【ビジネスフォンの導入方法】リース契約と一括購入のどちらが良い?

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ビジネスフォンはリース契約と一括購入のどちらが良い?

 

ビジネスホン

 

ビジネスフォンの導入方法は主に「リース契約」と「一括購入」の2パターンに分かれます。ただし、中古のビジネスフォンは基本的に「リース契約」を結ぶことができません。

 

ベテランGメン園川

リースの仕組みはオフィス家具やOA機器と同じで、ビジネスフォンのリース期間は5年~7年が主流です!
せやけどワシが勤める会社な、複合機もロッカーも車も全部リースやねん。なんぼなんでもビジネスフォンくらい買うた方がええんちゃう?

新人Gメン及川

オペレーター 杏奈

どこの会社も似たようなものですよ!まずはリースの動向についてチェックしてみましょう。

 

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オフィスにおけるリースの利用状況

「公益社団法人リース事業協会」では定期的にリースの需要動向調査を行っています。2015年に行われた1,510社を対象にした調査では、90.5%の企業が「現在リースを利用している」と回答しており、「リースを利用したことがある」と合算すると、96.7%の企業がリースの利用経験があることが分かります。

 

リースの利用状況

出典:公益社団法人リース事業協会

 

リース利用の設備では「情報通信機器」が最も多く、85.4%の企業が「情報通信機器をリースで導入している」と回答しています。ビジネスフォンも「情報通信機器」に該当するため、ほとんどの企業ではビジネスフォンをリースで導入していると推測することができるでしょう。

 

リースの利用設備

出典:公益社団法人リース事業協会

 

リースの利用設備
情報通信機器(事務機含む) 85.4%
輸送用機器(自動車など) 67.1%
産業工作機械 17.3%
商業・サービス業用機器 14.6%
その他(建設機械、環境エネルギー設備など) 15.1%

 

また、設備を導入する際に優先する社内の基準・方針は、「設備の種類で購入かリースかを決定」と回答した割合が 51.7%と最も高く、次いで「会社の資金状況により購入かリースかを判断」「設備投資計画の際に購入かリースかを決定」の資金関連が続いています。

 

リース機器の導入方針

出典:公益社団法人リース事業協会

 

設備を導入する際に優先する社内の基準・方針
設備の種類で購入かリースかを決定 51.7%
会社の資金状況により購入かリースかを判断 40.1% 資金関連
設備投資計画の際に購入かリースを決定 28.5% 資金関連
原則として購入する方針 15.6%
設備金額が社内設定価格を超える際はリースを利用 7.3% 資金関連
使用予定期間が短い設備はリースを利用 5.6%
原則としてリースを利用する方針 4.7%
重要性のない設備はリースを利用 3.7%
中古マーケットが無い設備はリースを利用 0.9%
その他 3.9%

 

ベテランGメン園川

ここまでを見て、どう感じますか?
こないに多くの会社でリースを利用しているなんて思わへんかったわ!!

新人Gメン及川

オペレーター 杏奈

1990年の調査開始から、ずーっと約90%の企業がリースを利用していますよね。

 

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オフィスのリース利用状況が分かったところで、次にビジネスフォンをリースで利用する際のメリット・デメリットをチェックしてみましょう。

 

ビジネスフォンをリースで利用するメリット・デメリット

まずは、ビジネスフォンをリースで利用するメリットを幾つか挙げてみます。

ビジネスフォンのリース:メリット

  1. 初期費用を抑えて最新のビジネスフォンを使うことができる
  2. リース料金を経費として処理することができる
  3. 天災による破損・故障の場合は損害保険が適用される

 

一括購入では機器の代金だけではなく、設定費を含む工事費用までまとめて支払う必要があるので、初期費用が大きくなってしまいます。その点、リースでは工事を含む全ての費用が分割になるため(ビジネスフォンの販売業者が工事の手配まで行う場合)、初期費用を抑えることができます。

また、月々のリース料金は全額を経費計上できるので、一括購入のような減価償却処理などが必要ありません。面倒な経理処理が減るため、経理に伴うコストの削減にも繋がります。

 

ベテランGメン園川

中古品にありがちな故障や動作不良などのリスクもありませんし、最新のビジネスフォンは機能も充実していて、使いこなせると便利ですよ。
使いこなせれば…やろ?電話が使えれば、それでええねん。

新人Gメン及川

オペレーター 杏奈

企業調査では、やはり初期費用の面がリース最大のメリットと捉えられているようです。

 

リースのメリット

出典:公益社団法人リース事業協会

 

リースのメリット
設備導入時に多額の資金が不要である 71.7%
事務管理の省力化が図れる 48.5%
コストを容易に把握できる 43.8%
使用予定期間にあわせてリース期間を設定できる 22.8%
借入購入と比較して有利である 15.8%
環境関連法制に適正に対応できる 15.0%
資産のアウトソーシング効果が得られる 8.6%
その他 1.6%

 

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ビジネスフォンのリース:デメリット

次に、ビジネスフォンをリースで利用するデメリットを幾つか挙げてみます。

  1. 初期費用は抑えられるがリース料率が掛かるため、一括購入よりトータルで割高
  2. 契約期間の途中で解約する場合は残リースを一括で支払わなければならない
  3. リース契約期間後には返却しなければならない

 

リース契約では、機器代をはじめとする合計金額にリース料率(利率)が加算された金額を、毎月の「リース料」として分散する方法で支払います。そのため、一括購入と比べてリース料率の分だけ割高になってしまいます。

