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クラウドPBXとビジネスフォンの違い
現在、多くのオフィスで導入されている『クラウドPBX』をご存知でしょうか。そもそも、PBXとは企業内に設置された構内交換機(Private Branch eXcanger)=電話回線の交換機のことで、『クラウドPBX』は、そのPBXをインタ―ネットのクラウド上に設置します。
新人Gメン及川
ベテランGメン園川
※赤い線が外線、緑の線は内線
従来のビジネスフォンでは最大でも、1,000台までしか接続できず、さらに同一拠点でなければ内線も使えません。一方、PBXは種類やプランにもよりますが、1,000台以上の電話機への接続が可能で、離れた拠点でも内線ネットワークを構築することができます。
オペレーター 杏奈
新人Gメン及川
ベテランGメン園川
- PBXは接続できる電話機の台数がビジネスフォンより多い
- PBX(IP-PBXとクラウドPBX)は離れた拠点でも内線通話ができる
- PBXはシステムの性能や耐久性に優れている
- PBX(クラウドPBX)はスマホを内線化して使用することも可能
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オペレーター 杏奈
新人Gメン及川
クラウドPBXとPBXの違い
出典:NTT東日本
「電話回線の交換機」として果たす役割は、レガシーPBXやIP-PBXと変わりませんが、クラウドPBXはインターネットのクラウド上にPBXを設置するため、PBXの通信機器が不要です。また、インターネット環境さえ整っていれば、内線を含めた通話はもちろん、転送機能や録音機能なども利用することができます。
新人Gメン及川
ベテランGメン園川
レガシーPBX | IP-PBX | クラウドPBX | |
特徴 | オフィスに設置したPBXの機器と電話機を繋いで使う | 企業内で構築したネットワーク上にIP電話機とLANケーブルを接続して使う | インターネットのクラウドを介して使う |
接続できる機器 | コードレスフォンを含む固定電話機 | IP電話機やソフトフォンなどの端末 | スマートフォンやソフトフォンなどの端末 |
接続できる拠点 | 単独の拠点 | 複数拠点や階が異なるフロア | |
ランニングコスト | 外線の通話料金 | インターネットの回線料金、プロバイダ料金、外線の通話料金 |
オペレーター 杏奈
- 固定電話機の購入費用が掛かる
- 固定電話がスペースを取ってデスクを広く使えない
- 担当者への取り次ぎに手間や時間が掛かる
- 発注や業務連絡を受けるために常に誰かがデスクで待機しなければならない
- レイアウト変更や事務所移転の際、配線がネックになる
- 通話コストを懸念して在宅ワークに踏み切れない
- 時間外の電話に対応できない
- 海外拠点との通話料が高い
新人Gメン及川
ベテランGメン園川
新人Gメン及川
実際にクラウドを利用する企業は年々増えています。以下、総務省のデータです。
出典:総務省
平成28年の調査では、企業の46.9%がクラウドを利用していましたが、平成30年になると半数を超える58.7%がクラウドを活用しており、そのうちの33.1%は一部の事業者や部門ではなく「全社的に利用している」と回答しています。
また、クラウドサービスを導入することでの効果についても、以下のような結果が出ています。
出典:総務省
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クラウドPBXのメリット
クラウドPBXは従来のビジネスフォンやレガシーPBX、IP-PBXと比べて、様々な利点があります。
- インターネットの環境が整っていれば工事の必要がなく、すぐにでも使える
- 電話機を揃えなくて済むので初期費用を削減できる
- 通話コストが抑えられる
- スマホの内線化が可能
- 拡張性に優れている
- クラウド管理のため移転時にも手間が掛からない
クラウドPBXのデメリット
コストや利便性などメリットの多いクラウドPBXですが、デメリットも幾つかあります。
- 110、119などの緊急電話に掛けられない
- その他にも掛けられない番号がある
- インターネットを介すので災害時に使えない
- 私物のスマホから情報漏洩のリスクがある
新人Gメン及川
ベテランGメン園川
また、NTTが提供している「ひかりクラウド PBX 」など、一部のサービスでは110、119などの緊急通報が利用できます。
新人Gメン及川
ベテランGメン園川
新人Gメン及川
なお、クラウドPBXに関して、2019年の9月に「総務省から通達」が出ています。
出典:総務省
一部の詐欺行為や悪質かつ強引な勧誘など、クラウドPBXを悪用したケースが後を絶たないため、今度は「クラウドPBX事業」や「クラウドPBXサービス」への規制が厳しくなる可能性があります。現時点では未定ですが、展開次第ではサービス内容等に変更が生じる懸念もあるので、最新情報の入手に努めましょう。
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クラウドPBXの選び方
オフィスに最適なクラウドPBXを選ぶポイントは主に5つあります。
- 機能
- 使いやすさ
- 電話番号の変更の有無
- 同時通話数
- インターネット回線
オペレーター 杏奈
機能で選ぶ
従来のビジネスフォンとは異なり、インターネットを利用するクラウドPBXでは、様々な機能を使うことができます。
たとえば、リアルタイムでの全通話履歴の確認や通話数・発信先の確認、全通話の録音など、プランやサービスによって利用できる機能に違いがあるので、業務に必要な機能を備えたクラウドPBXサービスを選びましょう。
使いやすさで選ぶ
クラウドPBXは、業者に依頼しなくても発着信や転送などの各種設定ができます。電話機本体ではなく、インターネット上の管理画面で設定するパターンが多いので、ツールの分かりやすさや管理画面の見やすさが重要ポイントになります。
電話番号の変更の有無を確認する
ほとんどのクラウドPBXは、利用中の電話番号をそのまま引き継ぐことができます。しかし、一部のクラウドPBXでは、利用中の電話番号を継続できず、新しく電話番号を設定しなければなりません。
新規の企業が電話番号を登録するのであれば何の問題もありませんが、既に自社の電話番号を持っている場合、取引先や顧客へのアナウンスなど手間や不都合が生じるため、現在の電話番号をそのまま使えるか?は必ず確認しておきましょう。
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同時通話数で選ぶ
インターネット上のクラウドにPBXを置くため、内線を無制限に増やせると思ってしまいがちですが、導入後には簡単に内線数を増やすことができません。内線を追加することでプランやサービスの変更を余儀なくされることもあるので、可能な同時通話数をしっかりと確認しましょう。
インターネット回線について確認する
一部のクラウドPBXでは、利用するインターネット回線が指定されていまいます。その場合、たとえ利用中に速度やサービスなどの不満を感じても、他のインターネット回線には変更できません。
また、現在お使い中のインターネット回線に満足している場合は、そのネット回線でも使用できるクラウドPBXなのか?を事前に確認するなど、インターネット回線を変えずに導入できるサービスを探してみましょう。
【まとめ】クラウドPBXとは?
オペレーター 杏奈
- クラウドPBXはインターネットのクラウド上にPBXを設置する
- スマホを内線として使うことができる
- 初期費用と通信費を抑えられる
- 緊急番号には掛けられない(回避策あり)
- 導入の際には「5つの選ぶポイント」を確認する
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