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【ビジネスフォンの選び方・買い方】ビジネスフォン選びの決め手となるポイントは?
ビジネスフォンを導入したい時、何を重視して選ぶと良いのでしょうか?電話機の性能・主装置のタイプ・同時通話数・回線の種類など、様々な項目を理解していないと、せっかく導入したビジネスフォンが「思っていたより使えない」事態となってしまいます。
オペレーター 杏奈
ビジネスフォンは電話機のメーカーで選ぶ
まずは、ビジネスフォンの電話機を重視する際のポイントです。
日本国内では約10社の企業がビジネスフォンの製造・販売を行っており、市場シェアではNTT、NEC、saxa(サクサ)の3社で、全体の約90%を占めています。
市場シェアが高い=中古品も多く出回っているメーカーなので、たとえば30台のビジネスフォンを利用しているうち、1台が壊れてしまっても、簡単に同じ製品を見つけることができます。逆に市場シェアが低いメーカーでは、中古を探すことが難しく、たった1台の故障でも30台全てを総入れ替えをしなければならないことが想定されます。
ベテランGメン園川
新人Gメン及川
NTTとNECは高価格帯、saxaは低価格帯のメーカーなので、安く導入したいのであれば、saxaがオススメです。もちろん、saxaは安さだけではなく機能面でも充実しています。
その他、コスパに優れたメーカーとしてはナカヨ、日立、岩通などが知られています。
新人Gメン及川
ベテランGメン園川
ビジネスフォンは電話機の性能で選ぶ
新規でビジネスフォンを導入する際、メーカーそのものよりも重視されているポイントが「電話機の性能」です。ビジネスフォンによって搭載されている機能が異なるため、業種や業態ごとに適した機能を持つビジネスフォンを選びましょう。
例えばコールセンターなら通話録音機能、営業スタッフが多い職場ならリモートコールバック機能(携帯からでも会社番号で通話)、拠点と同時に通話したい場合は会議通話システムなど、現状のニーズ+今後のニーズを想定した機能のビジネスフォンを選ぶことで、買い直しなどの無駄なコストが掛かりません。
ビジネスフォンの主装置はどうする?
ビジネスフォンを導入する際、主装置と電話機は、だいたいセットで販売されます。その理由として、主装置と機種ごとに型番が振り分けられていることが挙げられ、主装置に適した型番の電話機を選定しないと、たとえ同じメーカーの機器でも正常に作動しません。
互換性の確認が必要なので、むやみに主装置と電話機をバラバラで選ばず、販売会社としっかりと打ち合わせを行いましょう。
ビジネスフォンは同時通話数で選ぶ
ビジネスフォンの導入台数を決める際、これまではデスクの数とビジネスフォンの数を揃えるケースが一般的でしたが、近年は携帯電話や社内メール・社内チャットの普及などに伴い、デスクの数ほど揃えないオフィスが増えています。
導入台数よりも、むしろ重視したいポイントは「同時通話数(チャンネル数)」で、同時に外部と通話が可能な電話線の数を表します。一般的に最適なチャンネル数は、従業員の数の「3分の1程度」と言われおり、10人のオフィスであれば3~4ch、50人のオフィスであれば16~17chが目安とされています。
ただし、理想のチャンネル数は業務内容や外線の使用頻度によって異なります。常に外部から電話を受けるコールセンターでは、電話機の台数分だけチャンネル数が必要でしょうし、ほとんど外線を使わないオフィスでは、3分の1でも多く感じでしょう。
また、ビジネスフォンは最大チャンネル数(外線数の上限)が主装置のスペックごとに設けられているため、先に外線数を決めておかなければ、希望している分の同時通話ができないなどのトラブルが発生してしまいます。
オペレーター 杏奈
例)NTTのビジネスフォン『αA1』
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NTTの多機能ビジネスフォン「αA1」 | |
αA1 Standard | 小~中規模オフィス向け | 外線:最大24ch(24チャンネル) 内線:最大48台 |
αA1 Professional | 中~大規模オフィス向け | 外線:最大384ch(384チャンネル) 内線:最大1,152台 |
多機能ビジネスフォンの『αA1』は、スタンダードで契約すると最大チャンネル数は24ch(内線として最大48台まで設置可能)、プロフェッショナルで契約をすると最大チャンネル数は384ch(内線として最大1,152台まで設置可能)と、プランによってチャンネル数が異なります。
ビジネスフォンは電話回線の種類で選ぶ
ビジネスフォンの回線は「光回線」「ISDN回線」「アナログ回線」の3種類あります。それぞれ特徴が異なり、メリット&デメリットがあります。
光回線 | ISDN回線 | アナログ回線 | |
月額基本料金 | 安い | 光回線よりは高い | 光回線よりは高い |
基本料金の例 | 500円~(電話の分) | 3,780円 | 2,750円 |
通話料金 | 安い | 光回線よりは高い | 光回線よりは高い |
市内通話 | 8円/3分 | 8.5円/3分 | 8.5円/3分 |
市外(県内)通話 | 8円/3分 | 20円~40円/3分 | 20円~40円/3分 |
県外通話 | 8円/3分 | 40円/3分 | 40円/3分 |
電話加入権 | 不要 | プラン等による | プラン等による |
通話の品質 | 良い | 良い | 悪い場合もある |
災害時などのトラブル | 弱い(停電時使用不可) | 強い(停電時使用可) | 強い(停電時使用可) |
