【オフィス移転】おすすめ業者5社を徹底比較!
一般的な家庭の引っ越しとは異なり、オフィス移転は半年以上を要する大きなプロジェクト(平均8か月程度)と言われています。
日々の通常業務に加えて、移転先への引っ越し準備など、全てを自社で対応するとなると、担当者だけではなく社員にとっても大きな負担となるでしょう。
本来であれば働き方改革の一環ともなるべきオフィス移転が、コストの負担や業務の低下を招いては意味をなしません。
オフィス移転を効率良く進め、さらに費用対効果を最大限に発揮するためにも、オフィス移転業者にサポートをお願いすると良いでしょう。
一般的には、オフィス移転業者は以下のサービスを行っており、まるごとワンストップで対応してくれる業者やスポット的に欲しいサービスを選べる業者など様々あります。
- 新オフィスの不動産物件紹介サービス
- 移転スケジュールの作成サービス
- 新オフィスのレイアウト作成・空間デザインサービス
- 引越し・内装工事サービス
- 旧オフィスの原状回復サービス
- 旧オフィスの不用品処分(産業廃棄物破棄)サービス
- 新オフィス向けの家具・オフィス機器の提供サービス
- 新オフィスの印刷物作成(名刺・封筒)サービス
ここでは、上記サービスに対応しているオフィス移転業者を5社ピックアップして、紹介します。自社にピッタリな業者を見つけて、オフィス移転を効率良く行いましょう。
▼関連記事:【オフィス移転】引っ越し業者選びの比較ポイントとサービス内容
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ベテランGメン園川
おすすめ業者5選
オフィス移転をサポートしてくれる業者は数多くありますが、必要なサービスを包括的に対応してくれる業者は限られています。こちらでは、オフィス移転をさまざまな側面からサポートしてくれる業者を5つ紹介していきます。
ビマケ/株式会社ビジョン
出典:ビマケ
株式会社ビジョンの運営する「ビマケ」は、起業・開業時やオフィス移転の際に必要なモノ・コトを、まるごと支援してくれるポータルサイトです。
同サイトでは、移転関連だけでなくオフィスに必要な「これが欲しい」「これが知りたい」が完全に網羅されているため、欲しい情報、知りたいサービスだけをピンポイントで探せることが大きなメリットでしょう。
ビマケの「オフィス移転サービス」は、4つのサービスに重点を置いており必要最低限のサービスを手早く・低コストで実現してくれることが特徴です。
サービス1:居抜き物件の紹介
オフィス移転時は「新居物件」を探さなくてはなりませんが、ビマケでは厳選した物件サイトより「居抜き物件」を紹介してくれます。
居抜き物件では、前テナントが残した設備やオフィス家具などをそのまま使用できるため、移転にかかる初期費用を抑えられます。また、開業までの時間を大幅に短縮することが可能です。
サービス2:引越し
オフィスの移転には計画の立案から実行まで多くの手間がかかります。ビマケのオフィス移転サービスでは、引越しにかかるコストや工数を削減するために、以下4つを重点的にサポートしてくれます。
- 専門スタッフを確保。繁忙期や閑散期など関係なく安い価格を提供してくれる
- 廃棄物買取サービスによる割引
- ネットワークなどに精通したスタッフがいるため安心して作業を任せられる
- ワンストップでのサービス(オフィス探し/レイアウト設計/配線工事など)を実現
サービス3:原状回復工事
オフィス移転時にトラブルとなりやすいのが「原状回復」です。これらのトラブルをなくすためビマケのオフィス移転サービスでは、以下の3つを重点的にサポートしてくれます。
基本的に全国対応なうえ、見積もり依頼は無料です。心配な場合はビマケに相談してみるのが良いでしょう。
- 物件オーナーとのトラブルをなくすため「直接交渉」をしてくれる
- 塗装や床の貼り替えなどを対応してくれる
- 移転に伴う回線の手配なども対応!
サービス4:挨拶状の作成
オフィスを移転した際は、取引先に「移転のお知らせ」などの挨拶状を準備しなくてはなりません。
しかし、移転にかかる作業工数が大きい場合、後回しにしたまま忘れてしまったり…など、挨拶状の作成や投函は意外と手間が掛かるうえに忘れてしまいがちです。
ビマケのオフィス移転サービスでは、挨拶状の作成から投函までをまるごとサポートしてくれるため、移転した後に慌てて挨拶状を作成することもなくなります!
