【エプソンエコタンクプリンター】いいぞEPSON!インクドボドボが起こす価格破壊

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エコタンクとは、EPSONが2016年2月に発売した日本初大容量タンク付きインクジェットプリンタです。これまでのようにカートリッジを大量に消費しないので「エコ」と名付られたのでしょうが、そのせいで他のプリンターが環境に全く配慮していないという事実を自ら暴露するという事態になりました。 >> EPSONリリース記事:約11,300ページ、2年分のインクで、気兼ねなくプリント可能

エコタンク付きプリンターの価格は?

これまでのモデルよりもインクが安く購入できるぶん本体価格は高く、モノクロA4で19,000円、A4カラー複合機で52,000円程度です。他にもA3印刷可能なものなどラインナップは全9機種です。消耗品のインク価格は後述します。>> amazonでエコタンク付きプリンターを探す

FAX・スキャンが無いプリンタータイプ

FAX・スキャン付きの複合機タイプ


インクは1色1,200円程度で、4色揃えて6,000枚ほど印刷出来るそうです。本当かどうかはやってみたことがないのでわかりません、申し訳ありません。但し、これまでインクで稼いできたメーカーにとっては破格の安さであることは間違いありません。

【参考】エコタンクで使用するインクの価格 黒140ml、各色75m 補充ボトルつきで2年分。追加の補充ボトルはネットで探すと実売 黒140ml1850円 各色75mlで800円程度今までより安価

 

エコタンクで使える互換インク

エコタンク付きプリンターは本体が高く、インクが安いという性格上純正インクを買ってもそれほどコスト高にはなりません。また、一般的には純正インクの方が発色が正確で美しく、純正であれば2年間の修理保証も付くので安心です。 但し、これまでいくつかの互換インクで純正インクと比較してきましたが、わざわざ横に並べて発色を比較しなければそれほど差はわからないという結果が出ています(このインクで試したわけではありません)。保証が切れる2年を目処に純正インクから互換インクに切り替えるのも良いのではないでしょうか。

月に何枚印刷すれば安くなるの?

エプソンの計算では、合計で4,251枚、5年で計算すれば月に71枚印刷するのであれば同程度の機種よりもエコタンクが安くなります。個人の方であれば「年賀状くらいしか」という方よりも毎月チラシ等を印刷する方に向いているでしょう。法人であればインクジェット特有の発色やにじみ(エコタンクの文書印刷は顔料インクなのでにじまない)、印刷速度の遅さ(カラー20枚程度)さえ問題なければ導入を検討しても良いのではないでしょうか。

5年で月に71枚印刷するならエコタンクエプソンサイトより引用

 

大容量タンクのCISSとは

エコタンクに搭載されているCISSという名称のシステム「CISS」をご存知ですか? ょっと い女 ょうかい ようか?」などと美人局(つつもたせ)の話では御座いません。 CISSとはインク連続供給システム(Continuous Ink Supply System)の略で、プリンタに外付けの大容量タンクを追加して連続印刷が可能になる方式を言います。通常のプリンターは機械の中に小さなカートリッジを入れてインクを供給しますが、外付けなので大きなタンクを付けることが出来ます。 大容量なのでカートリッジ交換の手間が少なく、1万枚印刷するまでインク補充不要などということも可能です。

▼EPSON大容量インクタンク(写真は海外版)エプソン機のCISS

 

▼詰め替えシャンプーのように、ここにインクをドボドボ入れますCISSインク注入口

  CISS方式はエプソンなどが海外で販売しているため、当たり前に流通しています。しかし日本では販売しておらず、純正品を購入しその後に改造しなければ利用できませんでした。今回EPSONが発売したプリンターはCISSが標準搭載となる国内初のインクジェットプリンタになります。

こんな素晴らしいものをなぜ国内で販売していなかったのか?

それはエプソンが儲からないからです。 そもそも従来の各コピー機メーカは利益はインク(=消耗品)で儲けるビジネスモデルを構築してきました。 本体を安価にして消耗品を購入するたびにエプソンにどんどんお金が入ってくるモデルです。同じようなモデルに携帯キャリアの通信費や剃刀の替刃が有名です。 チャリンチャリンビジネス(=ストックビジネス)は非常に儲かるため、各コピー機メーカーはそのモデルを手放す事ができず、エコタンクのようなプリンターを販売できなかったのです。 今回のEPSONのCISS標準搭載機は逆に本体で利益を回収するモデルとなり、消耗品で儲けるビジネスモデルではありません。

なぜ今、日本でもCISSプリンタが登場したのか?

これは憶測ですが市場飽和が原因だと考えます。 各社、日本の限られたパイを取り合うように競い合って他社との差別化を進めていくにあたり、 消耗品から利益を得るストックビジネスからの脱却を余儀なくされたのでしょう。 海外では主流、国内はそんなでもない。 いうなれば鎖国を強いてきた日本に、さしずめペリー率いる黒船(CISS方式)がやってきたということでしょうか。

ペリーって安倍総理に似てる・・・黒船r2

業界に風穴を空ける一手になるかもしれません。

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  ■関連記事 >> 台湾も外付けタンク(CISS)と互換インクまみれだった【台湾視察レポート後半】 >> 「インクが高い」不満を解消 エプソン新製品で変わる2016年のプリンター市場

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現役複合機コピー機営業マンmachi

現役複合機コピー機営業マンmachi

大手コピー機メーカーで神奈川エリアの営業を担当し、上司から「今月あと何台売るんだ?」と毎日詰められています。高額なカウンター料金を巻きあげていた時代も今は昔、お客さんが賢くなって複合機の値段と会社の業績は順調に右肩下がりです。
そんな無策の会社と上司への腹いせも込めて、業界の裏側とコピー機を安く買うコツをぶっちゃけて参ります。家庭では8000円で買ったHPのプリンターと海賊インクで印刷してます。

One thought on “【エプソンエコタンクプリンター】いいぞEPSON!インクドボドボが起こす価格破壊

  1. まほまほ

    面白い表現だなw
    わかりやすくいい記事だ!

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