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ビジネスフォンの主装置とは?
出典:saxa
ビジネスフォンの主装置とは、外線と内線または内線と内線を繋ぐ小型の交換機です。限られた回線を多数の内線電話機で共有することができ、交換を切り替える役割や電話帳の記憶なども行います。
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ビジネスフォン(主装置)とPBXの違い
大きく分けて違いは3つあります。1つずつ見ていきましょう。
周辺機器との接続
◆PBXはスマホを内線として使用することが可能
◆PBXは複数の拠点を内線で繋ぐことが可能
対応可能な回線
内線 | 外線 | |
ビジネスフォン | <電話機> 多機能電話機・家庭用電話機・受付用電話機・PHS <回線> IP回線 |
アナログ回線、ISDN回線、IP回線など (外線に関しては基本的に相違点なし) |
PBX | <電話機> 多機能電話機・家庭用電話機・受付用電話機・PHS <回線> IP回線、ISDN回線 |
電話機の接続台数
ビジネスフォンは最大でも1,000台未満にしか接続できないことが多く、なおかつ同一拠点の内線しか構築できません。一方、PBXは種類によっても異なりますが、1,000台以上の接続が可能で、複数の拠点での内線ネットワークも構築することができます。
オペレーター 杏奈
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このように、ビジネスフォンは動作機能や中継方式こそPBXと似ていますが、複数の拠点を持たない一つのオフィスで使う場合に適しており、それに対してPBXは複数拠点での導入がメインとなっています。
オペレーター 杏奈
ただし、上記の違いはあくまでも「一般的な違い」で、製品によって性能や特徴は異なります。オフィスの環境や条件に合った製品を提案しますので、詳しくはお問い合わせ下さい。
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ビジネスフォン主装置の種類と選び方
ビジネスフォンの主装置はメーカーや機種によっても異なりますが、ほとんどの場合で「タイプS(またはSクラス)」「タイプM(Mクラス)」「タイプL(Lクラス)」の3タイプに分かれています。
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例:NTTビジネスフォンの主装置
NTTの多機能ビジネスフォン「αNXII」は以下の3タイプに分かれています。
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NTTのビジネスフォン「αNXII」 | |
αNXII type S | 小規模オフィス向け | 外線:最大8ch(8チャンネル) 内線:最大10台 |
αNXII type M | 中規模オフィス向け | 外線:最大12ch(12チャンネル) 内線:最大30台 |
αNXII type L | 大規模オフィス向け | 外線:最大192ch(192チャンネル) 内線:最大576台 |
「タイプS」は、最大で外線が8チャンネル(同時に通話できる外線の数が8)、内線は10台まで設置することができます。それに対して「タイプL」では、最大で外線が192チャンネル、内線は576台まで設置可能です。
オフィスで働くスタッフの数やピーク時に発信・受信する電話の本数など、オフィス規模・スタッフ数・業務内容・外線の使用頻度などを考えると、自然に最適な主装置のタイプが決まります。
オペレーター 杏奈
例:OKIビジネスフォンの主装置
OKIの多機能ビジネスフォン「CrosCore2」は主に4つのタイプに分かれています。
![]() |
OKIのビジネスフォン「CrosCore2」 | |
CrosCore2 Sタイプ | 小規模オフィス向け | 最大外線数:16 最大内線数:26 総ポート数:26 |
CrosCore2 Mタイプ | 中規模オフィス向け | 最大外線数:44 最大内線数:82 総ポート数:82 |
CrosCore2 Lタイプ | 大規模オフィス向け | 最大外線数:192 最大内線数:768 総ポート数:768 |
CrosCore2 XLタイプ | 大規模オフィス向け | 最大外線数:192 最大内線数:768 総ポート数:768 |
総ポート数は、収容する内線と外線を組み合わせた場合の最大収容ポート数です(全て内線で利用することも可能ですが、外線は上限があります)。また、最大外線数・最大内線数はそれぞれの最大値で、組み合わせによって変動します。
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また、「Lタイプ(OKIの場合はLタイプの他にXLタイプも)」など、収容数の大きいタイプは増設も可能です。
