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まさとパパ
元家電量販店歴10年のYouTuber。家電と金融の知識で、知らないことで損をしないための『守りの知識』を広め、1人でも情報弱者と言われる人を減らしたいと考えています。
ベテランGメン園川
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モノクロプリンターの選び方
まずはモノクロプリンターの選び方から解説します。今回は「安さ」にこだわり、仕事にも使える「機能性」にも着目したモノクロプリンターの選び方を考えます。
- 単機能 or 複合機?
- レーザー or 大容量インクタンク?
- 印刷速度
- 接続方式
- 用紙サイズ
単機能 or 複合機?
プリンターには、単純に印刷しかできない単機能プリンターと、コピーやスキャナー、FAX、電話などがついた複合機とがあります。このうち価格が安いのは、単機能プリンターです(※稀に単機能プリンターのほうが複合機より高い場合もあります)。
本体単価が安いモノクロプリンターが欲しいなら、単機能プリンターを探すべきですが、業務上、コピーやスキャナーが必要なら複合機で本体価格が安いものを選びましょう。コピーやスキャナーを取るたびにコンビニへ走っていたのでは、業務効率も落ちますし、かえってコストも高くつきます。
- 本体価格の安さを重視するなら、単機能モノクロプリンターを選ぶ
- 業務上、コピーやスキャナー機能も必要なら、迷わず複合機を選ぶ
【監修者コメント】
元家電販売員 まさとパパ
元家電販売員 まさとパパ
レーザー or 大容量インクタンク?
業務で大量印刷するならランニングコストの安さを狙って、大容量インクタンクタイプのモノクロインクジェットプリンターを選びましょう。一般的なインクジェットプリンターだと、ランニングコストが高くつきます。
また、業務用プリンターの定番であるレーザープリンターも、大容量インクタンクプリンターのランニングコストと比べると高め。ビジネス仕様のインクジェットプリンターのほうがレーザープリンターよりランニングコストが安い場合もあります。
参考までに、A4・1枚をモノクロ印刷するのにかかる費用目安を掲載します。
▼A4/1枚をモノクロ印刷するのにかかる費用目安
タイプ | 商品名 | ランニングコスト(A4/1枚) |
インクジェット |
エプソンPX-S383L | 約0.7円 |
エプソンPX-S380・PX-M380F | 約2.0円 | |
エプソンPX-M382F・PX-S382 | 約2.2円 | |
エプソン PX-K150 | 約2.8円 | |
エプソンPX-S155 | 約2.9円 | |
大容量インクタンク | エプソンPX-M160T・PX-S160T | 約0.4円 |
エプソンPX-M270FT・PX-M270T・PX-S270T・PX-S170T・PX-S161T・PX-M161T
キヤノンGM4030・GM2030 |
約0.5円 | |
エプソンPX-S383L ブラザー MFC-J7600CDW |
約0.7円 | |
レーザー |
ブラザーHL-L6310DW | 約1.7円 |
ブラザーMFC-L6900DW・HL-L6400DW・MFC-L5710DW | 約1.9円 | |
ブラザーMFC-L5755DW・HL-L5200DW・HL-L5100DN | 約2.1円 | |
キヤノンサテラLBP362i・LBP361i | 約2.4円 | |
エプソンLP-S3550・LP-S4250 | 約2.9円 | |
エプソンLP-S440DN | 約3.3円 | |
エプソンLP-S380DN | 約3.4円 | |
キヤノンサテラMF262dw | 約3.5円 | |
キヤノンサテラLBP322i・LBP321 | 約3.6円 | |
ブラザーMFC-L2750DW・MFC-L2730DN・DCP-L2550DW・DCP-L2535D・FAX-L2710DN・HL-L2375DW・HL-L2370DN・HL-L2330D | 約3.7円 | |
エプソンLP-S280DN・LP-S2200・LP-S3250 | 約3.8円 | |
エプソンLP-S180D・LP-180DN・LP-S380DN | 約4.0円 |
※レーザープリンターの場合、トナー&ドラムを含めたランニングコストを掲載。
- ランニングコストが最も安いプリンター=大容量インクタンクプリンター
- ランニングコストが最も高いプリンター=レーザープリンター
【監修者コメント】
元家電販売員 まさとパパ
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印刷速度
業務用プリンターをお探しなら、印刷速度も重要ポイントです。印刷速度が遅いと業務に支障をきたします。一般的にインクジェットプリンターは印刷速度が遅く、レーザープリンターは印刷速度が速いと言われます。印刷速度に重点を置くなら、レーザープリンターを選びましょう。
- レーザープリンター:約25~45枚
- インクジェットプリンター:約13~15枚
- 大容量インクタンクプリンター:約13~20枚
【監修者コメント】
