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ビジネスフォンはリース契約と一括購入のどちらが良い?
ビジネスフォンの導入方法は主に「リース契約」と「一括購入」の2パターンに分かれます。ただし、中古のビジネスフォンは基本的に「リース契約」を結ぶことができません。
ベテランGメン園川
新人Gメン及川
オペレーター 杏奈
オフィスにおけるリースの利用状況
「公益社団法人リース事業協会」では定期的にリースの需要動向調査を行っています。2015年に行われた1,510社を対象にした調査では、90.5%の企業が「現在リースを利用している」と回答しており、「リースを利用したことがある」と合算すると、96.7%の企業がリースの利用経験があることが分かります。
リース利用の設備では「情報通信機器」が最も多く、85.4%の企業が「情報通信機器をリースで導入している」と回答しています。ビジネスフォンも「情報通信機器」に該当するため、ほとんどの企業ではビジネスフォンをリースで導入していると推測することができるでしょう。
リースの利用設備 | |
情報通信機器(事務機含む) | 85.4% |
輸送用機器(自動車など) | 67.1% |
産業工作機械 | 17.3% |
商業・サービス業用機器 | 14.6% |
その他(建設機械、環境エネルギー設備など) | 15.1% |
また、設備を導入する際に優先する社内の基準・方針は、「設備の種類で購入かリースかを決定」と回答した割合が 51.7%と最も高く、次いで「会社の資金状況により購入かリースかを判断」「設備投資計画の際に購入かリースかを決定」の資金関連が続いています。
設備を導入する際に優先する社内の基準・方針 | |
設備の種類で購入かリースかを決定 | 51.7% |
会社の資金状況により購入かリースかを判断 | 40.1% 資金関連 |
設備投資計画の際に購入かリースを決定 | 28.5% 資金関連 |
原則として購入する方針 | 15.6% |
設備金額が社内設定価格を超える際はリースを利用 | 7.3% 資金関連 |
使用予定期間が短い設備はリースを利用 | 5.6% |
原則としてリースを利用する方針 | 4.7% |
重要性のない設備はリースを利用 | 3.7% |
中古マーケットが無い設備はリースを利用 | 0.9% |
その他 | 3.9% |
ベテランGメン園川
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オペレーター 杏奈
オフィスのリース利用状況が分かったところで、次にビジネスフォンをリースで利用する際のメリット・デメリットをチェックしてみましょう。
ビジネスフォンをリースで利用するメリット・デメリット
まずは、ビジネスフォンをリースで利用するメリットを幾つか挙げてみます。
ビジネスフォンのリース:メリット
- 初期費用を抑えて最新のビジネスフォンを使うことができる
- リース料金を経費として処理することができる
- 天災による破損・故障の場合は損害保険が適用される
一括購入では機器の代金だけではなく、設定費を含む工事費用までまとめて支払う必要があるので、初期費用が大きくなってしまいます。その点、リースでは工事を含む全ての費用が分割になるため(ビジネスフォンの販売業者が工事の手配まで行う場合)、初期費用を抑えることができます。
また、月々のリース料金は全額を経費計上できるので、一括購入のような減価償却処理などが必要ありません。面倒な経理処理が減るため、経理に伴うコストの削減にも繋がります。
ベテランGメン園川
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オペレーター 杏奈
リースのメリット | |
設備導入時に多額の資金が不要である | 71.7% |
事務管理の省力化が図れる | 48.5% |
コストを容易に把握できる | 43.8% |
使用予定期間にあわせてリース期間を設定できる | 22.8% |
借入購入と比較して有利である | 15.8% |
環境関連法制に適正に対応できる | 15.0% |
資産のアウトソーシング効果が得られる | 8.6% |
その他 | 1.6% |
ビジネスフォンのリース:デメリット
次に、ビジネスフォンをリースで利用するデメリットを幾つか挙げてみます。
- 初期費用は抑えられるがリース料率が掛かるため、一括購入よりトータルで割高
- 契約期間の途中で解約する場合は残リースを一括で支払わなければならない