インターネット | 光回線のみで高速インターネットが利用可能 | インターネット回線の契約が別途必要 | インターネット回線の契約が別途必要 |
固定電話の業者例 | NTT フレッツ光 ドコモ光 auひかり ソフトバンク光 NURO光など |
NTT加入電話 ソフトバンクなど |
NTT加入電話 ソフトバンクなど |
現在の主流は「光回線」で、コスト的に最も安く、さらに高速インターネットが使えるなど、業務の面でもメリットがあります。逆に、ISDN回線とアナログ回線は、NTTが徐々にIP電話網への移行を進めており、今からの導入はオススメできません。
ビジネスフォンは予算で選ぶ
ビジネスフォンは新製品の開発スパンが短いため、他のオフィス機器と比べると、かなり早い段階で中古市場に出回ります。導入コストを抑えたい企業は、中古のビジネスフォンも候補に入れておくと、より選択の幅が広がるでしょう。
ビジフォンGメンが、複数のビジネスフォン販売会社に話を聞いた際も、お問い合わせを頂いたお客さまに確認するポイントに「新品が良いか?中古が良いか?」の項目がありました。
それほど中古で導入することが当たり前になっている機器で、場合によっては新品と中古で10倍以上の価格差が生じることもあります。
ただし、中古はメーカーの保証が受けられず(販売店が独自の保証を付けていることはあります)、古い機種ではメーカーによる部品生産等が終了している可能性があるなど、多少のリスクを伴います。
ビジネスフォンは導入方法で決める
「新設企業の約7割が導入費用でビジネスフォンを決めている」とのデータがあるほど、費用はビジネスフォン導入の大きな決定要素となっています。
費用を重視する際に、よく利用されている導入方法がリースです。中古は現金購入のみですが、新品のビジネスフォンならリースで導入することが可能で、初期費用を抑えつつ最新のビジネスフォンを使うことができます。
ただし、リースは初期費用こそ抑えられますが、リース料率が掛かるため、一括購入よりトータルで割高になります。
ビジネスフォンの選び方のコツ◆優先順位を明確にする
ベテランGメン園川
新人Gメン及川
オペレーター 杏奈
ポイント1:利用台数や同時通話数を先に決める
メーカーや機種を先に選ぶよりも、まずはビジネスフォンの利用台数や同時通話数を明確にしましょう。機種ありきで決めてしまうと、導入後に肝心の外線数が足りないなどのトラブルが発生してしまいます。
繰り返しになりますが、同時通話数は一般的にスタッフ数の3分の1が目安とされています。
ベテランGメン園川
ポイント2:だいたいの予算を決めておく
ビジネスフォンはハッキリとした実売価格が見えにくい製品・サービスなので、事前に予算を確定させることは非常に困難でしょう。それでも、だいたいの予算を決めておくと、中古やリースを含めた提案が受けられます。
ここ数年は、パソコンやメール、携帯電話を駆使する企業が増えており、ビジネスフォンは性能より価格を重視して導入する企業も多く、細かな予算を伝えずに「とにかく安いビジネスフォンを」と希望されるケースも珍しくありません。
それでも見積もりは出してもらえますが、価格重視で見積もりを依頼する際も、同時通話数と利用台数はしっかりと伝えるようにしましょう(同時通話数と利用台数が分からなければ、見積もりが出せません)。
ポイント3:導入後のことも想定しておく
増設の可能性や電話回線を変更する可能性など、導入の際に今後のことを考えておくことも大切なポイントです。同時通話数や利用台数も同様ですが、増員予定やレイアウト変更、事業拡大を予測したビジネスフォン選びを行う必要があります。
オペレーター 杏奈
ポイント4:効率的に選ぶなら販売会社へ見積もり依頼
ビジネスフォンは、単純に電話機を選んで設置するだけではなく、主装置のタイプやPBXと組み合わせなど、仕組みが複雑で、全てを理解するには、かなりの時間と労力を費やします。
手っ取り早く効率的に、オフィスに合ったビジネスフォンを選ぶには、同じ条件で幾つかの販売会社へ見積もりを依頼すると良いでしょう。
「利用台数」「同時通話数」「中古 or 新品」だけでも、およその金額は提示してもらうことができます。その際に使いたい機能などもお伝えすると、より具体的な(オプション追加の場合は○○円など)金額が分かります。
また、料金は全く同じ条件でも販売店によって異なります。さらに、保証や保守などのサービス面でも違いがあるので、必ず複数の販売店に見積もりを依頼して、料金やサービスを比較しましょう。
【まとめ】ビジネスフォンはこだわりだけで選ばない!
好きなメーカーやデザインの好みなど、ビジネスフォンも他のオフィス機器やオフィス家具と同じように、こだわりたいポイントがあるでしょうが、こだわりだけで選んでしまうと、同時通話数や搭載機能など、導入後に問題が生じてしまいます。
「お客様が訪問するエントランスにはオシャレな見た目のビジネスフォンを置きたい!」など、ある程度のこだわりは希望として伝えた方が良いですが、その一点にこだわり過ぎず、オフィス環境や使い方を俯瞰して考え、総合的に最適なビジネスフォンを選ぶようにしましょう。
新人Gメン及川
- 利用台数と同時通話数を先に決める
- 中古、新品、現金購入、リースなど予算を考慮した導入方法を検討する
- 利用したい機能を明確にする
- 増員予定やレイアウト変更、事業拡大など導入後の変化を予測しておく
- 見積りは同条件で複数の販売会社へ依頼する
以上、「ビジネスフォンの選び方」についてお伝えしました。
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