【MOT PBXの価格相場】MOT PBXとビジネスフォンの違い

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MOT PBXの価格相場とビジネスフォンとの違い

 

MOT PBXとは

出典:株式会社オフィス24

 

『MOT PBX』とは、従来のビジネスフォンの機能をスマホでも使用できるため「外出先でも営業機会を逃さない!」と様々な企業で導入されている人気のサービスです。通話以外にも機能が充実している他、ビジネスフォンの導入費や維持費を抑えられるなど、コスト面でも注目されています。

 

ベテランGメン園川

『MOT PBX』はコスパが優れていることで評判のPBXで「IP-PBX」と「クラウドPBX」が用意されています。

 

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オペレーター 杏奈

分かりやすいように『MOT PBX』と通常のビジネスフォンとの違いをまとめてみました!

 

MOT ビジネスフォン
端末 スマートフォン・固定電話機(コードレス含む)・PCなど 固定電話機(コードレス含む)
電話番号 既存の番号が使用可 既存の番号が使用可
電話番号の使い分け
拠点 複数の拠点で内線として利用可 1拠点
屋外での内線利用 不可
増設 スマホ・パソコンで可 増設に対応した指定端末の購入が必要
海外利用 不可
FAX 受信・閲覧・送信可(プリンタでの出力に対応) FAX機、FAX搭載複合機の購入が必要
転送料金 無料 都度、転送料金が発生
着信履歴 表示可 表示可
アップグレード 自動(無料) 都度購入(有料)
CTI(顧客情報の自動表示) オプションで可
共通電話帳 あり なし
チャット機能 あり なし
出退勤管理 あり なし
ビデオ通話 オプションで可 不可
ヘッドセット利用
マルチライン※
受付システム オプションで可 不可

※マルチラインとは、1つの端末で複数の番号を着信できる機能です。

 

オペレーター 杏奈

様々な違いがありますが、特に大きな違いはオレンジ色で記載した部分です。

 

通常のビジネスフォンはオフィス内など1拠点での使用を目的としていますが、『MOT PBX』は複数の拠点やオフィスの外、さらに海外でも社内と同じように通話を行うことができます。そのため、通話コストを削減できるだけではなく、業務効率の向上にも効果的で、ビジネスフォンでは感じることのできなかったメリットが生まれます。

 

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MOT PBXの特徴

多機能で便利なビジネスフォンは、高い安定性を求められることもあって、機器の価格は高額です。また、電話機一台ごとに機器代金が必要なため、一度に複数の電話機を導入すると、導入コストだけでもかなりの金額になってしまいます。

費やした導入コストの分だけ回収できれば良いですが、長年使っても費用の削減に繋がらないことも多々あり、中小企業などでは「便利だけど高いオフィス機器」として導入を見送るケースもあります。

しかし『MOT PBX』は、一般的なビジネスフォン以上の便利な機能を使いながら、初期費用や維持費、さらには通話料まで削減することができます。

初期費用が安い!

初期費用を安く抑えるために、中古の固定電話機を選ぶ企業があります。ビジネスフォンは中古市場に出回るスパンが短く、中古でも故障のリスクは決して高くありませんが(もちろん新品の方が安心ですが)、安ければ安いほど古い機種が多く、古ければ古いほどメーカーによる部品生産が終了する懸念があります。

そのような不安もなく、初期費用を抑えられるPBXが『MOT PBX』です。

 

ベテランGメン園川

まずは以下の表をご覧下さい。

 

ビジネスフォン IPビジネスフォン MOT PBX
電話子機 5 5 0
電話専用配線 5 0 0
電話配線分岐装置 1 0 0
PBX(主装置) 1 1 1
部品の合計数 12 6 1

各デスクにノートパソコンがあり、インターネット環境は整っているオフィスとします。

 

これは何の数?

新人Gメン及川

ベテランGメン園川

電話機を5台導入する際に必要な部品の数です。

 

通常のビジネスフォンは、5台を導入する際に12点の構成部品が必要で、設置の際に掛かる工事費は構成部品の多さが関係します。また、IPビジネスフォンは電話専用配線や電話配線分岐装置が不要のため、構成部品こそ少ないですが、高額な「子機」の代金は通常のビジネスフォンと変わらず掛かります。

『MOT PBX』を使うと、親機となるPBX一台のみの設置なので、工事や設定費用を安く抑えることができ、スマホに無料のアプリをインストールするだけで、子機として使うことも可能です。

 

オペレーター 杏奈

構成部品が少ないと故障の頻度も少ないですよ!
せやけど、アプリをインストールしたらスマホがビジネスフォンになるんやろ?社畜化が進むんちゃうの?

