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かつて、携帯キャリア3社のサービス品質を表すジョークがありました。
「ドコモユーザー、auユーザーは発信してみて、かからなかったら電波を見る。
ソフトバンクユーザーは電波を見てから発信する。」
前身のボーダフォン、さらにその前のJ-PHONEの頃から、電波が繋がりにくいというイメージを持たれていたソフトバンクですが、数年前
「つながりやすさNo.1」
の調査結果が出たと、大々的に報じられました。
2019年現在、山間部のつながりの悪さは相変わらずながら都市部では他のキャリアと遜色なく使えているのはソフトバンクユーザーの共通認識ではないでしょうか?
ソフトバンクを「繋がらない3番手」から「主要3キャリアの1つ」に押し上げた要素の一つが、プラチナバンドと呼ばれる電波帯の存在です。
新人Gメン
プラチナバンドとは?低速で安定した電波
プラチナバンドとは、日本の移動体通信用途に用いたれている電波のうち、700〜900MHz帯の電波帯のことを指します。
通信事業者などが電波を使って事業を行う場合、まず総務省に申請を行います。そして、許可されて割り当てられた電波帯を利用できます。
この電波帯の数字は、ざっくり言うと、数字が大きければ大きいほど、進む速度が早く、ただし直進しかできません。つまり、数字が低い電波帯は速度こそありませんが、山や建物などの障害物にぶつかっても、周囲に「回り込み」ます。通信の安定性では優れています。
この電波帯のうち、700〜900MHzというのが、通話においては適しており、プラチナバンドと呼ばれています。
ソフトバンクのプラチナバンド専用鉄塔局 これと同じタイプの鉄塔が全国にプラチナバンド専用としてたてられてるので見つけたらプラチナーーーと叫んでくださいw pic.twitter.com/L8R4jVopqY
— 携帯電話基地局沼bot@電測組 (@kitikyoku_bot) May 23, 2019
ソフトバンクはプラチナバンド獲得で躍進
「ソフトバンクだけが繋がらない」と言われていた時代、ドコモとauはプラチナバンドを割り当てられていたのですが、実はソフトバンクだけはその電波帯を持っていませんでした。
(※当時、ソフトバンクは1.5GHZ、2.1GHZの電波帯を使用。)
ソフトバンクにも900MHZの電波が割り当てられたことで、(市街地では)他社と遜色のないサービスを提供できるようになりました。
ソフトバンクの企業ロゴが坂本龍馬の海援隊をモチーフにしていることは、坂本龍馬ファン、もしくは孫正義ファンであればご存知かもしれません。
元々黄色だった「旗」の色が、プラチナ(白金)色に変更されたのは、「このプラチナバンド」の獲得をアピールするため、という説もあります。
(左:海援隊のロゴ 右:以前のソフトバンクロゴ)
(現在のソフトバンクロゴ)
まとめ
新人Gメン
ベテランGメン
いまだに、「ソフトバンクは電波が悪い」というイメージを引きずっている方は少なくないようです(特に、企業の役員クラスの方々では)。しかし、山間部ならばともかく、市街地での利用においては、もはや他社と遜色はありません。
(山間部での利用においてはドコモ1択です)
ソフトバンクを「イメージ」だけで選択から外すのは少しもったいないかもしれませんね。
新人Gメン