月のレンタル料金を経費として計上することができ、資金運用を効率的に行えます。 - 短い期間の利用も可能
レンタルなら、4週間など短い期間の利用もOK。消耗品の寿命を迎える前に交換することで空気清浄機の性能を落とさず、メンテナンスも必要ありません。 - レンタル期間中は保証がある
月額料金に保証料金が含まれているため、もしもの時も安心です。
- 長期間利用するとコスパが悪い
使い続ける限り、レンタル料金がかかります。長期間利用すると購入よりもコスパが悪くなります。 - レンタル期間中に解約すると解約金が発生する
レンタルという仕組み上、途中解約するとどうしても解約金が発生します。期間設定には注意しましょう。
端的にまとめると、業務用空気清浄機のレンタルは、長期的に利用するとコスパが悪くなりますが、常に空気清浄機の性能を落とさずメンテンスなど煩わしい作業を必要としない利便性の高さがメリットです。
空気の清浄機能を十二分に発揮するには、空気清浄機のメンテナンスやフィルターの交換は必須。「メンテナンスが面倒」「フィルターを頻繁に交換するのはもったいない」と考えてしまうという方は、レンタルでの利用をおすすめします。
以上のことから、快適な空間を作り出すことが目的の業務用空気清浄機は購入するよりもレンタルする方がメリットが多いと言えます。
購入のメリット・デメリット
次に、業務用空気清浄機を購入する場合のメリットとデメリットを紹介します。
- 長期間利用するとコスパがいい
業務用空気清浄機を導入する場合、ランニングコストは消耗品の交換のみになるので、長期間利用すればレンタルするよりもコスパがよくなります。
- メンテナンスを自分で行わなければならない
レンタルであればレンタル業者がメンテナンスを行います。 - 一括で現金が必要
業務用空気清浄機を一括で購入するには、数十万円の現金が必要になります。 - 保証期間が短い
保証期間はメーカーや購入した所によってさまざまですが、レンタル期間中常に保証があるレンタルよりも期間は短いです。
業務用空気清浄機を購入する場合、メンテナンスを自分で行わなければならず、空気清浄機の性能を維持するために手間がかかります。しかし、長期的に利用するとコスパがいいことがメリットです。しっかりとフィルター交換やメンテナンスを自分で行える方は、購入する方がお得に使えます。
ただ、保証期間が短く、故障のリスクを考えると総合的にレンタルの方が使い勝手がいいでしょう。
もちろん、それぞれ一長一短があるので、一概に「レンタルした方がいい」と言い切れるわけではありません。重要なのはそれぞれを精査した上で比較して結論を出すということです。
業務用空気清浄機のレンタルおすすめ5選
ここからは、おすすめの業務用空気清浄機レンタル業者を5社紹介します。
それぞれ比較して参考にしてみてください。
Office Air
出典:Office Air公式
Office Airのレンタルなら、目的や空間にあわせた4社の業務用空気清浄機から選択可能。初期費用、送料、解約金が全て0円という法人専用の空気清浄機レンタルサービスです。
Office Airの空気清浄機本体は新品ではありませんが、キレイにメンテナンスされた状態で届きます。フィルターは新品を手配してくれるため、気持ちよく使えます。もちろん、フィルター交換費用などは全てレンタル料金に含まれており、定期的に新品のフィルターを届けてくれます。
お急ぎの場合は、申し込みから最短1日で発送も可能。イベントなどで業務用空気清浄機が急に必要になった、という場合も、対応してくれます。
▼Office Airのサービス内容
取扱いメーカー | パナソニック ロジャー SHARP 日立 |
レンタル費用 | 4,950円〜 |
メンテナンス費用 | レンタル料金に含む |
保証 | 有 |
無料お試し |
非公開
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最短レンタル日数 |
6ヶ月
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ダスキン
出典:ダスキン
ダスキンの場合、契約時に保守料金として11,000円必要ですが、4週間ごとにメーカーによる定期メンテナンスを行ってくれます。定期メンテナンスでは、空気清浄機の清掃及び、フィルターの交換を行ってくれるため、常に清潔な状態で空気清浄機を稼働させることができます。
