【全メーカー対応】複合機のお見積り
30社の複合機販売店を独自調査したコピー機Gメンが、安さと対応力に優れた販売店を2~3社ご紹介します。
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複合機のカウンター料金:東芝の複合機
カウンター料金とは、複合機の本体代とは別に発生するランニング費用で、印刷枚数ごとに課金される料金を言います。1枚印刷する度に料金が発生(白黒1枚1円、カラー1枚10円など)するため、いかに安いカウンター料金で契約できるか?が、印刷コストに大きく影響を及ぼします。
出典:東芝
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【カウンター料金はなぜこんなに高いのか!】複合機販売店・メーカーの利益の源だから
そこでコピー機Gメンでは、複合機をご利用中の全国180社にアンケートを実施し、カウンター料金の平均を割り出しました。現在のカウンター料金の平均額は、こちらです!!
カウンター料金:モノクロ ![]() |
3.3円/枚 |
カウンター料金:カラー ![]() |
17.8円/枚 |
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東芝のカウンター料金は?
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▼東芝のカウンター料金平均値
カウンター料金モノクロ![]() |
3.3円 |
カウンター料金モノクロ![]() |
3.3円 |
カウンター料金カラー![]() |
17.8円 |
カウンター料金カラー![]() |
10.0円 |
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モノクロ | カラー | |||||
メーカー | 平均 | 最安 | 最高 | 平均 | 最安 | 最高 |
富士ゼロックス | 3.3円 | 0.8円 | 10.0円 | 19.4円 | 6.9円 | 50.0円 |
キャノン | 3.4円 | 0.5円 | 10.0円 | 18.2円 | 8.0円 | 75.0円 |
リコー | 3.2円 | 0.5円 | 7.0円 | 15.3円 | 6.0円 | 50.0円 |
コニカミノルタ | 2.6円 | 0.7円 | 10.0円 | 13.2円 | 6.0円 | 30.0円 |
シャープ | 3.6円 | 1.0円 | 11.0円 | 21.0円 | 6.0円 | 50.0円 |
京セラ | 2.8円 | 0.6円 | 4.0円 | 15.3円 | 4.0円 | 18.0円 |
東芝 | 3.3円 | 1.0円 | 5.0円 | 10.0円 | 10.0円 | 10.0円 |
★全メーカー★ | 3.3円 | 0.5円 | 11.0円 | 17.8円 | 4.0円 | 75.0円 |
この表でも分かる通り、モノクロの平均額は全メーカーの平均と同額ですが、カラーはアンケートに回答して頂いた東芝ユーザー全ての企業で1枚10円でした。最安ではモノクロ1円、カラー10円で契約しており、このケースでの月間印刷枚数は1,000枚以下(東京都内の企業)です。
富士ゼロックス、キャノン、リコーでは最安で「モノクロ0.5円~0.8円、カラー6~8円」のカウンター料金が出ていますが、いずれも月間の印刷枚数が10,000枚以上と大量の印刷を日常的に行う企業に限られています。たとえば富士ゼロックスのカウンター料金でモノクロ0.8円、カラー6.9円(神奈川県の企業)が出ている場合の月間印刷枚数は約20,000枚、リコーでモノクロ0.5円(山口県の企業)が出ている場合の月間印刷枚数も約20,000枚です。
一方、東芝だけではなく、京セラやシャープでは月間の印刷枚数が1,000枚程度でもモノクロ1円、カラー10円のケースが多々あります。
東芝複合機のカウンター料金の底値は?
カウンター価格の最低金額のページでも記載しているように、モノクロ1.0円、カラー10円が底値として認知されており、それは東芝でも同様です。しかし、京セラなど安いカウンター料金を可能にしているメーカーの場合はモノクロ0.7円、カラー7円などの価格設定も珍しくありません。
▼東芝複合機のカウンター料金相場
印刷速度 | 15枚機 | 20枚機 | 30枚機 | 40枚機 | 50枚機 |
---|---|---|---|---|---|
月の印刷枚数 | ~1,000枚 | 1,000~ 3,000枚 |
3,000~ 6,000枚 |
6,000~ 10,000枚 |
10,000枚~ 20,000枚 |
カウンター 料金相場/枚 |
カラー10円 白黒1円 |
カラー10円 白黒1円 |
カラー10円 白黒1円 |
カラー10円 白黒1円 |
カラー10円 白黒1円 |
月額リース料金 相場 |
6,000円 | 11,000円 | 17,000円 | 20,000円 | 22,000円 |
本体の相場 | 30万円 | 60万円 | 90万円 | 110万円 | 120万円 |
目安として月間印刷枚数でモノクロ1枚1円&カラー1枚10円と記載していますが、印刷枚数が多ければ多いほど価格交渉はしやすくなります。
東芝複合機のカウンター料金の値切り方
- 京セラやシャープなど安いメーカーで見積もりを取る
- その見積もり金額を伝えて東芝からも見積もりを取る
- 東芝のカウンター料金が下がる
東芝に限らず、ほとんどのメーカーは可能な限り高い金額でカウンター料金の契約を取りたいと考えているため、最初から安い見積りを出してくれることはありません(ただし、京セラだけは最初から「本気の」見積りをくれます)。
したがって、まずは他メーカーから幾つか見積もりを取って、あえて安い見積もり金額を伝えながら、東芝にも見積もりをお願いすることをオススメします。
【要注意】ずっと東芝の複合機を使い続けると損!?
