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ソフトバンクが携帯電話で大規模な通信障害を起こしました。
持ち株会社のソフトバンクグループだけでなく、事業会社のソフトバンクが上場を控えたこのタイミングでの事故。一部では陰謀論すら囁かれているようですが、いずれにせよ通信という「インフラ」を提供している企業としてやはりあってはならないことなのは言うまでもありません。
特にソフトバンクは今年2月に固定電話の方でも大規模な障害を起こしています。
運用体制の不備としてはソフトバンクを擁護するつもりは微塵もありませんが、
改めて、インフラ業の裏側の大変さも垣間見えています。
インフラ(電気、ガス、水道、交通、通信など)は、あってアタリマエの世界。
裏側でその提供にどれだけの先行投資や、現場での頑張りがあったとしても、それらが感謝されることはありません。一方で、少しでも履行できなくなると、袋叩きにあいます。
たとえば都内の電車。あれだけ緻密なダイヤをこなすためには並々ならぬ努力が必要であることは、多くの社会人は本当は理解しつつも、数分の遅延で駅員は罵声を浴びることになります。
既得権益。殿様商売。入れば安泰。
そんなことばかり言われているインフラ業。確かに、会社の規模は大きく、福利厚生や給与水準も恵まれている場合が多いようです。
(もっとも、近年は通信はじめ多くのインフラ業が血みどろの争いを展開していますが・・・)
ただし、人々の生活に欠かせないインフラを提供するために。その企業の誰かが、世界が寝静まっている時間にも淡々と働き続けているということを改めて考えさせられます。
ソフトバンクは、もちろん今回の件を猛省し、再発防止に努める義務があります。現場の人々へ当たりたくなる気持ちも、理解はできます。ただ、訳も分からなかったであろう中、お客様に対して会社の顔として今回の事態の収集に走ったであろう現場の皆様の苦労はお察しし、労ってあげる気持ちは多少あっても良いかもしれないと、ふと思いました。
業界の利益体質の改善はまた別問題ですけどね。