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ハンディプリンターとは?
ハンディプリンターとは、2019年4月にリコーが発売した「Handy Printer」を代表とする手のひらサイズの小型プリンターのことです。ハンディプリンターには主に以下のような特徴があります。
- 通常のプリンターでは印刷できないものにプリントできる
- 手のひらにおさまるコンパクトサイズ
- 印刷したい場所に直接プリンターを滑らせることによってプリントする
- 紙の差し込み口がない
- 文字に加え、QRコードやバーコード、画像なども印字できる
通常のプリンターだと、A4やB5、封筒、ハガキなど決まったサイズの紙にしか印字できません。
しかしハンディプリンターは、印字したい場所へ直接プリンター本体を滑らせるだけで印字できます。
プリンター規格外の紙にはもちろんのこと、今まで印字をあきらめていた布製品や木工製品、プラスチックなどにもハンディプリンターがあれば気軽に印刷できます。
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ハンディプリンターの選び方
ハンディプリンターを選ぶ際は、以下のポイントに注目しましょう。
- 印刷できる素材
- インクの種類
- プリント幅
ハンディプリンターの種類によって、印刷できる素材には違いがあります。
また表面の形状が平面でなければ印刷できないプリンターもあれば、曲面や凹凸面にも対応している製品まで様々です。
あわせて、インクの種類も確認したいポイントです。
オリジナルのTシャツやカバンなど、布製品を作りたいのであれば、耐水性のインクを扱っているハンディプリンターを選ぶのが良いでしょう。
プリント幅が広いものであれば、大きいサイズの文字やロゴを入れることも簡単にできます。
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【性能一覧】ハンディプリンター5機種まとめ
今回は、以下の5つのハンディプリンターを比較します。
- EVEBOT「PrintPen」
- EVEBOT「PrintPods」
- Kongten「Mbrush ハンディプリンター」
- リコー「Handy Printer」
- The God Things「PrinCube」
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- 値段
- 取扱店
- プリントカラー
- インクの種類
- 印刷できる素材
- 印刷できる面の形状
- 文字やイラストなど印刷できるもの
- 印刷できる範囲
Evebot
「PrintPods」 |
Evebot
「PrintPen」 |
Kongten
「Mbrush ハンディプリンター」 |
リコー 「Handy Printer」 |
The God Things 「PrinCube」 |
|
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値段(税込み) | 22,000円 | 42,000円 | 14,755円 | 41,085円 | 22,000円 |
取扱い店 | 公式サイト
Amazon |
公式サイト
Amazon |
Amazon
楽天 |
Amazon
楽天 |
Amazon
楽天 |
プリントカラー | 黒・青・赤 | 黒・青・赤・茶(茶色は食用) | 3色 | モノクロ | フルカラー |
インクの種類 |
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染料インク | 顔料インク |
|
対応素材 | すべて |
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|
紙類 |
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印刷できる形状 | すべて |
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平面 |
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印刷できるもの | 好きなデザイン |
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最大印刷範囲 | 26mm×200m | 26×200mm | – | 13.5×594㎜ | 14.29mm×1.3m or 3.0m |
※価格はEVEBOT製品は公式HP、ほかはAmazon調べ
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ハンディプリンターおすすめ5選
ハンディプリンターのおすすめ5製品をご紹介します。以下の4つの基準をもとに選びました。
- 手に入りやすい
- カラーが充実
- 印刷できる素材が多い
- 値段が手ごろ
EVEBOT「PrintPods」
PrintPodsの特徴
- あらゆる素材にプリント可能なプリンター
- 用途に合わせて4種類のインクを製造している
- 印刷幅が広く、大きな文字やロゴも印刷できる
EVEBOT「PrintPods」は、2020年10~12月にクラウドファンディングで約840万円ほどを集めた話題の商品。
紙はもちろん、ガラス、石、葉っぱなどのあらゆる素材にプリントができる画期的なハンディプリンターです。
インクは以下の4種類を販売しており、用途に合わせて選ぶことができます。
- スタンダードインク:紙のプリントに向いているインク。水で洗うと落ちる
- 耐久性インク:濡れても落ちにくいインク。服やコップなど洗うものに使える
- 肌にやさしいインク:防腐剤不使用で非刺激性の肌に優しいインク
- 食用インク:厚生労働省が指定する登録検査機関の検査に合格した食品レベルのインク
EVEBOTの製品は、ハンディプリンターの中でも印刷できる幅が26ミリと広いことが特徴です。
また最新技術のセンサーにより、曲面や凸凹面などあらゆる面に美しくプリントできます。
使い方も簡単。専用のアプリで簡単にデザインできます。
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EVEBOT「PrintPen」
PrintPenの特徴
- ペンタイプのハンディプリンター
- PrintPodsとインクを共有できる
Evebot PrintPenは、他のハンディプリンターとは違い、ペン形式です。
ペンで文字を書くように、スマホでアップした画像や文字を印字できます。
タトゥーを入れるように肌にプリントしたり、食用インクを使えばクッキーやマカロンなどにイラストをペンで描くように印刷することが可能です。
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Kongten「Mbrush ハンディプリンター」
Mbrush ハンディプリンターの特徴
- くっきりときれいなカラープリントが可能
- HPのインクが利用でき、インク代が安価
中国の家電メーカーKongten製の「Mbrush ハンディプリンター」。
インクには、HP製の3色サーマルインクジェットカラーインクを採用。
紙だけでなく、布や木などカラフルに印刷できます。
肌にも印刷できますが、水性なので汗や水に弱く、にじむ可能性があるため注意が必要です。
1カートリッジの印刷量の目安はA4ページ415枚ほど。
カートリッジがなくなれば、AmazonやHP公式のショップで手軽に購入できます。
▼Mbrushハンディプリンターの替えインク(HP製62XL)
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リコー「Handy Printer」※販売終了※
RICOH Handy Printerの特徴
- 水に強い顔料インクを使用
- 専用アプリでバーコードの印刷に対応
- 日本メーカーの製品で使いやすい
リコー製「Handy Printer」は、使い方のマニュアル・説明書はどの社のものよりも分かりやすく、初心者でも難なく使いこなせるプリンターです。
色はモノクロのみですが、水に強いため段ボールや紙袋などの印刷を得意としています。
自営業で商品管理にバーコードを使いたい方におすすめのハンディプリンターです。
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The God Things「PrinCube」
PrinCubeの特徴
- フルカラー印刷可能
- 曲面だけでなく凹凸面でも印刷可能
- 印刷最大横幅が3mと長い
クラウドファンディングで販売されていたThe God Things「PrinCube」。早々に目標金額の1,000万円に到達し、わずか2か月弱で3億円以上の資金を獲得し、早々に販売を終了しました。
凸凹とした面にまで印刷できるというのは、使い勝手の良さにもつながる注目ポイントと言えます。
スマホアプリと連携するハンディプリンターが多い中、PrinCubeはPCと接続することができる点も他にはない特徴です。
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ハンディプリンターのおすすめ機種まとめ
- 最もおすすめは、Evebot「PrintPods」と「PrintPen」
- HP製3色カラーインクでどこにでも印刷できるKongten製「Mbrush ハンディプリンター」
- ハイスペックなのはThe God Things製「PrinCube」
- リコー製「Handy Printer」は販売終了