新人Gメン及川

オペレーター 杏奈

いえ。アプリはオン・オフの切り替えができるので、公私混同しません!

 

会社を出たら即オフに!

専用アプリを個人のスマホにインストールすることで「365日24時間、拘束されている状態なのではないか?」と不安に感じるスタッフもいるかもしれませんが、会社に到着したらアプリを起動、会社を出たらアプリを終了!と、簡単にオン・オフの切り替えができます。

 

せやったら休みの日に対応せんでええな。

新人Gメン及川

ベテランGメン園川

営業の外回り中はもちろんですが、骨折して出勤は難しいけれど自宅なら仕事ができる場合の在宅勤務など、個人のスマホを使うことによって働き方が無限に広がります!
最近は介護離職も深刻やからね…。こないなことで在宅勤務をサポートできたら、企業としても貴重な人材を失わんで済むな。

新人Gメン及川

 

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数年後でも最新の機能

『MOT PBX』は機能を無償でアップデートするため、導入から数年が経過しても最新の機能を使用することができます。

特にビジネスフォンをはじめとするIT分野は、機能の進化が目覚ましく、導入直後から「古い機能」と化してしまいます。しかし『MOT PBX』なら、そんな心配も不要です。強化され続けた各種機能を常に最新の状態で利用でき、不自由を感じることがありません。

 

電話機能以外も充実

電話機能に限らず、クラウド上で「スタッフごとの出勤簿の確認」や「日次での出勤簿一覧の確認」など、出勤簿を一元管理することができます。前年のゴールデンウィークや年末年始など、過去の出勤状況を知りたい時でも、パソコンやスマホで簡単に把握できるため、紙の出勤簿やエクセルで管理するよりも素早く正確な確認ができます。

また、残業などの時間外勤務の申請や承認、有休の申請や承認をパソコンやスマホから行うことができます。外出中や在宅勤務の最中でも申請や承認ができるため、時間を効率的に使え、処理スピードも圧倒的に上がります。ペーパーコストの削減にも有効で、なおかつ上司の顔色を窺う必要もありません!

 

上司も助かるやろな。座ってるだけでハラスメントを疑われる時代やで。画面で月次の勤務時間も見れるから適切な承認ができるし、言うことナシやんか!

新人Gメン及川

オペレーター 杏奈

「この間も休み取らなかった?」なんて、感覚で嫌味を言われることも減るでしょうしね。

 

その他にも、設定さえしておけば、未承認で残業している社員がいると上長のスマホ宛に自動でメッセージが届く機能や、勤務表を給与ソフトに取り込む機能などがあります。

 

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MOT PBXの種類

『MOT PBX』には『IP-PBX』の「MOT/PBX」と『クラウドPBX』の「MOT/TEL」があります。さらに『クラウドPBX』の「MOT/TEL」は「回線収容タイプ」と「回線不要タイプ」の2種類に分けられます。

それぞれの違いをチェックしてみましょう。

 

MOT/PBX MOT/TEL:回線収容 MOT/TEL:回線不要
PBXの種類 IP-PBX クラウド型PBX クラウド型PBX
導入方法 リース・購入・割賦 月額サービス 月額サービス
利用番号 市外局番・0120 市外局番・0120 0120・050
既存PBXとの連動
ISDN収容
マルチライン
固定IP電話 必須 必須 不要
保守 別途 別途 込み
MOT/Cloud※ 別途 別途 込み(最大20ID)
最短利用期間 リースは5年~7年 1ヶ月 1ヶ月
内線の追加 都度、連絡 プラン数までなら自由に設定可 プラン数までなら自由に設定可
複合機との接続
コードレス電話の使用 ✕(ただしスマホを内線として利用できる)
ドアフォンとの接続
CTI(顧客情報の自動表示)
インターネットFAX ○(ただしココワFAXとの接続)
IVR(自動音声案内) ○(登録済の音声のみ)

