【ビジネスフォンの回線の選び方】おすすめの回線は?

【ビジネスフォンの回線の選び方】おすすめの回線は?

【格安販売店をご紹介】ビジネスフォン・PBXのお見積りはこちら

 

【ビジネスフォンの回線の選び方】おすすめの回線は?

 

ビジネスフォン

 

ビジネスフォンの回線には「光回線」「ISDN回線」「アナログ回線」の3つがあります。現在の主流は「光回線」ですが、電話を頻繁に利用しない(またはインターネットを使用しない)オフィスでは「ISDN回線」や「アナログ回線」を使うこともあります。

 

回線によって特徴があんねや。

新人Gメン及川

ベテランGメン園川

はい。オフィスの状況に合っていない回線だと、業務に支障が出てしまうので注意が必要です。

 

そこで、今回はビジネスフォンの回線選びのコツを紹介します。

 

【格安販売店をご紹介】ビジネスフォンのお見積りはこちら

 

ビジネスフォンの回線は3種類

ビジネスフォンの回線は「光回線」「ISDN回線」「アナログ回線」の3種類ですが、それぞれ特徴が異なります。まずは簡単な表でチェックしてみましょう。

 

光回線 ISDN回線 アナログ回線
月額基本料金 安い 光回線よりは高い 光回線よりは高い
基本料金の例 500円~(電話の分) 3,780円 2,750円
通話料金 安い 光回線よりは高い 光回線よりは高い
市内通話 8円/3分 8.5円/3分 8.5円/3分
市外(県内)通話 8円/3分 20円~40円/3分 20円~40円/3分
県外通話 8円/3分 40円/3分 40円/3分
電話加入権 不要 プラン等による プラン等による
通話の品質 良い 良い 悪い場合もある
災害時などのトラブル 弱い(停電時使用不可) 強い(停電時使用可) 強い(停電時使用可)
インターネット 光回線のみで高速インターネットが利用可能 インターネット回線の契約が別途必要 インターネット回線の契約が別途必要
固定電話の業者例 NTT フレッツ光
ドコモ光
auひかり
ソフトバンク光
NURO光など
NTT加入電話
ソフトバンクなど
NTT加入電話
ソフトバンクなど

 

オペレーター 杏奈

「光回線」はネットも使えるうえに運用コストも安いので、これからビジネスフォンを導入するのであれば、回線は「光回線」がオススメです!

 

光回線

「光回線」は光ファイバーとも呼ばれる回線で、光による点滅信号で通信します。近年は、オフィスでも日常的にインターネットが使われており、ビジネスフォンの主流な回線となっています。

また「光回線」は大容量のデータを高速で通信できるので、通話の他にネット動画の閲覧やファイルのダウンロード・転送などもスムーズに行うことができます。

光回線のメリット

  • 基本料金・通話料金が安いため、コスト削減になる
  • 1回線で電話とインターネットの両方が使える
  • インターネットの動画などもサクサク見られる
  • 通話の音質が良くノイズも入りにくい

 

光回線のデメリット

  • 停電時は使用できない
  • 光電話はインターネットのオプションなので、ネットの契約が必須
  • 掛けられない電話番号がある(110、119などの緊急通報は可能)

 

 

【格安販売店をご紹介】ビジネスフォンのお見積りはこちら

 

ISDN回線

「ISDN回線」はデジタル回線とも呼ばれる回線で、銅線の中をデジタル化された音声が通ります。デジタル化されることでノイズが軽減されるため、クリアな状態での通話が可能です。

また、「光回線」には劣りますが、データの速度も速くなっており、1回線で同時に2通話が利用できます。

ただし、NTTでは「ISDN回線」を徐々にIP網へ移行すると発表しており、2023年頃から通信に遅延が生じる可能性もあります。

 

ISDN回線のメリット

  • デジタルデータで構成されているため音質が良く盗聴されにくい
  • 1回線につき2チャンネル(同時通話数=2)の通話が可能

 

ISDN回線のデメリット

  • インターネットが遅い(インターネットの回線も別途契約が必要)
  • 2023年頃からは通信遅延の可能性もある

 

ベテランGメン園川

「1回線につき2チャンネル」をメリットの方に書きましたが、規模の大きいオフィスや電話の使用頻度が高いオフィスにとっては、メリットではなくデメリットでしょう。
ちなみに「アナログ回線」と「光回線」は、1回線で何チャンネル?

新人Gメン及川

オペレーター 杏奈

「アナログ回線」は1回線で1チャンネルで、誰かが通話していると使えません。
お家の電話みたいやな。

新人Gメン及川

オペレーター 杏奈

「光回線」はサービスやプランによって異なりますが、たとえばNTTの「ひかり電話」なら300までの同時通話が可能です。

 

【格安販売店をご紹介】ビジネスフォンのお見積りはこちら

 

アナログ回線

通話の音声を銅線に乗せるアナログ回線。一般回線とも呼ばれ、「光回線」や「ISDN回線」よりも古くから普及しています。

アナログ回線のメリット

  • モデム等が必要ない
  • 障害が少ない(災害にも強い)

 

アナログ回線のデメリット

  • 基本的には1回線1通話
  • 回線数を増やすと費用が割高になる
  • 電話の相手が遠いとノイズが入りやすくなる

 

