現在、通信キャリアの3社(ドコモ、au、ソフトバンク)の料金はどこも似たような料金体系になっています。
これって、学校教育の社会科で習った独占禁止法の「カルテル」じゃないの?
こんなのあり?
と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
「法人携帯」のテーマとは少しだけずれますが、今回はカルテルについて考察してみます。
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・3大キャリアの説明⇒ドコモ、au、ソフトバンク
カルテルとは
です。
- 照らし合わせたような料金
- その料金設定を行う上で、談合が行われている
あたりがポイントになってきます。
この前提の上で、各社の料金を見てみましょう。
とりあえず、一番わかりやすい「通話料金」について。
NTTドコモ
プラン名 | 内容 | 料金 |
---|---|---|
カケホーダイ
(スマホ/タブ) |
通話が完全無料
※対象外を除く |
2,700円(2年契約)
4,200円(期間縛りなし) |
カケホーダイライト
(スマホ/タブ) |
5分以内の通話が無料
※対象外を除く |
1,700円(2年契約)
3,200円(期間縛りなし) |
カケホーダイ
(ケータイ) |
通話が完全無料
※対象外を除く |
2,200円(2年契約)
3,700円(期間縛りなし) |
カケホーダイライト
(ケータイ) |
5分以内の通話が無料
※対象外を除く |
1,200円(2年契約)
2,700円(期間縛りなし) |
ソフトバンク
プラン名 | 内容 | 料金 |
---|---|---|
スマ放題
(iPhone/スマートフォン) |
通話が完全無料
※対象外を除く |
2,700円(2年契約)
4,200円(期間縛りなし) |
スマ放題ライト
(iPhone/スマートフォン) |
5分以内の通話が無料
※対象外を除く |
1,700円(2年契約)
3,200円(期間縛りなし) |
スマ放題(ケータイ) | 通話が完全無料
※対象外を除く |
2,200円(2年契約)
3,700円(期間縛りなし) |
スマ放題ライト(ケータイ) | 5分以内の通話が無料
※対象外を除く |
1,200円(2年契約)
2,700円(期間縛りなし) |
au
プラン名 | 内容 | 料金 |
---|---|---|
カケホ
(iPhone/スマートフォン) |
通話が完全無料
※対象外を除く |
2,700円(2年契約)
4,200円(期間縛りなし) |
スーパーカケホ
(iPhone/スマートフォン) |
5分以内の通話が無料
※対象外を除く |
1,700円(2年契約)
3,200円(期間縛りなし) |
カケホ
(ケータイ) |
通話が完全無料
※対象外を除く |
2,200円(2年契約)
3,700円(期間縛りなし) |
スーパーカケホ
(ケータイ) |
5分以内の通話が無料
※対象外を除く |
1,200円(2年契約)
2,700円(期間縛りなし) |
どう見てもカルテルではありませんね。(白い目)
まるで示し合わせたように同じ料金ではありますが、これを談合で決めたという証拠はありませんので、公正取引委員会も手が出せないでいます。
「他社に対抗するために同じ水準まで頑張って下げました」
と言われてしまえばそれまでなのが実態です。
法人市場はカルテルではなく値下げ競争の世界
コンシューマの世界の「約款」の料金は示し合わせたような料金体系でビジネスをしている各社ですが、
実は法人市場では「相対契約」なる個社ごとの値引きが用意されることもあるようです。
知っている企業にだけ割り引いて、知らない企業には定価で出すというのもいかがなものかと思いますが、それならばカルテルではありませんね。
まとめ
各社横並びがいかにも怪しい料金体系ですが、談合で形成された証拠がない以上、違法とは言えません。
また、法人市場ではカルテルは行われず、個別の見積提示が出てくるようです。