※「MOT/Cloud」を使うと名刺データや顧客情報と電話帳をクラウド上で一元管理することができます。また、スマホに専用アプリを入れることで、内線化を実現し、外出先や自宅からでも無料で内線通話や保留・転送を行うことが可能です。

 

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MOT PBXの価格相場

『IP-PBX』の「MOT/PBX」と『クラウドPBX』の「MOT/TEL」の月額料金は、会社の規模やプランによって異なります。以下、目安となる価格相場をチェックしてみましょう。

IP-PBX「MOT/PBX」の価格相場

『IP-PBX』の「MOT/PBX」は月額料金は4,500円~19,800円です。料金は会社の規模(台数など)やラインナップによって変わります。

基本機能に「MOT/Phone(スマホ版)」「MOT/Phone(Windows版)」「MOT/FAX」「MOT/Cha」が含まれており、月額1,000円の「MOT/Cloud」に申し込むことで退勤管理機能(IDごとに月500円)、名刺管理機能(IDごとに月1,000円)などのオプションも利用可能です。

従来の多機能ビジネスフォンでは、これらの機能を使うだけで50,000円程度は掛かるので、「MOT/PBX」に切り替えるだけで、オプションを追加しても、かなり安く抑えることができます。

ただし、詳細についてはお問い合わせが必要です。

 

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クラウドPBX「MOT/TEL(回線収容タイプ)」の価格相場

「MOT/TEL」の回線収容タイプは、3つのプランに分けられています。

 

スタンダード ミドル プレミアム
月額料金 3,980円 6,500円 9,800円
最大ch数※ 10ch/20内線 25h/50内線 50h/51~100内線
付属機能 スマートフォンアプリ
チャット
ネットFAX
名刺管理
MOT/Cloud
CTI : 顧客情報の自動表示
クラウド電話帳
オプション 通話録音
IVR:自動音声案内
MOT/Phone受付システム
出退勤管理
通話録音
IVR:自動音声案内
MOT/Phone受付システム
出退勤管理
音声会議
初期費用 29,800円 39,800円 59,800円

※「ch数」とは同時に通話できる数で、たとえば外線電話の発信もしくは着信で1chを使用します。

 

クラウドPBX「MOT/TEL(回線不要タイプ)」の価格相場

「MOT/TEL」の回線不要タイプも、「MOT/TEL」の回線収容タイプと同様に、3つのプランに分けられています。

 

スタンダード ミドル プレミアム
月額料金※ 3,980円 8,500円 15,000円
最大ch数 10ch/20内線 25h/50内線 50h/51~100内線
付属機能 スマートフォンアプリ
チャット
名刺管理
MOT/Cloud
CTI : 顧客情報の自動表示
クラウド電話帳
オプション 通話録音
IVR:自動音声案内
MOT/Phone受付システム
出退勤管理
ネットFAX
通話録音
IVR:自動音声案内
MOT/Phone受付システム
出退勤管理
ネットFAX
音声会議
初期費用※ 29,800円~ 39,800円~ 59,800円~

※回線不要タイプは、使用する電話番号によって「月額料金」と「初期費用」が別途掛かります。

 

 

050番号 0120・0800番号
月額料金 580円/1番号目
300円/2番号目以降
1,380円〜/1番号目
1,100円〜/2番号目以降
初期費用 500円/1番号 1,000円~/1番号

なお、110や119など「1」からはじまる特番や0120番号には発信ができません。

 

ベテランGメン園川

とは言え、以前もお伝えした通り、スマホの回線を個人で契約しているドコモやauに切り替えれば緊急番号やフリーダイヤルにも掛けられるので、そこまで気にすることはありません。

 

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【まとめ】MOT PBXの価格相場は?

 

オペレーター 杏奈

最後に「MOT PBX」について、おさらいしてみます!

 

  • MOT PBXには「IP-PBX」と「クラウドPBX」がある
  • ビジネスフォンとの主な違いは、拠点数・転送料金の有無・電話機能以外のサービス
  • ビジネスフォンと異なり、常に最新機能を使うことが可能
  • スタンダードの回線収容プランはスダンダードで月額3,980円
  • オプションを追加しても多機能ビジネスフォンより安い!

 

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