【通信キャリア営業マンの1日】ドコモ・ソフトバンク・auいずれかの法人携帯営業の実態

【通信キャリア営業マンの1日】ドコモ・ソフトバンク・auいずれかの法人携帯営業の実態

当サイト法人携帯Gメンでは、主に法人携帯の導入や運用のための知識や、通信業界の裏側を紹介しています。

契約する法人の皆様が賢いお客様となり、通信キャリアが利益をせしめている現状に風穴を開けることができればと考えています。

とはいえ、通信キャリアに勤めている人たちも、実際はただの人。会社から言われたとおりに商売をしているだけで悪人ではありません。

そんな彼らが普段どんな生活を送っているのか、知人の若手営業マンHさんを例に紹介していきたいと思います。

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通信営業マンHさん

Hさん 27歳

某3大キャリアのうちの「どれか」に勤務する法人営業マン。

有名私大卒で学生時代はテニスサークルに所属。人当たりもよくコミュ力も高いため就活もそこそこ上手くいき、無難に通信キャリアに就職。

本社での法人営業を経験した後、えんもゆかりもない広島支社に異動し営業している。

 

 

Hさんの1日

8:00 起床。

少しだけ酒が残っている。

昨日は日が変わる直前まで残業した後、行きつけの飲み屋で1杯だけ飲んで就寝。

働き方改革をテーマに残業時間の削減が叫ばれてだいぶ改善はされたものの、やはり遅い日は遅くなる。

フレックスタイムを導入している部署もあるのだが、顧客訪問がある営業はそうはいかず、9時に憂鬱な朝礼のために出勤。

広島支社に異動になって数少ないメリットが、通勤時間が大幅に短縮されたこと。

シャワーを浴び、ゆっくりと支度をして自転車にまたがり、ボロアパートを出る。

 

 

9:00 始業。

日課の朝礼から1日が始まる。

普段は温厚な部長だが今期は予算が足りていないため、若干ピリピリ。

受注すれば課の予算も達成できそうな大型の案件を失注したこともあり、肩身が狭い。

朝礼が終わり、メールをざっと確認。至急の要件がないことを確認すると内勤のIさんに午後の商談で使う資料の取りまとめを依頼。営業車に乗って外回りに出発。

午前中は軽い用事を済ませるだけのアポイントが2件。午後の正念場に向けてウォーミングアップだ。

 

 

10:00 訪問

1軒目のアポイント先に到着。担当する前から大口で契約いただいている有難いお客様だ。

(と言っても、新規獲得の数字にはならないのだが・・・)

追加発注の申込書を受け取り、最新の機種の軽い案内をした後、30分世間話。

東京にいたころはこんな要件、郵便と電話で済ませていたのだが・・・

東京には東京の、地方には地方のやり方がある。効率は悪いが嫌いではない。

 

 

11:30 訪問

次の訪問先に向かう。こちらは当社との契約はない。他キャリアと付き合いが長く、攻めあぐねているのだが、どこにチャンスがあるかわからないのが営業の世界。長年、何度も担当が交代しながらもずっと通っている。

先方とも顔見知りになり、挨拶くらいはしてくれるものの、ちゃんと話を聞いてくれる気配はいまだなし。まぁ、これも営業の宿命。

今回も挨拶して、新商品の紹介。といっても立ち話で5分。

相変わらず感触は薄いが、訪問しないと上司に怒られるし、活動件数のカウントにはなるので良しとしよう。

 

 

12:15  帰社

Iさんに頼んだ資料に目を通したら、午後は岡山の大企業向けの商談。

先月失注した案件ほどではないが、これを獲得できれば自分のノルマは達成できる。

H「Iさん。午前頼んだ資料、できてますか?」

Iさん「あ、すいません。忙しくて。」

 

・・・・・・・・は?

 

頼む相手を間違えたようだ。この男は仕事そのものは丁寧だが優先順位付けが苦手で、必要な報告もできない。大企業のぶら下がり社員。これが通信キャリアの現実でもある。

昼食を諦めて、新卒の後輩を総動員し、資料の取りまとめをしてから駅に向かう。

本社時代は電車移動が主流だったため、移動時間はまるまるイメトレにつかえたが、地方では車を使う頻度も多い。今回も新幹線を降りたらレンタカーで運転が必要なので、イメトレ時間は新幹線の中のみ。

 

 

15:00 訪問

岡山の大手企業O商事との商談。普段はY課長との打ち合わせだが、案件が具体化したので今回はK部長が出てくる。

今回は2社コンペだが、Y課長の心は掴んでいる感触がある。

H「他社さんの提案に比べてぶっちゃけどんな感じですかね?」

Y課長「実際現場としてありがたいのは御社の提案ですね。ただ初期のコスト面で」

H「うーん、他社さんの方が安いですか?」

Y課長「見えるコストとしてはですね。」

K部長「頑張ってくれてるのはわかるんだけど、ちの頭の硬い役員たちを説得するのに、もう少しデータが欲しいね。『運用の負荷がこれだけ下げれる』とか」

H「なるほど。そのあたりのデータも用意してみます。」

K部長「頼むよ!」

楽観はできないが感触は悪くない。K部長も味方のようだ。

商談が終わり、レンタカーを返した後、上司に電話で報告

H「次回、運用負荷軽減の部分を厚くまとめて、再度訪問したいです。」

上司「うん、悪くない感触だな。次回の商談は俺も同席しよう。」

H「よろしくお願いします!」

上司「会社戻ってくるの、定時過ぎるよな?昨日遅かったみたいだし直帰していいよ」

H「ありがとうございます!」

 

 

18:20 帰宅

久々に18時代の帰宅。O商事の感触も悪くないし今日はちょっとリフレッシュするか。

ある意図があってスーツからは着替えない。一息ついてYoutube動画を1本見た後、立ち上がり路面の駅へ。

 

 

19:00 新天地にて。

広島新天地に到着。目的は1人で入れる相席ラウンジ。

以前同僚と来て、「いい思い」ができてから味をしめている。

しかも早い時間帯は男が少ないので、割と好きなように相席ができるらしい。

女の子が可愛くて、擦れてないのも広島に転勤しての数少ないメリットの一つ。

数は少ないけれど大きなメリット。

クリスマスまでにちゃんとした相手を見つけたいな。

 

27歳。営業。彼女なし。

なんだかんだ毎日楽しくやってます。

 

 

通信営業もただの人

知人の営業マンHさんのある日常を切り取ってみました。

地方の独特のルールに振り回されながらも浸っていたり、

大企業病の先輩社員に悩まされながら、自分もちょっと大企業的な思考が入っていたり

とは言いながら、大口案件の攻略のためにきっちり動いていたり。

そして幸運にも早く帰れたら、その後はまだまだ遊びたい20代の若者。

クリスマスまでに彼女つくれるといいですね。

サイトをご覧の皆様。ぼったくり通信キャリアの手先とは言え、本人は同じ人間です。

キッチリ買い叩くところは叩きつつ、人としては扱ってくださいね!

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