EP-714Aは旧機種です。後継機として2023年10月にEP-716Aが発売されています。
本記事の情報は、2022年3月時点のものです。
ベテランGメン園川
オペレーター 杏奈


まさとパパ
元家電量販店歴10年のYouTuber。家電と金融の知識で、知らないことで損をしないための『守りの知識』を広め、1人でも情報弱者と言われる人を減らしたいと考えています。
エプソンEP-714Aレビュー
2021年1月〜2023年8月にプリンター機種ごとにユーザーアンケートを実施しました。回答してくださった方は全体で600名以上。印刷品質や使用感、故障の有無などプリンター本体に対する満足度を5点満点で評価していただき、自由記述形アンケート式で感想を書いていただきました。ここでは、アンケート結果の一部をご紹介します。
【機種】エプソン カラリオ EP-714A
【印刷内容】写真印刷・レーベル印刷・文書印刷・年賀状など
【総合満足度】やや満足
【使いやすさ】やや満足
【価格】やや満足
【印刷美しさ】やや満足
【外観デザイン】やや満足
【印刷の速さ】やや満足
【壊れにくさ】やや満足前のプリンターもエプソンでした。やっとエプソンから新しい機種が出るということで、買い替えました。以前の機種よりもはるかにキレイに印刷できるようになっており、感動しました。印刷速度も速いです。
オペレーター 杏奈
EP-714Aの市場価格
EP-714Aの市場価格は、2.1万円程度です。エプソンダイレクトショップでの価格は、21,450円でした。
EP-714Aの旧機種EP-713Aの価格推移を参考にすると、プリンター供給不足に陥らない限り、発売後しばらくすると2.1万円よりも低い価格で取引される可能性もあります。EP-713Aの現在の価格は、以下です。
▼EP-713A
新人Gメン及川
元家電販売員 まさとパパ
元家電販売員 まさとパパ
元家電販売員 まさとパパ
ちなみに、EP-714A・EP-713A、どちらもエプソンの長期修理保証『カラリオスマイルPlus』に加入可能です。プリンター購入時に、有償で保証を付ける形にはなりますが、万が一、プリンターが壊れた際には、メーカーが責任をもって無償で修理してくれます。
※画像はエプソンダイレクトショップより引用
▼カラリオスマイルPlusとは?
エプソンがプリンターに有償で付帯する、オリジナルの5年間保証制度。修理代金を全額サポートする全額サポートタイプと半額サポートタイプがある。
- 全額サポート:別途5,500円必要
- 半額サポート:別途3,300円必要
引き取り料金は無料。修理回数の制限も無し。
上記のカラリオスマイルPlusの保証を受けるには、「必ず純正インクを使用する」という条件をクリアしなければなりません。保証期間中の5年の間に、一度でも安価な互換インクを使用してしまったら、保証の対象外になりますので、ご注意ください。
新人Gメン及川
元家電販売員 まさとパパ
▼EP-714Aの純正インク
- L判…32.5円
- A4カラー…18.8円
新人Gメン及川
元家電販売員 まさとパパ
オペレーター 杏奈
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オペレーター 杏奈
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EP-714Aの特徴・仕様
EP-714Aの特徴
2022年2月3日、エプソンよりEP-884A、EP-814AとともにEP-714Aが発売されました。EP-714Aは、コピー&スキャナ機能を備えた最大A4サイズまで印刷可能な家庭用プリンターです。
写真印刷を得意とするエプソンらしい一台であり、6色染料インクを搭載しています。レーベル印刷も可能です。
本体カラーは、ホワイトのみ。自動両面印刷などの機能はありません。また、給紙も前面1段のみ。機能性をシンプルにまとめて、本体価格をおさえた機種です。
▼EP-714Aの仕様
インク形状 | 6色染料独立インク | インク代(L判/A4カラー) | 32.5円/18.8円 |
用紙サイズ | L判~A4 | 給紙トレイ | 前面1段:最大100枚 |
複合機 | 〇(コピー・スキャン) | 接続 | USB2.0 無線LAN(Wi-Fi) |
印刷スピード | L判:約17秒 | 液晶 | 1.44型液晶パネル |
その他機能 | レーベル印刷・フチなし吸収材エラー対応など | サイズ | 390x163x338 mm・5.9kg |
EP-714Aをまさとパパが解説
