当サイトでは、ガラケーやスマートフォンなど「携帯」をテーマに扱っていますが、ポケットWi-Fiのようなデータ通信専用の端末も「通信キャリア」の主力商材の一つ。
今回はそんな「データ通信専用端末」について取り上げてみます。
外出先でPCを開く需要が多い営業さんなんかだと、スマホを契約するよりも
「ガラケー1台、Wi-Fi1台」の2台持ちにした方が安上がりの可能性もあります。
実は2種類ある「データ通信端末」
「データ通信専用端末」というと「ポケットWi-Fi」がイメージしやすいと思いますが、実は「USB型端末」というものも存在します。
ポケットWi-Fi型端末
皆さんがイメージしやすいであろう、「データ通信用端末」です。この端末が無線でWi-Fiを飛ばし、その電波を拾った端末でデータ通信を行うことができます。
USB型端末
(HWD12 au)/出典:http://www.kddi.com/business/mobile/data/hwd12/
一見、データを保存する用の「USBカード」なのですが、実はこの端末が通信機能を備えています。データ通信を行いたいPCに接続することで、データ通信が行えます。
どちらのタイプを選ぶのがおススメ?
「ポケットWi-Fiタイプ」と「USBタイプ」2種類あるのは分かったけれど、結局どちらがよいのでしょうか?
結論としては、両者に「データ通信端末」としての機能の違いはほとんどありません。
今のところはUSB型が他のUSBメモリのようにデータ保存ができる、というわけでもないようです。
価格的にも、もちろんそれぞれの機種によるとは思いますが、どちらかが特別に高いということもないようです。
USB型のメリット
- 接続するだけで簡単にデータ通信が行える
- 小型なので持ち歩きやすい
ポケットWi-Fi型のメリット
- 複数の端末を同時接続させることができる
- Wi-Fiの端末本体から細かい設定が行える
といったところでしょうか。
PC1台意外では通信を行わない、という場合はUSB型、1人で複数の端末(Wi-FiモデルのiPadなどを含め)を使う場合や、複数人で使うことがある場合はポケットWi-Fi型が良いかもしれません。
どのキャリアを選ぶべき?
データ通信専用端末も、各社のエリアの得意、不得意によって繋がりやすさの影響を受けます。
田舎や山間部での利用が多ければドコモ一択、市街地中心であれば、各キャリア通信速度には大した違いはないので、相見積を取ればよいと思います。
(参考)ドコモが田舎で強い理由について
ただし、2018年10月現在、ソフトバンクのみ7G制限のプランしかないようなので、外出先からテレビ会議を使うなど、大きなデータ量を消費する使い方をする場合はソフトバンクは選択から外れるかもしれません。
一般的な、メールの確認やWebページ閲覧くらいであれば7Gで十分かと思います。
まとめ
「データ通信専用端末」も、使い方によっては業務効率を上げつつ、出費を抑える手法の一つとして魅力的かもしれません。ポケットWi-Fiタイプ、USBタイプ、用途に合わせて、選びましょう。
選定キャリアは
- 田舎であればドコモ奨励
- 通信料が多いようであればソフトバンクは非奨励
です。どちらでもない場合は各社から相見積を取って、安いキャリアを選定しましょう。