ビジネスフォン主装置の選び方
ビジネスフォンの主装置は、SタイプよりMタイプ、MタイプよりLタイプの方が高額です。同一メーカーであれば、チャンネル数(同時通話数)や設置台数が多ければ多いほど、金額は高くなるので、オフィスの規模に合ったタイプを導入しましょう。
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オペレーター 杏奈
現時点では「Sタイプ」で間に合っても、将来的にスタッフの数が増える場合や、それに伴ってビジネスフォンの数を増やす予定があるなら、最初から「Sタイプ」ではなく「Mタイプ」を導入した方が賢明です。
無駄に大きな容量のタイプを選択する必要はありませんが、その都度、タイプを変更すると、時間や手間の他に余計なコストまで掛かってしまいます。
また、病院や介護施設で必要なナースコールやホテルで必要なチェックイン・チェックアウト機能など、一般的なオフィスとは異なる使い方をする場合は、購入の前に必ず用途を説明して、最適な主装置・電話機を提案してもらうようにしましょう。
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ビジネスフォン主装置の価格相場
ビジネスフォンの主装置は、電話機と同じメーカーを選ばないと作動せず、さらに「Sクラス」「Mクラス」「Lクラス」など複数のクラスに分かれており、メーカーやクラスによって料金が大きく異なります。そのため、一概に主装置の価格相場を算出することは非常に難しく、販売店ごとの割引率も違います。
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オペレーター 杏奈
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ビジネスフォンの主装置が高い理由
ビジネスフォンの主装置には、電話機を利用する際に必要なユニットが幾つも収容されており、そのため価格が高くなっています。収容されている主なユニットは以下の通りです。
- 電源ユニット
- コントロールユニット
- アナログ回線、ISDN回線、IP回線など外線の接続ユニット
- 交換ユニット
- 内線の接続ユニット
- 留守番電話、ボイスメールなどの拡張ユニット
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オペレーター 杏奈
ビジネスフォン主装置の寿命
ビジネスフォンの法定耐用年数は6年で、リース期間は7年が主流です(法定耐用年数の1.5倍までリース期間として認められているため)。
しかし、実際には10年以上使い続けている企業も多く、数あるオフィス機器の中でも「壊れにくい機器」として知られています。
主装置はビジネスフォンとセットなので、こちらの耐用年数も6~7年と認識して問題ありませんが、電話機とは違い、主装置が壊れてしまうと社内に設置されている全ての電話機が使えなくなってしまいます。業務への影響や損害を考慮すると、耐用年数が過ぎたら、なるべく早く交換することをおすすめします。
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【まとめ】主装置のプランは複雑!見積もり依頼がベスト
出典:saxa
ビジネスフォンの主装置は、電話機とセットで導入します。外線と内線または内線と内線を繋ぐ役割以外にも、留守番電話やボイスメール機能も収容されており、設置する電話機の台数によっては増設する必要があります。
基本的には主装置は「Sタイプ」「Mタイプ」「Lタイプ」など、複数のタイプに分かれていますが、メーカーや製品によってポート数が異なり、さらに回線の種類など組み合わせによっても変動するので、全ての仕組みを把握するまでには時間が掛かります。
効率良くオフィスに最適な主装置を見極めるためには、条件(端末の数、FAXを含む同時通話数、新品か中古か)を洗い出し、複数の販売店へ見積もりを依頼しましょう。
オフィスの環境や使い方によっては「ビジネスフォンではなくPBXの方が良い」など、適切なアドバイスや提案を受けることができます。
オペレーター 杏奈
- 外線や内線同士を接続する他、様々なユニットが収容されている
- 「Sタイプ」「Mタイプ」「Lタイプ」などメーカーや製品によって複数のタイプがある
- 主装置の価格相場は20万円程度~(タイプ等によって異なる)
- 電話機器とセットなので耐用年数は6~7年
- 増設や組み合わせなど仕組みが複雑なため、複数の販売会社に見積もりを依頼して比較すること!
以上、ビジネスフォンの主装置の役割、主装置の選び方、主装置の価格相場について、お伝えしました。
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