【全メーカー対応】複合機のお見積り
30社の複合機販売店を独自調査したコピー機Gメンが、安さと対応力に優れた販売店を2~3社ご紹介します。
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どちらも業務用コピー機の中では画質の美しさに定評があり、印刷会社やデザイン会社が使うならこの2社かコニカミノルタが大半。この3つのメーカーは印刷会社向けのプロダクション機で競合することも多いです。
【結論】品質ならゼロックス
上記は価格と品質でマッピングしたもので、ゼロックスはキャノンを含む全てのメーカーに品質で上回っています。従って、価格よりも画質や耐久性などの品質を重視したいという場合はゼロックスを検討してみてください。
ゼロックスの方が安いケースも
一般的にはキャノンの方がやや安価なイメージがありますが、最近はゼロックスも価格交渉に柔軟に対応してくれることが多いと聞きます。したがって同じ会社で見積りを取った結果「ゼロックスの方が安い」というケースも少なくないため、両者から見積りを取って検討することをおすすめします。
▼ゼロックスとキャノンの価格比較
ゼロックス | メーカー | キャノン |
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外観 | ![]() iR-ADV C5550 II |
A3カラー複合機50枚/分 | タイプ | A3カラー複合機50枚/分 |
2,880,000円 | 本体定価 | 2,400,000円 |
1,440,000円 | 本体参考価格 | 1,200,000円 |
1.4円(目安) | カウンター料金モノクロ | 1.4円(目安) |
14円(目安) | カウンター料金カラー | 14円(目安) |
画質で選ぶならゼロックスが一歩リード
どちらもカラー印刷の美しさで業界をリードする2社ですが、ユーザアンケートではゼロックスが高い評価を受けていました。
また、ゼロックスやキャノンより安価で、キャノンよりも画質で高く評価されているメーカーがコニカミノルタです。青の発色が美しいと言われるゼロックスに対して赤が美しいと評価されるのがコニカミノルタで、耐久性や使いやすさなどの満足度でも高い水準にあります。
耐久性ならゼロックス
機械の壊れにくさや保守メンテナンスのレベルでも高級機種のゼロックスに軍配が上がっており、ユーザへの耐久性の満足度評価でもゼロックスが高く評価されています。
ゼロックス利用者がキャノンと比較した感想をご紹介します。
ゼロックス利用者のクチコミ
利用機種:ApeosPort-V C7785
以前はキャノンを使っていたが、富士ゼロックスの機械に代わってから、トラブルが軽減しました。印刷もスムーズ、手差し印刷もほとんどつまらない、画像もきれい。
ゼロックス利用者のクチコミ
利用機種:ApeosPort-VII C4473 PFS
キャノンの複合機より故障や紙詰まりが少なく、全体的な使用感としては満足しています。スキャンの粗さだけが、不満な点です。
ゼロックスの複合機は全ての部品にセンサーがついており、全ての部品の動きを監視しています。それらの部品の動きが少しでも狂うとゼロックスが気づける設計になっており、紙詰まりなどの「故障が発生する前に」メンテナンスが対処できる仕組みになっています。
それらをゼロックスのハイレベルなサービスマンが支えるという構造により、耐久性の高さを担保しています。
コンパクトさならキャノン
外形寸法ではキャノンがゼロックスよりコンパクトになっています。
▼ゼロックスとキャノンの価格比較
ゼロックス | メーカー | キャノン |
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外観 | ![]() iR-ADV C5550 II |
A3カラー複合機50枚/分 | タイプ | A3カラー複合機50枚/分 |
1574×804 mm | 外形寸法 | 980×742mm |
専有面積で見ると4割近くも省スペースにすることができます。各メーカーの中ではキャノンはそれほどコンパクトな設計ではありませんが、ゼロックスはそれを凌駕するサイズでした。
外観デザインはどちらも白を基調としたデザインです。ゼロックスは代々白に水色や紺色など青系の差し色を入れるのが定番です。キャノンは白ボディで用紙を置いたり出てくる部分を黒にしており、スタイリッシュさと実用性を兼ねています。
▼ゼロックスとキャノンの外観比較
ゼロックス | メーカー | キャノン |
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外観 | ![]() iR-ADV C5550 II |
キャノンの複合機はかつて、何とも言えない色合いの外観をしており、一部の心無いユーザからは
などと揶揄されていました。かつての外観デザインはこちらです。
▼現在は販売終了の機種出典:キャノン公式サイト
「どんなオフィスにも馴染む」という理由でこの色が採用されたと言われています。新品なのに中古みたいですよね。
他の機能で言えば、ゼロックスにはドキュワークスという便利な文書管理システムと連携出来るので、例えばPDFファイルをワードのように編集できたりします。一方キャノンはラミフリーというラミネート加工のような印刷が可能です(動作保証外ですが)。
まとめ
- 価格の安さは同等
- 画質ならゼロックス
- 安定稼働ならゼロックス
もっと安いのが欲しければ京セラかシャープ
安さなら京セラ・シャープ
安さを優先して選ぶなら、京セラとシャープを選択肢に入れない理由はありません。どちらも複合機分野でのシェアは高くありませんが日本では有数の製造企業として知られています。
価格で言えば本体費用、ランニング費用ともにリコー・キャノンより2割程度安価な印象で、特に京セラのカウンター料金は業界でも規格外の安さとなっています。
【関連記事】京セラ・シャープの特徴についてはこちら
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