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ビジネスフォンのVoIPゲートウェイとは?
VoIPゲートウェイの「VoIP」は『Voice over Internet Protocol』の略で、アナログ電話網とIP電話網の中継・変換を行う役割を果たします。製品によってアナログ電話機からの接続・通信をIP電話網へ取り次ぐタイプと、IP電話機からの接続・通信をアナログ電話網へ取り次ぐタイプに分かれています。
新人Gメン及川
ベテランGメン園川
一般的なインターネットの仕組みを利用しているため、安く利用することができ、ひかり電話や050サービスにもVoIPの技術が使われています。
また、近年はIP電話サービスの普及が進んでおり、内線IP電話網とIP電話サービス間を接続する装置のことをVoIPゲートウェイと呼ぶこともあります。
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VoIPゲートウェイをビジネスフォンで利用する!
VoIPゲートウェイをビジネスフォンで利用するためには、そもそも『VoIPゲートウェイ』の仕組みを理解しておくことが大切です。
『Voice over Internet Protocol』を日本語に訳すと「インターネットプロトコル(インターネット上)で、声を送る(やり取りする)」ことで、インターネットで声を伝える技術です。
『ゲートウェイ』は規格が異なるコンピューターやネットワーク間で、中継する役割を果たす装置を意味します。
新人Gメン及川
電話とインターネットの相互通信を可能にする装置です。
電話の音声データをデジタルデータに変換して、IPネットワーク上に送信します。その後、IPネットワーク上から受け取ったデータを再びアナログ音声に復元して、電話網へ送り出します。
これをPBXやビジネスホンで利用し、本店と支店、営業所と倉庫など、拠点間の通話をIP化することができます。
オペレーター 杏奈
出典:ボクシルマガジン
このように、電話の音声データはVoIPゲートウェイを介すことで、IPパケット(デジタルデータ)に変換され、そのIPパケットはインターネット網を通じて、相手先に送られます。
相手先に到着したIPパケットは、再びVoIPゲートウェイを介すことで、音声データに復元されて、相手との通話が可能になります。
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ビジネスフォンでVoIPゲートウェイを利用するメリット
ビジネスフォンでVoIPゲートウェイを利用する最大のメリットは「通信コストの削減」です。
従来の電話回線をIPネットワークに統合できるため、大幅な通信コストの削減を実現できます。さらに、利用中のPBXやビジネスホンでもIPネットワーク化が可能なので、導入コストもそれほど掛かりません。
新人Gメン及川
ベテランGメン園川
新人Gメン及川
ベテランGメン園川
一例:日立のVoIPゲートウェイ「NTシリーズ」
機種名 | NT-4e(BRI) | NT-4e(OD) | NT-4e(FXS) | NT-23e | |
用途 | BRIインタフェース対応VoIPゲートウェイ (TEモード/NTモード対応) |
BRIインタフェース対応VoIPゲートウェイ (NTモードのみ対応) |
ODインタフェース対応VoIPゲートウェイ | FXSインタフェース対応VoIPゲートウェイ | PRIインタフェース対応VoIPゲートウェイ |
外観 | ![]() |
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ポート数:WAN側 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 |
ポート数:LAN側 | 4 | 4 | 4 | 4 | 2 |
音声チャネル数 | 4 | 4 | 4 | 4 | 23 |
寸法:幅×奥行×高さ(mm) | 210×160×55 | 210×160×55 | 210×160×55 | 210×160×55 | 435×200×44 |
質量 | 約1.0kg | 約1.0kg | 約1.0kg | 約1.0kg | 約3.0kg |
※LANポート内の1ポートは保守端末接続用です。
LANは「Local Area Network」の略で、同じ建物の中などの限定された範囲で接続できるネットワークです。一方、WANは「Wide Area Network」の略で、遠く離れた場所と繋がるネットワークで、簡単に言えばLANとLANを繋ぐ大きなネットワークです。
新人Gメン及川
オペレーター 杏奈
BRI接続(ビジネスフォンやBPXのINS64回線パッケージに対応)、OD専用線(OD専用線パッケージに対応)、PRI専用線(1.5M系デジタル専用線パッケージに対応)など、VoIPゲートウェイには複数の種類があり、利用中のPBXやビジネスフォンによって対応できるタイプが異なります。
また、IPネットワークを経由する接続方法もIP-VPNやインタ―ネットVPNなど、特徴が異なる接続方法があるので、正しく使うためにも業者へ相談した方が確実です。
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ビジネスフォンでVoIPゲートウェイを利用するデメリット
VoIPゲートウェイを利用することでのデメリットは特にありません。強いて挙げるとすれば「ネット環境が必須」なことですが、現在はほとんどの企業でインターネットを使用しており、デメリットとまでは言えないでしょう。
ただし、主にVoIPゲートウェイを利用するIP電話には、僅かながらデメリットがあります。
ベテランGメン園川
IP電話のメリット
- 一般電話に比べて通話料が安い
- 音声の品質が良い
- スマホやパソコンなど固定電話機以外でも内線電話の利用が可能
- 設定などをネット上で簡単に行うことができる
- ネット環境があれば導入費用も安い
IP電話のデメリット
- 電源が必要なので停電時は利用することができない
- ネット上で何らかのトラブルが発生すると電話が使えなくなる恐れがある
- 114(お話し中調べ)など掛けられない番号がある
- ネット環境が整っていないオフィスでは使用できない(インターネット回線の契約が必要)
以前は「050」から始まる番号が付与され、なおかつ緊急番号への発信ができなかったIP電話ですが、近年は市外局番から始まる電話番号が利用できるケースもあり、緊急番号へ発信することも可能です。
一般的な電話と遜色なく使えるようになっており、導入コストや運用コストの大幅な削減が期待できる電話サービスとして、多くの企業が導入しています。
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オペレーター 杏奈
新人Gメン及川
ベテランGメン園川
新人Gメン及川
【まとめ】VoIPゲートウェイで拠点間の通話コストは削減可能!
支店をはじめとする営業拠点や店舗、倉庫、工場、教室など、拠点が多い企業でVoIPゲートウェイを利用すれば、本社と離れた拠点でも全てIPネットワーク化できるため、大幅な通信コスト削減が可能です。
また、VoIPを利用するために、PBXやビジネスフォンを入れ替える必要がなく、既存のPBXやビジネスフォンに接続することができます。
機器については、対応できるインターフェイスが決まっているので、ビジネスフォンの販売業者に確認してみましょう。
ベテランGメン園川
- VoIPゲートウェイとは電話とインターネットの相互通信を可能にする装置
- 本店と支店、営業所と店舗など、拠点間の通話をIP化することが可能
- IP化することで通話コストの削減に繋がる
- VoIPゲートウェイは1台あたり10万円程度で設定工事費は1万円前後
- メリットは通話のコスト削減ができること(既存のPBX・ビジネスフォンでも利用できるため初期費用も安い)
- デメリットはインターネット環境がないと使えないこと
- VoIPゲートウェイは、機種によって対応できるインターフェイスが決まっている
- 導入やお問い合わせはビジネスフォンの販売業者またはメーカーへ
新人Gメン及川
オペレーター 杏奈
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