「東芝の複合機を使い慣れてるから、次回も複合機は東芝で!」
そのように考える企業は少なくないと思います。特に年配のスタッフが多い会社では、事務機器を他メーカーに入れ替えることで、使い方を把握するまでに時間が掛かり、業務ストレスや業務効率の悪化が予想されます。
しかし、複合機は1社に絞って入れ替えを検討すると高い買い物をすることになりかねません。今後も東芝の複合機を使い続けたいとしても、必ず他社メーカーの見積もりを取得した後で、東芝に見積もりを依頼しましょう。また、その際は、京セラやシャープなどカウンター料金が安いメーカーから相見積もりを取得し、その金額を東芝に伝えることで、カウンター料金を下げられる可能性が高くなります。
東芝の複合機を取り扱うコピー販売店の営業担当者に質問!
–東芝のカウンター料金の相場は、どの程度と考えれば良いでしょうか。
カウンター料金の相場は月の印刷枚数にもよりますがモノクロ1枚1円、カラー1枚10円ですね。月間1,000枚以上ならモノクロ1枚1円、カラー10円が基準になると考えて良いと思います。ただし、保守拠点から車で1時間以内なら…など、安いカウンター料金で契約するには条件があります。
また、他のメーカーも同様ですが、月間の印刷枚数を基準にカウンター単価が設定されるので、印刷枚数は多ければ多いほどカウンター料金は低くなる可能性があります。逆に少なければ、カウンター料金は高くなる傾向があります。
–他メーカーと比較して東芝のカウンター料金はどうでしょう?
東芝のカウンター料金は決して高くないですよ。最も安いカウンター料金が出やすいメーカーは京セラで、次にシャープですが、東芝やコニカミノルタも安いカウンター料金が出るメーカーです。もちろん印刷枚数や保守拠点からの距離なども関係しますが、ゼロックスやキャノンなどの大手に比べると安く契約することができます。例えばゼロックスなら、同じ印刷枚数でもモノクロなら1.2円、カラーは12円が相場で、なかなか1円10円にはなりません。リコーやキャノンはゼロックスよりは安くなりやすいですが、東芝ほど安くはならない現状です。
–コピー機Gメンが独自で行ったアンケートでは東芝がカラー平均額で最も安いカウンター料金でした。交渉を上手に行うことで、モノクロも安くなるでしょう。
企業規模でカウンター料金が変わる?
–ところで月間の印刷枚数と企業の所在地以外に料金が変わる要素はあるのでしょうか?
やはり顧客を獲得するために、他のメーカーの見積もりがあれば、通常より安くしてでも契約したい!と思って頑張りますね。あと東芝ではないのですが、リコーには「重要顧客」という顧客セグメントがあり、主に従業員数を参考にして企業規模が大きいと判断されると「重要顧客」に入ります。この「重要顧客」に設定されると、モノクロ1円カラー10円など、安いカウンター料金が提示されることがあります。
–企業規模が小さい会社ではカウンター料金の交渉は難しいのでしょうか?
いえ、そんなことはありません。リコーの「重要顧客」も厳しい審査基準が設けられているわけではないので、最終的には営業担当者の頑張り次第と言えますね。
–交渉次第で価格も下げられるというのはどこも同じですね。以前、キャノンマーケティングジャパンの首都圏エリアで営業を担当している方も同じようなことを言ってました!
そうでしょうね。他社と競合している場合は、交渉を行うことでカウンター料金は下がります。さらに明確な根拠を書類で提出できれば、なお良いですね。
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【事例】東芝複合機のカウンター料金
事例①:静岡県 従業員20名の企業
カウンター料金:モノクロ1.0円、カラー10.0円
月間印刷枚数が1,000枚以下でもモノクロ1円カラー10円での契約ができています。従業員数も決して多くありませんが「カウンター料金の交渉が成功した事例」と言えるでしょう。導入している機種は「e-STUDIO2505AC」です。
事例②:兵庫県 従業員200名の企業
カウンター料金:モノクロ4.0円、カラー10.0円
事例③:東京都 従業員18名の企業
カウンター料金:モノクロ5.0円、カラー10.0円
月間の印刷枚数が約9,000枚と非常に多いですが、モノクロ1枚5円と高めのカウンター料金で契約しています。こちらの企業も7割~8割がモノクロ印刷なので、カラーよりもモノクロのカウンター料金に気を付けた方が良かったと思います。
事例④(コニカミノルタ):新潟県 従業員5名の企業
カウンター料金:モノクロ1.0円、カラー5.0~6.0円
東芝ではなくコニカミノルタの事例ですが、カラーのカウンター料金が月間の印刷枚数に応じて異なります。1枚~1,000枚までは6円、1,000枚~3,000枚までは5.5円、3,000枚以上なら5円と印刷枚数が多くなるほどカウンター料金は安くなっています。しかし、こちらの企業は月間の印刷枚数が200枚程度と少ないものの、格安のカウンター料金で契約しており、料金交渉に長けていたと言えるでしょう。
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爆安メーカー!!京セラのカウンター料金は?
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