元家電販売員 まさとパパ
元家電販売員 まさとパパ
印刷枚数=100枚未満なら、初動の速さも考慮して選ぶといいですよ。
接続方式
プリンターとパソコンをどのような方法でつなぐのかについても考えましょう。最も簡単・便利なのは、Wi-Fi(無線LAN)でつなぐ方法です。Wi-Fiダイレクト機能が備わっているパソコンをお持ちなら、プリンターも同じくWi-Fiダイレクト機能搭載タイプを選ぶと更に楽に接続できます。
モノクロプリンターを複数人でシェアする場合は、その環境に合わせた接続方式を選びます。有線LANやUSB接続など、使いたい接続方式が装備されているのか確認しましょう。
ちなみに、無線LANは現在、家庭では主流の接続方式ですが、モノクロプリンターの中には装備されていないものもありますので気を付けてください。
【監修者コメント】
元家電販売員 まさとパパ
元家電販売員 まさとパパ
用紙サイズ
同じスペックのプリンターなら、印刷可能な用紙サイズが大きくなればなるほど、価格は高くなります。つまり、A4サイズプリンターよりA3サイズプリンターのほうが高く、さらにA3ノビプリンターのほうが高い、ということです。
また当然ですが、A4サイズプリンターよりもA3サイズプリンターのほうが本体サイズが大きくなり、置き場所をとります。
【監修者コメント】
元家電販売員 まさとパパ
元家電販売員 まさとパパ
A3サイズやA3ノビサイズまでなら、コンビニプリンターでも対応可能です!
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モノクロプリンターおすすめ5選【元家電販売員が厳選】
ブラザー ジャスティオ HL-L2400D
安価なモノクロレーザープリンター
▼ブラザー ジャスティオHL-L2400Dのスペック
単機能 or 複合機? | 単機能 | 印刷方式 | レーザー |
印刷速度 | 30枚/分 | 接続方式 | USB |
最大用紙サイズ | A4 | ランニングコスト | 3.3円/枚 |
おすすめのモノクロプリンター、1番手はブラザーのHL-L2400Dです。
おすすめの一番の理由、それは激安価格です。本体の金額が1万円を切るモノクロレーザーは他にありません。
毎分約30枚の高速印刷。さらに分離型トナー&ドラムでランニングコストも約3.3円/枚におさえられています。この価格で自動両面印刷も可能となっており、至れり尽くせりのプリンターです。
ただし、インターフェースは「USB2.0」のみ。プリンター共有をする場合はプリントサーバーを購入する必要があります。
【監修者コメント】
元家電販売員 まさとパパ
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エプソン PX-S161T
エコタンク搭載A4モノクロプリンター
▼エプソンPX-S161Tのスペック
単機能 or 複合機? | 単機能 | 印刷方式 | 大容量インクタンク |
印刷速度 | 16枚/分 | 接続方式 | USB2.0 有線LAN 無線LAN(Wi-Fi) |
最大用紙サイズ | A4 | ランニングコスト | 0.5円/枚 |
続いてはエプソン「エコタンク」搭載モデルのPX-S161Tです。
PX-S161Tの一番の魅力は大容量インクタンクプリンターで、0.5円/枚というランニングコストの安さにあります。しかも、本体購入時に同梱されているブラックインク2本によって約12,000ページもの印刷が可能です。
PX-S161Tは、5万ページという高耐久プリンターなのでハードユーザーでも安心して使えます。仮に1ヶ月A4/500枚印刷すると約8年使用可能。インク1本で6,000枚印刷可能なので、その8年の間に別途購入するインク本数は約7本です。
大量にモノクロ印刷をする方におすすめの機種です。
【監修者コメント】
元家電販売員 まさとパパ
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▼インク革命のPX-S161T互換インク
キヤノン サテラ MF272dw
モノクロレーザー複合機
▼キヤノン サテラMF272dwのスペック
単機能 or 複合機? | 複合機(コピー・スキャナー) | 印刷方式 | レーザー |
印刷速度 | 29枚/分 | 接続方式 | USB2.0 有線LAN 無線LAN(Wi-Fi) |
最大用紙サイズ | A4 | ランニングコスト | 4.5円/枚 |
キヤノン サテラ MF272dwはコピー・スキャナー機能を搭載したモノクロレーザー複合機です。
同じレーザー複合機のブラザーHL-L24000Dと比較すると、以下の点で優劣がつきます。
- 複合機で、コピー・スキャナーつき
- 接続方式では、USB2.0の他に、有線・無線LANを選べる
- 本体価格&ランニングコストが高い
- 印刷速度
- 本体サイズのコンパクトさ
どちらもレーザープリンターで自動両面印刷がついている、という点は同じですが、それ以外は大きく趣の違う機種とみていいでしょう。
単純にモノクロプリンターとしての機能性の高さやコストの安さを求めるなら、ブラザーHL-L2400Dがおすすめですが、「複合機として使いたい」「Wi-Fi接続したい」などの機能性を求めるなら、キヤノン サテラ MF272dwがおすすめです。