最大42畳の広さまで対応可能なダスキンの空気清浄機は、プラズマクラスターを発生させて浄化・集塵・脱臭に優れます。小型の業務用空気清浄機も用意されており、品ぞろえも豊富です。
▼ダスキンのサービス内容
取扱いメーカー | ダスキン |
レンタル費用 | 6,468円〜 |
メンテナンス費用 | 11,000円~ ※契約時のみ ※別途部材取り付け費も必要 |
保証 | 有 |
無料お試し |
非公開
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最短レンタル日数 |
4週間
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サニクリーン
出典:サニクリーン公式
オフィスの衛生環境を総合的におまかせできるサニクリーン。サニクリーンでは、業務用空気清浄機のレンタルも行っており、オフィス環境に適した強力パワーの業務用空気清浄機をラインナップしています。
サニクリーンの業務用空気清浄機の中でも特におすすめなのは、タバコの煙にも有効なファン電気集塵タイプの空気清浄機。強力な集塵力で、空気の汚れが気になる喫煙室への設置に対応しています。壁掛けと据え置きのどちらでもご利用可能なので、設置場所も選びません。
ただし、初期費用や、メンテナンス費用は地域によって異なるため、料金については問合せが必要です。
▼サニクリーンのサービス内容
取扱いメーカー | サニクリーン |
レンタル費用 | 6,050円〜 |
メンテナンス費用 | 非公開 |
保証 | 非公開 |
無料お試し |
無し
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最短レンタル日数 |
4週間
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Rentio
出典:Rentio公式
「全て送料無料」「最短即日に届く」という手軽さで人気の家電レンタル業者「Rentio」。Rentioは、他の法人専用のレンタル業者とは異なり、「最短レンタル日数」が短いという点が最大の利点です。「購入するか迷っている」という商品がRentioにある場合は、最短利用期間で利用してみてもいいでしょう。
ただし、Rentioでは家庭向けの商品も多いため、商品選択には注意が必要です。Rentioの業務用空気清浄機の中でもおすすめなのは、「Airdog X8(139畳)」「Airdog X5(42畳)」「パナソニック F-VXT90(40畳)」「ダイキン MCZ70X(32畳)」です。いずれも30畳以上の大空間の空気清浄を可能としています。
▼Rentioのサービス内容
取扱いメーカー | エアドッグ SHARP ダイキン パナソニック メディエアー |
レンタル費用 | 3,600円〜 |
メンテナンス費用 | レンタル料金に含む |
保証 | 期間指定有り |
無料お試し |
無し
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最短レンタル日数 |
15日
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ダーリング
家庭用から法人向けまで幅広いラインナップが魅力のダーリング。法人向けとしては珍しく、最短2日間から利用できるので、「イベントの時だけ使いたい」などの要望にも対応可能です。
例えば、ダイキンのACEF12Xなら、レンタル料金2日間25,000円+往復送料4,800円=合計29,800円から利用できます。ちなみに、ダイキンのACEF12Xの本体価格は約33万円です。ACEF12Xの6ヵ月レンタル料金は約11万円なので、1年半以上、継続利用される予定がある場合は、購入に切り替えたほうがいいでしょう。
▼ダーリングのサービス内容
取扱いメーカー | SHARP ダイキン |
レンタル費用 | 13,200円〜 |
メンテナンス費用 | レンタル料金に含む |
保証 | 有 |
無料お試し |
無し
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最短レンタル日数 |