モデム等が必要ない=モデム等が故障や不具合を起こす心配がありません。また、ビジネスフォンの故障や不具合は、ほとんどの場合、電話機ではなく回線のエラーが原因です。その点でも、アナログ回線は非常に強くて安心ですが、残念ながら現在のNTTによるアナログ固定電話網は、2025年1月を目途にインターネット技術を使ったIP通信網に置き換えられます。

 

 

日本経済新聞

 

NTT東日本とNTT西日本は17日、固定電話をインターネット技術を使ったIP電話に切り替える工程表を発表した。2024年1月から1年かけて切り替え、料金も現在の距離別から全国一律に改める。固定電話のIP化は世界でも前例がない。NTTは企業ユーザーを含めて混乱が起きないように移行対策を徹底する方針だ。

引用:日本経済新聞2017年10月17日「24年1月からIP化 NTT東西の固定電話網」

 

オペレーター 杏奈

ここで1つ注意して欲しいことがあります!!

 

NTTが固定電話のIP化を発表してから、国民生活センターには多数の相談が寄せられています。

 

国民生活センター

出典:国民生活センター

質問
大手電話会社の代理店を名乗る会社から自宅に電話がかかってきて、「固定電話からIP網への設備切替に伴い、今までの固定電話が使えなくなります。工事が必要です」と言われました。業者の言うように、工事をしないと、固定電話は使えなくなってしまうのでしょうか?

回答
現在、固定電話を通話で利用している場合、IP網への設備切替後もそのまま使うことができます。また、切替に伴う手続きや工事などは不要です。

電話会社の設備切替に便乗した、悪質な業者による電話勧誘や訪問などに注意しましょう。

解説
電話設備の切替について

東日本電信電話株式会社(NTT東日本)と西日本電信電話株式会社(NTT西日本)では、2024年以降、固定電話のIP網への移行に伴い電話会社内の設備の切替を予定しています。現在使用中の電話機は、設備の切替後もそのまま使うことができるため、設備切替に伴う手続きや工事は不要です。

便乗する業者に注意しましょう

電話会社の設備切替に便乗して、以下のような勧誘文句で電話勧誘や訪問などの営業をする業者に注意しましょう。【例】
固定電話が使えなくなるため、工事が必要です。
今までの電話機が使えなくなります。
今使用している電話回線が使えなくなります。

引用:国民生活センター「身近な消費者トラブルQ&A」より

 

どこにでもおるんやな!詐欺と変わらへんやんけ。

新人Gメン及川

ベテランGメン園川

本当に多いみたいで、NTTでも注意を呼び掛けています。

 

NTTによる注意喚起

 

【格安販売店をご紹介】ビジネスフォンのお見積りはこちら

 

ビジネスフォンの回線の選び方

ビジネスフォンの回線は「光回線」「ISDN回線」「アナログ回線」とありますが、回線を選ぶ際に重視したいポイントは「1回線でのチャンネル数」です。

 

  • 光回線 1回線=複数チャンネル
  • ISDN回線 1回線=2チャンネル
  • アナログ回線 1回線=1チャンネル

 

アナログ回線では誰か1人が通話中の場合、電話を掛けることも受けることもできません。

 

オペレーター 杏奈

何度掛けても繋がらないとウギャーってなりますよね?
「やっと繋がった」とか嫌味の一つも言いたくなるわな。

新人Gメン及川

 

チャンネル数の目安は一般的に従業員数の3分の1程度と言われており、チャンネル数を決めると必然的にビジネスフォンの回線が決まります。

 

【ビジネスフォンの同時通話数の決め方】チャンネル数とは?最適な数は?

 

ベテランGメン園川

また、インターネットを使うなら、光回線の方がスピードも速くてオススメです。

 

【格安販売店をご紹介】ビジネスフォンのお見積りはこちら

 

【まとめ】ビジネスフォンの回線 オススメは光回線!

 

ビジネスフォン

 

「光回線」「ISDN回線」「アナログ回線」とビジネスフォンの3つの回線を紹介しましたが、オススメは圧倒的に「光回線」です。

近年はインターネットが電話と同じくらい重要な役割を果たしており、スムーズなデータ処理、大容量ファイルの迅速なダウンロード、快適な動画閲覧など「光回線」ゆえのメリットがあります。

もちろんビジネスフォンは「ISDN回線」や「アナログ回線」を使用して、インターネットだけ「光回線」を使えば、ネット関連の問題は解決できますが、チャンネル数(同時通話数)やコストの面でも「光回線」の方が優れています。

 

オペレーター 杏奈

では、最後にまとめます!

 

  • 基本料金と通話料金は「光回線」が安い
  • 「光回線」ならインターネットもスピーディ!
  • NTTによるアナログ固定電話網は2025年1月を目途にIP通信網に置き換えられる
  • NTTの「ISDN回線」も2023年から徐々にIP網へ移行する
  • 「アナログ回線」は災害に強いがノイズが入りやすい
  • 「光回線」は1回線で複数のチャンネルが利用可能

 

ベテランGメン園川

総合的に判断して「光回線」一択のような気がします!

 

以上、「ビジネスフォンの回線の選び方」についてお届けしました!

 

「売り込みにうんざりした」という方のための問合せ窓口です。ビジフォンGメンは全国にある「売り込まない」販売店と提携しており、お客様からのご依頼が無い限り訪問の打診はいたしません

    ビジネスフォンのお見積り依頼はこちら

     

     

     

    電話回線カテゴリの最新記事