【監修者コメント】
元家電販売員 まさとパパ
キヤノン GM4030
特大容量タンク「GIGA TANK」を搭載モノクロ複合機
▼キヤノン ギガタンクGM4030のスペック
単機能 or 複合機? | 複合機(コピー・スキャナー) | 印刷方式 | 大容量インクタンク |
印刷速度 | 13枚/分 | 接続方式 | USB2.0 有線LAN 無線LAN(Wi-Fi) |
最大用紙サイズ | A4 | ランニングコスト | 0.4円/枚 |
GM4030は「ギガタンク」搭載のモノクロ複合機。エプソンPX-S161Tと同じく、大容量インクタンクプリンターです。では、エプソンPX-S161TとキヤノンGM4030とでは、一体どこがどのように違うのか、比較します。
- 複合機で、コピー・スキャナーつき
- 自動両面印刷・ADF機能つき
- カラーオプションつき
- 本体価格が高い
- ランニングコストがやや高い
- 印刷速度がやや遅い
- 本体サイズが大きい
キヤノンGM4030とエプソンPX-S161Tとの大きな違いは、複合機であるかどうかという点。コピー・スキャナー機能が欲しいなら、キヤノンGM4030がおすすめです。また、自動両面印刷やADF機能がついているのも魅力。
また、キヤノンGM4030は、モノクロプリンターでありながらもカラーオプション機能搭載。インクカートリッジBC-341装着により、一時的にカラーインクにチェンジすることができる、という点も面白いですね。
多機能な分、本体価格は高くなります。また、本体サイズも、エプソンPX-S161Tは375x578x253 mm/3.4kgですが、キヤノンGM4030は403x234x369 mm/9.2kgと倍以上の大きさです。ランニングコストと印刷速度に関しては、「ほんの少しの差」と言える程度の差しかありませんので、それほど気にしなくても大丈夫でしょう。
【監修者コメント】
元家電販売員 まさとパパ
基本はモノクロプリンターですので、カラーインクを速やかに使い切る必要がありますし、印刷単価も標準容量インクなら11.1円ほどと高めです。
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エプソン LP-S3250
A3対応モノクロレーザープリンター
▼エプソンLP-S3250のスペック
単機能 or 複合機? | 単機能 | 印刷方式 | レーザー |
印刷速度 | 35枚/分 | 接続方式 | USB2.0 有線LAN |
最大用紙サイズ | A3 | ランニングコスト | 3.8円/枚 |
A3モノクロプリンターで印刷速度にもこだわりたいなら、エプソンLP-S3250がおすすめです。
エプソンLP-S3250は、毎分35枚という高速印刷を可能にしたモデル。1GBのメモリー搭載で、大量のデータをプリンターに保存できます。
大容量給紙タイプなので、一度に650枚もの用紙をストックできます。さらにオプションユニットを接続すれば、最大2,300枚もの給紙を可能にします。
ただ、LP-S3250はレーザープリンターなので、ランニングコストは高めです。また、2014年発売機種のため、無線LAN接続は無し。有線LANか、USBのみ接続可能です。
【監修者コメント】
元家電販売員 まさとパパ
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ベテランGメン園川
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おすすめモノクロプリンターまとめ
- 印刷スピードで考えるなら、レーザープリンターがおすすめ
- ランニングコストで考えるなら、大容量インクタンクプリンターがおすすめ
- 本体価格の安さなら『HL-L2400D』
- ランニングコストの安さなら『PX-S161T』
- コピー・スキャナー機能も欲しいなら『MF272dw』
種類 | 商品名 | 本体価格目安 | ランニングコスト目安 | 特徴 |
単機能モノクロプリンター |
HL-L2400D |
9,000円~13,200円 | 3.3円/枚 | 本体価格&ランニングコストが安い!自動両面印刷機能もあり。
ただし、USB接続で複合機能は無し。 |
単機能モノクロ大容量 | PX-S161T | 20,000円~23,000円 | 0.5円/枚 | 本体価格はそこそこで、ランニングコストが激安♪接続方式も無線OK!
ただし、複合機能は無く、印刷速度も遅い(汗) |
複合機モノクロ | MF272dw | 14,000円~18,000円 | 4.5円/枚 | 本体価格が安いモノクロ複合機!スキャン&コピーもばっちり♪無線接続もOK!
ただし、ランニングコストが高い(汗) |
【監修者コメント】
元家電販売員 まさとパパ
一度に100枚未満の印刷なら、ランニングコスト重視で大容量インクタンクプリンターを選ぶと満足度が高いでしょう。
モノクロプリンターの使い方によって、自分に合うプリンターを選んでくださいね。
ベテランGメン園川
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