- リース契約期間後には返却しなければならない
リース契約では、機器代をはじめとする合計金額にリース料率(利率)が加算された金額を、毎月の「リース料」として分散する方法で支払います。そのため、一括購入と比べてリース料率の分だけ割高になってしまいます。
また、原則としてはリース期間中の解約ができず、解約をする場合は残リース額を解約金として一括で支払わなければなりません。契約期間は5年~7年と長いので、リース契約は慎重に検討しましょう。
新人Gメン及川
ベテランGメン園川
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ビジネスフォンを一括購入するメリット・デメリット
続いて、ビジネスフォンを一括で購入するメリットを挙げてみます。
ビジネスフォンの一括購入:メリット
- トータル的に安く利用できる
- 会社の所有物になるので自由なタイミングで売却できる
最も大きなメリットは、こちらもコスト面です。初期費用こそリースの方が安いですが、リース料率(利率)が加算されないため、トータル的には購入の方が安くなります。
ただし、最低でもリース期間とほぼ同等の5年~7年は使わないと「リースと比べて安くなる」とは言えません。
また、購入したビジネスフォンは所有権が会社にあるので、自由なタイミングで売却できますが、中古の買取価格は決して高くないので、頻繁に買い替えてしまうと出費だけが膨らんでしまいます。
ベテランGメン園川
新人Gメン及川
オペレーター 杏奈
リースを利用しなかった(あるいはリースをやめた)理由 | |
自己資金で対応可能のため | 62.2% |
長期間使用するため | 43.9% |
借入購入とリースとを比較検討した結果 | 22.6% |
再リースは手間で繰り返すと購入よりも割高になるため | 19.7% |
基幹設備は自己所有とするため | 16.6% |
特別償却制度が利用可能のため | 13.6% |
リース期間中は原則解約できないため | 7.9% |
定率法により資産の減価償却を行いたいため | 7.5% |
リースでは設備の改造に支障があるため | 6.5% |
リースにすると会計・税務処理が煩雑になるため | 6.2% |
購入資産とリース資産とが混在すると管理事務が煩雑なため | 4.4% |
会計士・税理士の勧めにより | 2.0% |
全ての資産の減価償却を同じ方法で行いたいため | 1.8% |
その他 | 3.3% |
ベテランGメン園川
新人Gメン及川
ビジネスフォンの一括購入:デメリット
- 初期費用が高額になる
- 減価償却など経理担当者の負担がある
トータル的にはリース料率(利率)が掛からない分、長期間の利用で安くなりますが、初期費用は想定以上に掛かります。ビジネスフォンの導入には機器代金だけではなく、工事費も発生するため(リースでも工事費は必要です)、導入台数や回線の種類によっては、大きな負担になってしまいます。
見積書を確認して「ビジネスフォンは高い!」と導入を見送ってしまう企業が出ないように、多くの会社ではリース契約での提案を行い、あえて総額ではなく月額リース料の方を目立つように記載しているので注意が必要です。
総コストで比較をすることが大切ですが、やはり初期費用は購入の方が高額になってしまうため、資金面や他の事業との兼ね合いなど、じっくりと検討したうえで、最適な購入方法を決定しましょう。
【まとめ】ビジネスフォン以外のリース終了タイミングも考慮!
初期費用の負担が小さい一方で、契約期間終了まで支払いが続くリース。初期費用は高額になる一方で、期間に縛られず、使い終わったら売ることも可能な一括購入。
経理面での長所・短所もありますが、リースと一括購入の最も大きな違いや決め手となるのは「資金面」でしょう。トータルコストは一括購入が安く、初期費用はリースが圧倒的に安いなど、コストに関するメリットは相反しているので、オフィスの現状を考慮しながら、慎重に検討する必要があります。
ベテランGメン園川
- 初期費用が安いのはリース、トータルの費用が安いのは一括購入
- 経理の負担はその他の機器の導入方法にもよる
- リースは転売や譲渡不可だが、一括購入は使い終わった後に売却も可能(ただし高い買取は期待できない)
- ビジネスフォン以外のリース終了のタイミングや事業計画も考慮して検討する
オペレーター 杏奈
以上、「ビジネスフォンはリース契約と一括購入のどちらが良い?」をお伝えしました。
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