スマートフォンは日本の通信キャリアで契約すると、端末とSIMカードがセットのような契約が当然のようになっていますが、本来別々に契約が可能です。
近年、デュアルSIMと呼ばれる仕様の端末が出てきており、使い方の用途が広がっています。
デュアルSIMの簡単な解説と、法人での利用用途について簡単に紹介します!
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デュアルSIM端末とは?SIMが2枚入る便利な端末
デュアルSIM端末とは、1台でSIMが2枚挿入できる端末のことです。
SIMは別々の通信会社のものを挿入することができます。
たとえば
- ドコモのSIMとソフトバンクのSIM
- キャリアのSIMと、MVNO(格安SIM)
- 国内事業者のSIMと、海外事業者のSIM
といった具合です。
注意点としては「デュアルSIM」といっても、
- SIMが2枚入るが、同時には使えず、切り替えに再起動を要する端末
- SIM2枚ともで再起動なしで同時通信ができる端末(DSDS)
があるので、端末がどちらなのかよく確認しましょう。
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法人のデュアルSIM活用①:電波のカバー率上昇
まず、考えられるのがメインのキャリアとは別のキャリアでもSIMカードを挿入することで、電波のカバー率を上げるという手法。
1つのキャリアでは電波が弱い所があることが課題の法人様におススメです。
SIMのみの契約であれば、キャリアから割引のかかった契約を引き出せる可能性があります。わざわざ電波のために2台持ちにしたり、高額な違約金を払って元のキャリアに戻したりする必要がなくなりますね。
ただし、キャリアから購入した端末にはSIMロックがかかっている可能性があるので、制約の有無や内容(期間など)には注意しましょう。
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また、当然2キャリア分の通信費がかかるので、コスト的には割高になりそうです。
禿と庭と芋はさっさと中古端末のsimロック解除認めろよ
— ぱなっぷ (@pa7pu__) April 15, 2019
法人のデュアルSIM活用②:1台で2番号、公私を完全分断!
2枚のSIMで同時通信できるDSDSを使っている場合、着信時にはどちらの番号への着信かわかり、発信時にはどちらの番号から発信するか選べます。
つまり、「社用携帯」を用意しなくても「社用SIM」を契約してユーザーに配布すると、
- 通信費の振り分けが面倒だという課題
- 自分の番号を仕事で公開したくないというユーザーの課題
が解決されます。
ただし、
- どちらが端末を用意するのか
- 会社で用意する場合、紛失時や退職時の扱いは?
- セキュリティ上の問題
など、運用は複雑になります。ある程度の規模の運用を行うにはちょっと難しそうですね。
法人携帯Gメンでは、そもそも個人端末の業務利用(BYOD)を奨励してはいませんが、番号や通信費を分けたい場合、あえてデュアルSIM運用をしなくても、モバイルチョイスなどで代用できそうです。
法人のデュアルSIM活用②:出張、駐在時は現地SIMを同時利用
メインの契約は日本のキャリアでしておいて、海外に出張、駐在する時には、現地でセカンダリ(サブ)のSIMを挿入するというやり方です。
国内との重要な通話に関しては、多少割高にはなりますが元々の番号で国際電話対応を行い、現地でのやり取りは現地のSIMを使う形をとることで、利便性と、コスト管理が上手くできます。
利用シーンは限定的ですが、上手く運用することで国内キャリアで契約した端末が海外でも活躍します。
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まとめ:デュアルSIMの法人活用は今後広がるかも?
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今後の利用用途の幅の広がりにも期待したいデュアルSIMですが、現状、国内の法人市場では活躍するシーンは限定的かもしれません。
知識としてしっかり持っておくと、今後の運用の参考にはなるはずです!
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