また、原則としてはリース期間中の解約ができず、解約をする場合は残リース額を解約金として一括で支払わなければなりません。契約期間は5年~7年と長いので、リース契約は慎重に検討しましょう。

 

返却せなあかんのはデメリットやろか?捨てるだけでも金が掛かる時代やで。無償で引き取ってくれるなんてメリットやんか。

新人Gメン及川

ベテランGメン園川

捉え方次第ですね…。購入品なら使用後に売却して、お金にすることもできます。
なんぼにもならんやろ~。

新人Gメン及川

 

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ビジネスフォンを一括購入するメリット・デメリット

続いて、ビジネスフォンを一括で購入するメリットを挙げてみます。

 

ビジネスフォンの一括購入:メリット

  1. トータル的に安く利用できる
  2. 会社の所有物になるので自由なタイミングで売却できる

 

最も大きなメリットは、こちらもコスト面です。初期費用こそリースの方が安いですが、リース料率(利率)が加算されないため、トータル的には購入の方が安くなります。

ただし、最低でもリース期間とほぼ同等の5年~7年は使わないと「リースと比べて安くなる」とは言えません。

また、購入したビジネスフォンは所有権が会社にあるので、自由なタイミングで売却できますが、中古の買取価格は決して高くないので、頻繁に買い替えてしまうと出費だけが膨らんでしまいます。

 

ベテランGメン園川

日焼け、コードの汚れ、ディスプレイのキズ・割れ、ボタンの割当を示す示名条への書き込みやシール等の貼り込みなどが、買取の査定額に影響します。
せやけど、リースやなく購入を選ぶ企業って、どんな理由で購入に決めたんやろか?

新人Gメン及川

オペレーター 杏奈

リースを利用しない企業の多くは、自己資金で対応できることを理由に挙げています。

 

リースをしなかった理由

出典:公益社団法人リース事業協会

 

リースを利用しなかった(あるいはリースをやめた)理由
自己資金で対応可能のため 62.2%
長期間使用するため 43.9%
借入購入とリースとを比較検討した結果 22.6%
再リースは手間で繰り返すと購入よりも割高になるため 19.7%
基幹設備は自己所有とするため 16.6%
特別償却制度が利用可能のため 13.6%
リース期間中は原則解約できないため 7.9%
定率法により資産の減価償却を行いたいため 7.5%
リースでは設備の改造に支障があるため 6.5%
リースにすると会計・税務処理が煩雑になるため 6.2%
購入資産とリース資産とが混在すると管理事務が煩雑なため 4.4%
会計士・税理士の勧めにより 2.0%
全ての資産の減価償却を同じ方法で行いたいため 1.8%
その他 3.3%

 

ベテランGメン園川

上記の結果にもあるように、資金に余裕があって長期間利用するなら、購入を選んだ方が良いと思います。
4.4%の「購入資産とリース資産が混在すると管理事務が煩雑なため」は決裁権を持つ人にとって盲点やろな。よう分かってはるわ。

新人Gメン及川

 

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ビジネスフォンの一括購入:デメリット

  1. 初期費用が高額になる
  2. 減価償却など経理担当者の負担がある

 

トータル的にはリース料率(利率)が掛からない分、長期間の利用で安くなりますが、初期費用は想定以上に掛かります。ビジネスフォンの導入には機器代金だけではなく、工事費も発生するため(リースでも工事費は必要です)、導入台数や回線の種類によっては、大きな負担になってしまいます。

見積書を確認して「ビジネスフォンは高い!」と導入を見送ってしまう企業が出ないように、多くの会社ではリース契約での提案を行い、あえて総額ではなく月額リース料の方を目立つように記載しているので注意が必要です。

総コストで比較をすることが大切ですが、やはり初期費用は購入の方が高額になってしまうため、資金面や他の事業との兼ね合いなど、じっくりと検討したうえで、最適な購入方法を決定しましょう。

 

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【まとめ】ビジネスフォン以外のリース終了タイミングも考慮!

 

ビジネスフォンの導入

 

初期費用の負担が小さい一方で、契約期間終了まで支払いが続くリース。初期費用は高額になる一方で、期間に縛られず、使い終わったら売ることも可能な一括購入。

経理面での長所・短所もありますが、リースと一括購入の最も大きな違いや決め手となるのは「資金面」でしょう。トータルコストは一括購入が安く、初期費用はリースが圧倒的に安いなど、コストに関するメリットは相反しているので、オフィスの現状を考慮しながら、慎重に検討する必要があります。

 

ベテランGメン園川

ビジネスフォンに限らず、複合機やパソコンなど、他のオフィス機器やオフィス家具のリース終了のタイミングなども見極めた方が良いでしょう。

 

  • 初期費用が安いのはリース、トータルの費用が安いのは一括購入
  • 経理の負担はその他の機器の導入方法にもよる
  • リースは転売や譲渡不可だが、一括購入は使い終わった後に売却も可能(ただし高い買取は期待できない)
  • ビジネスフォン以外のリース終了のタイミングや事業計画も考慮して検討する

 

オペレーター 杏奈

導入方法以外にも「ビジネスフォンを安く導入するコツ」が幾つかあります。是非、参考にして下さい!

 

【ビジネスフォンの設置費用の相場】費用を安くするコツは?

 

以上、「ビジネスフォンはリース契約と一括購入のどちらが良い?」をお伝えしました。

 

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