▼関連記事:【会社設立のワンストップサービス】業者選びの比較ポイントとサービス内容
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コクヨマーケティング
出典:コクヨ
オフィス家具を手掛けるコクヨならではのオフィス移転サービスは、年間25,000件の納入実績を誇ります。
実績が豊富な点やオフィスに関する独自データーを多数保有している点は、同社の強みです。事業規模や業種によって様々な提案をしてくれるため、初めてのオフィス移転の際などは非常に頼りになるでしょう。
また、スポット的にお願いしたい場合ではなく、全てをまるごとお願いしたい場合には、ワンストップで包括的に対応してくれるため、心強く感じること間違いナシ!です。
サービス1:オフィスレイアウトの作成
豊富な実績を持つコクヨ独自のデーターに基づき、オフィスの面積比率(デスクエリアは全体の〇%など)を算出してくれます。
さらに、それらのデータを基にした社員の働きやすさや使いやすさを実現する「オフィスレイアウト」を作成してくれます。
サービス2:オフィス家具の調達
企業の持つそれぞれの「働きやすさ」に合わせて、デザインや使いやすさにこだわったオフィス家具の選定と提案をしてくれます。
サービス3:現状調査
オフィスの移転計画をスケジュール面などからサポートしてくれます。
サービス4:各種工事・引越し
内装工事や移転に関する電気・電話・ネットワーク工事まで、現場の管理を行ってくれます。
日通の移転サービス/日本通運
出典:日通
総合物流事業者でもある「日本通運」が手掛けるオフィス移転サービスです。さまざまな業態・業種の移転に携わってきた同社の実績は、年間25,000件と膨大です。
物流業的な知見を活かしたサポートに定評があり、コクヨと同様に移転にかかる全てをワンストップで対応してくれます。
サービス1:オフィス移転スケジュールの作成
オフィス移転に必要なスケジュールを体系的にSTEP1~STEP5までに区分して提示し、スケジュールの作成をサポートしてくれます。
▼日通のオフィス移転
- 移転先の決定
- オフィスプランの構築
- スムーズな業務開始への準備
- 移転作業
- アフターメンテナンス
サービス2:豊富な個別サービス
企業や業種によって、必要なサービスが異なります。日通の移転サービスでは、個別サービスとして豊富なメニューを準備しています。
▼日通の主なサービスメニュー
- 現状調査
- レイアウトデザイン
- 内装工事
- 電気・電話・LAN工事
- オフィス家具の購入
- 家具のクリーニング
- 移転作業
- 個数認証システム
- 原状回復工事
- 文書電子化サービス
- 社員の引越しサポート
- 備品管理システム
- 防災備蓄品管理システム
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アート引越センター
出典:アート引越センター
引越し業を専門とするアート引越センターは「法人サービス」としてオフィス移転サービスを行っています。
店舗や事務所などのオフィス移転に強みを持っており「おまかせオフィスパック」にて対応してくれます。サービスの内容は以下の通りです。
サービス1:ワンストップで窓口を一本化
日本全国、数々の引越しを対応してきたノウハウを活かし、オフィスビル、事務所、大学、店舗など様々な業種の移転に対応しています。またオフィス移転担当者の業務負担を軽減できるよう、問い合わせ先の窓口が一本化されています。
サービス2:オフィス移転をまるごとサポート
業務に支障を及ぼさないよう効率的な引越し作業をサポートしてくれます。例えば、移転先ビルの情報収集やレイアウト設計などは勿論、什器購入計画、LAN配線などにも対応しています。
▼アート引越センターの主なサービスメニュー
- 引越し先のオフィス情報の収集
- 既存家具や什器、端末機の調査
- レイアウト設計
- 引越し作業・工程計画の作成
- LAN工事、電話、配線工事
- オフィス家具や什器の購入
- 移転作業
- オフィス環境のメンテナンス
サービス3:移転後のレイアウト変更や地震対策なども対応
移転後のアフターフォローに定評があるアート引越センターは、移転後のレイアウト変更や節電対策のレイアウト構築、オフィスの総合診断などを行ってくれます。
細かな部分ですが、電球の交換なども行ってくれるため、移転後の忙しい時期に、このようなサポートは助かるでしょう。
ヒトカラメディア
出典:ヒトカラメディア
ヒトカラメディアは「オフィス移転支援」を中心に、「働く場所/働き方」に関するプロジェクト全般をサポートしている企業です。
ベンチャーへの納入実績が多いヒトカラメディアですが、対応可能な企業規模は大小さまざまとなっており、どのような業態の企業でも安心して相談できます。
また、同社最大の強みはそれぞれの企業が抱える経営課題なども丁寧にヒアリングし、移転する企業にとって「必要な要件」をまとめて提示してくれる点です。
自社だけでは気づけなかった経営的な弱点や改善点など、様々なポイントを客観的に整理、サポートしてくれるため、初めてのオフィス移転時にも心強い味方となるでしょう。
サービス1:ヒアリングと要件定義
オフィスは財務計画や採用戦略、ブランディングなど、企業にとって重要となる施策を生み出すための「場所」です。
そのオフィスの移転には、莫大なコストを必要とします。
ヒトカラメディアは、移転サービスを求める企業や経営者が持つ「言語化しにくい情報」を丁寧にヒアリングし、移転にかかわる経営判断を下しやすいように「何が必要か?」を要件付けしてくれます。
サービス2:オフィス戦略の策定をサポート
オフィスを移転しても「働きやすさ」が改善されなくては意味をなしません。ヒトカラメディアでは、オフィスの「使われ方」を徹底的に分析してくれ、長期的な視点でオフィスの「あり方」など戦略面もサポートしてくれる業者です。
単なるオフィス(ハード)の入れ替えではなく、働き方といったソフト面までサポートしてくれるのは同社の大きな特徴です。
サービス3:オフィス移転にかかる審査や契約をサポート
ヒトカラメディアのオフィス仲介は、オフィスのオーナーに対して、企業に代わって強みをアピールしてくれます。
企業に代わってプレゼンを行い、企業とオーナーそれぞれにメリットの出る条件を企画するなど「審査」と「契約」をサポートしてくれます。
オフィスの引っ越しや新規開業…etc!一括で相談したい方はお問い合わせ下さい。
まとめ
今回の記事ではオフィス移転時に頼りとなる5つの業者をピックアップして紹介しました。簡単にまとめます。
- オフィス移転業者は、全てをワンストップで対応してくる業者や個別に欲しいサービスを選べる業者など様々
- ビマケ:オフィスに関する圧倒的な情報量を持っている
- コクヨ:独自データーに基づき、オフィスデザインを行ってくれるほか、スケジュール作成から引越しなど全てをワンストップで対応してくれる
- 日通のオフィス移転:分かりやすい工程・スケジュール作成や、スポット的に必要なメニューを選べる点など評価が高い
- アート引越センター:法人パックの「おまかせオフィスパック」にて移転をサポートしてくれる
- ヒトカラメディア:他社とは毛色の異なるサポートを行っている。経営判断に必要な要件定義を作成してくれるなど、オフィス移転の根幹から支えてくれる