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ビジネスフォンから一般電話へ切り替える際の注意点
結論から言えば、ビジネスフォンをやめて家庭用の一般電話に変更することはできます。ただし、リース期間中であれば、契約期間分の残リースを支払わなくてはならない等、切り替えのタイミングは重要です。
ベテランGメン園川
ビジネスフォンの機能を確認する
オフィス向けのビジネスフォンには、一般家庭向けの固定電話には備わって機能が沢山あります。以下が、主な機能の一例です。
- 内線機能
- 外線の自動転送機能
- ボイスメール機能
- ダイヤルイン機能
- 音声ガイダンス機能
ビジネスフォンをやめることで、これらの機能が使えなくなってしまいます。現在の業務で使用していないか?を事前に確認しましょう。
オペレーター 杏奈
新人Gメン及川
ベテランGメン園川
また、ビジネスフォンの機能の使用状況の確認は、ビジネスフォンへ接続している機器も含めて行います。
ビジネスフォンの接続機器を確認する
ビジネスフォンの主装置に以下のような機器・端末が接続されている場合、これらの機能も同時に使えなくなることが多いので注意が必要です。
- ドアホン
- 放送設備
- 警報設備
- 銀行端末
- FAX
なかでも「ドアホン」と「放送設備」はビジネスフォンと接続されているケースが多く、ビジネスフォンをやめることで、ドアホン親機・ドアホン子機のセットや放送用のマイク装置が新たに必要です。
一方「FAX」は、ビジネスフォンと接続しているケースは少なく、ほとんどのオフィスで複合機の機能として使用しています。その場合、ビジネスフォンをやめても影響はありません。
ビジネスフォンから一般電話へ切り替える際のチェック項目
ビジネスフォンをやめても機能面で問題がないようなら、次に以下の項目をチェックします。
- 外線の本数
- 外線の契約
オペレーター 杏奈
外線の本数をチェックする
ビジネスフォンと繋いでいる外線の本数をチェックします。基本的にビジネスフォンの電話配線は、一般電話でもそのまま使えますが、コスト削減が目的の場合、不要な外線を減らすことで、さらなるコスト削減を実現できます。
ただし、LAN接続のIP多機能電話機を使用している場合は、電話配線の流用ができないこともあります。その際は新たなケーブルが必要です。
外線の契約をチェックする
外線の契約に、ビジネスフォン向けの機能がある場合は、契約の変更が必要なこともあります。例えば、ダイヤルイン機能や転送機能などで、これらを使用しているようであれば、契約の見直しが必要です。
新人Gメン及川
ベテランGメン園川
ビジネスフォンから一般電話へ切り替える方法
ビジネスフォンをやめる場合、主装置とビジネスフォンの撤去を行います。
この撤去工事は資格を持っている人しか行うことができず(主装置の内部が複雑なため)、無資格の人が勝手に行うことは禁止されています。撤去作業が済んだら、リースであればリース会社へ機器の返却を、購入したビジネスフォンであれば処分や売却を行います。
その後、一般電話に切り替える場合は、一般電話の取り付け作業に進みます。
基本的には、ビジネスフォンで使用していた配線を流用するので、一般電話も同じ場所に設置することになりますが、流用できない場合は、別途で配線工事が必要です。
切替工事の費用の相場は?
業者や主装置の大きさ・タイプによって異りますが、撤去費用の相場は17,000円~20,000円程度で(主装置1台、電話機1台、人材派遣費1人の場合)、主装置や電話機の数が多ければ多いほど費用は高くなります。
内訳の一例
主装置撤去(1台あたり) | 5,000円 |
電話機撤去(1台あたり) | 1,000円 |
TA撤去(1台あたり)※TA=音声をデジタル信号に変換する信号変換器 | 1,000円 |
人材派遣費(1人あたり) | 10,000円 |
合計 | 17,000円 |
たとえば、上記の費用で主装置2台、電話機30台、人材2人であれば、撤去費用として61,000円が必要です。
さらに、ビジネスフォンで使用していた配線が流用できない場合、配線工事を行いますが、配線工事費の相場は25,000円程度で、その他に「配線整理費」が掛かる場合もあります。
オペレーター 杏奈
なお、主装置やPBXを置かないクラウド型のビジネスフォンは、電話機をLAN回線から抜くだけなので、撤去に関しては工事の必要がありません。
【まとめ】一般電話に切り替えるよりもビジネスフォンの見直しをオススメ!
ビジネスフォンから一般電話に切り替えることにより、リース代が掛からなくなる等、多少のメリットはありますが、撤去には費用が掛かり、さらに撤去することで使えなくなる機能も出て来ます。
その結果として、業務効率の低下を招いてしまっては、元も子もありません。
携帯電話やメールが一般化するにつれ、固定電話の必要性が徐々に薄れていることは事実ですが、回線や台数の見直し、現状よりも安い機種への変更など、ビジネスフォンの機能は残しながらコスト削減を目指した方が、業務効率の低下やスタッフの混乱を招かずに済み、トータル的なリスクも低いと言えるでしょう。
ベテランGメン園川
- ビジネスフォンから一般電話への切り替えは可能
- 切り替え前に、ビジネスフォンの機能の使用状況を確認する
- 必要であれば代替案を検討して、ビジネスフォンを継続させることとコストや使い勝手を比較
- 外線の本数や契約内容をチェックする
- リースの場合は契約期間も考慮する
- オススメは安いビジネスフォンの導入や回線・台数の見直し
新人Gメン及川
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