2日間
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業務用空気清浄機のレンタル業者比較ポイント
次に、業務用空気清浄機レンタル業者の比較ポイントを解説します。業務用空気清浄機レンタル業者を選ぶ際には、以下の5点に気を付けてください。
- 取り扱い商品内容
- 価格
- メンテナンス
- 故障時の対応
- 最短レンタル日数
取り扱い商品内容
空気清浄機は機能もさまざまで、何を目的にするか、どんな環境で使うかによって向き、不向きがあります。自社のニーズに応えられる商品がある業者を選択しましょう。
例えば今回紹介したおすすめ業者の中では、「Office Air」のラインナップが豊富。Office Airは、「法人のみ」を対象にビジネス展開しているため、オフィス空間に適した業務用空気清浄機を取り揃えています。また、「サニクリーン」はタバコの煙があるオフィスや喫煙室でも使える空気清浄機のレンタルが可能です。
逆に、Rentioは、主に家庭向けもしくは、狭い空間向けの空気清浄機のラインナップとなっており、大空間の空気清浄も可能な業務用空気清浄機として使える機種は非常に少ないため、よく商品を精査して選んでください。
価格
法人向けの業務用空気清浄機レンタルの場合、料金システムが非常に複雑で分かりにくいため、注意しましょう。全ての費用を月々のレンタル料金の中に組み込んでいるところもあれば、保守メンテナンス代は別途課金される場合もあります。
また、初期費用や取り付け工事費なども別途請求されることもあり、レンタル料金以外の費用がどのぐらいかかるのか、それぞれの業者によって大きく異なります。
「調べるのが面倒」「後から失敗したくないから誰かに相談したい」という場合は当サイトの窓口までご連絡ください。
メンテナンス
レンタルするメリットでもあるメンテナンスは、無料の場合と費用がかかる場合がありますので注意してください。また、メンテナンス内容も業者によって様々です。必ず事前に確認しましょう。
メンテナンス重視で選ぶ場合は、4週間毎にメーカーによる定期メンテナンスがある「ダスキン」や「サニクリーン」がおすすめです。
逆に「メンテナンスはフィルター交換だけで充分」という場合は、「Office Air」や「Rentio」などの安価なサービスを利用するといいでしょう。
故障時の対応
レンタルの場合は基本的に、故障に対する保証がついていますが、各社公式サイト上では非公開となっているところが多いようです。
ただし、全ての故障に対して保証が適用されるわけではありません。
保証内容についての説明は、契約時に必ずありますので何かあった時のために、確認した上でレンタルしましょう。
なお、Office Airなら、故障時の修理は無料と明記されていますので、安心です。
最短レンタル日数
社内のイベントで「短期間だけ使いたい」という場合は、最短レンタル日数が短い業者がおすすめです。
また「本当に必要か試してみたい」「購入したいけど、どの機種にしようか迷っている」という方は最短レンタル日数が短い業者でお試ししてみるのもいいでしょう。
今回おすすめした中では「ダーリング」が最短2日間からレンタルできます。
まとめ
今回は、業務用空気清浄機のレンタル業者を比較し、おすすめをご紹介しました。
- Office Air
- ダスキン
- サニクリーン
- Rentio
- ダーリング
法人向け業務用空気清浄機レンタル業者として、価格・品質ともにお手頃感があるのは「Office Air」です。オフィスの衛生環境を総合的にプロデュースしてほしいなら「ダスキン」や「サニクリーン」の利用をおすすめします。
また、もっと手軽に業務用空気清浄機をレンタルしてみたいなら「Rentio」や「ダーリング」を利用してみてもいいでしょう。
業務用空気清浄機を導入する方法として近年ニーズが高まっている「レンタル」という選択肢。しかし「購入したほうが結局お得なのでは」と考える方もいるでしょう。
現在では、業務用空気清浄機に限らず、様々なものを「買う」ではなく「借りる」という選択肢があり、後者には多くのメリットがあります。
それぞれを検討した上で最善な選択を心がけましょう。業務用空気清浄機選びに迷った場合は、ぜひ当サイトへお問い合わせください。