オペレーター 杏奈
元家電販売員 まさとパパ
- 6色インクで本体が安い
- 写真印刷がキレイ
- インクコストが高い
- エプソン機種としては本体が大きめ
▼まさとパパの解説
EP-714Aの強みとしては、まず第一に「6色インク搭載機種なのに、約2万円という安価な本体価格」であることが挙げられますね。6色インク搭載なので、写真印刷は文句なしにキレイですよ。
ただ、インクにこだわっている分、インクコストは高いですね。L判1枚印刷するのに32.5円もかかる…というのは、皆さまは許容範囲でしょうか?(私は無理ですね…高すぎる…)
ネット印刷なら、1枚10円ぐらいで鮮やかな銀塩プリントに仕上げてくれますよ。
まさとパパおすすめの写真プリント
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また、390x163x338 mm・5.9kgというサイズ感ですが…、エプソン機種としてはちょっと大きめですね。
- たまに印刷をする方
- たまに写真印刷をしたい方
- 印刷の美しさにこだわりがない方
- 印刷枚数が多い方
- インクコストを抑えたい方
▼まさとパパの解説
EP-714Aが向いているのは、ズバリ!「印刷頻度が低い方」です。印刷する回数が少なければ、インク代の高さも気になりませんよね。
また、写真印刷をたまにしたいという方にも向いていますね。6色インクですので、写真屋に現像に出すのと同じレベルに仕上がりますよ。
逆に、EP-714Aは、「印刷の美しさにそれほどこだわりがない」という方には、宝の持ち腐れ…になってしまいます。また、印刷枚数が多く、インクコストを抑えたいという方にも不向きなプリンターですね。
オペレーター 杏奈
元家電販売員 まさとパパ
EP-714Aと他機種との違い
EP-714Aと旧機種EP-713Aとの違い
▼EP-714A
▼EP-713A
EP-713Aは、EP-714Aの前機種です。家庭用プリンター業界では、「モデルチェンジしたものの、スペック的にほとんど変化がない」というマイナーチェンジがよくあります。EP-714Aも、マイナーチェンジです。
ベテランGメン園川
EP-713Aは、2020年10月発売機種です。EP-714Aよりも1年以上前に発売された機種になりますので、修理対応期間は短くなります。
発売年の古さが気にならないようなら、EP-713AとEP-714Aの価格を比べて、安いほうを購入する、ということでもいいでしょう。EP-714AとEP-713Aのインク型番は、共通です。
EP-714AとEP-814Aの違い
▼EP-714A
▼EP-814A
2022年2月3日に同時発売されるEP-714AとEP-814A。EP-814Aは、EP-714Aの上位機種です。違いを比較します。
▼EP-714AとEP-814Aの違いを比較
EP-714A | EP-814A | |
本体価格 | 約2.1万円 | 約2.4~3.0万円 |
給紙 | 前面1段のみ(最大100枚) | 前面2段:最大100枚 背面:1枚 |
液晶画面 | 1.44型液晶モニター | 2.7型液晶モニター |
L判印刷速度 | 約17秒 | 約13秒 |
自動両面印刷 | × | 〇 |
サイズ | 390x163x338 mm・5.9kg | 390x141x339 mm・6.8kg |
新人Gメン及川
元家電販売員 まさとパパ
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元家電販売員 まさとパパ
新人Gメン及川
元家電販売員 まさとパパ
▼まさとパパがEP-714Aを個人的におすすめしない理由とは?
インク・用紙合計コスト約32.5円(税込)は高すぎます。
最近の大容量インクタンクへの流れに逆行するモデルですので、EP-714A・EP-814A、どちらも個人的にはおすすめしません。
「どうしても6色インク」で「本体価格だけを抑えたい」という場合にだけ、検討してもいい機種ですね。
ちなみに、EP-814AよりはEP-714Aの方がまだマシです。
オペレーター 杏奈
まとめ
EP-714Aのレビューは、まだあまり…集まっていません。集まり次第、こちらでご報告いたします。
EP-714Aの価格と特徴をまとめました。
- EP-714Aの市場価格:2.1万円
- EP-714Aのインク価格:L判で32.5円
- 家庭用のコンパクトな写真印刷プリンター
- EP-814Aより本体価格は安いが、機能がシンプル
- カラリオスマイルPlus対象商品