「OA機器の代理店募集ページに何件か連絡をしたのに、1社も返信が無い・・・。」
というご相談を頂くことがあります。私の感覚では、新設のOA機器代理店が代理店募集ページに問い合わせて返信をもらえる確率は10~20社に1社程度では無いかと思います。応募してきた代理店候補の会社がOA機器業界で一定の業歴を有しているか、会社名を知っている販売店からの連絡で無い限り連絡すら返してくれません。
「代理店募集って書いてあるのは嘘?」
「知らぬ間に業界でブラック認定されてる?!」
などと思われるかもしれませんが、その原因は募集側(上位店)が慎重にならざるを得ない事情に有ります。

上位店が下位店を増やすリスクは無視出来ない
下位店を増やせば販売台数と売上が上がるのに、積極的に下位店を増やさない理由は主に2つだと見ています。
【上位店のリスク①】リース会社と提携を切られる
新しく提携した下位店の販売手法が手荒だったりすることがリース会社に知られた場合、上位店はリースの提携を解除されてしまうリスクがあります。
新人Gメン及川
ベテランGメン園川
近年ではリース会社が新規での提携をほとんど募集していないこともあり、リース会社の選択肢が少ないので1社からリースの提携を切られるとOA機器販売事業が成立しなくなる可能性が有ります。
【上位店のリスク②】メーカーとの提携を切られる
上記と同様に、ユーザからメーカーに強いクレームが続いた場合、メーカーが上位店との提携を切ったり、提携条件を改悪するリスクもあります。
客観的に見れば、商品を作っているメーカーよりお客さんを抱えている上位店の方が強い立場に見えますが、メーカーからうまく手懐けられて依存体質になっている(表彰された or メーカー支社長が挨拶に来てくれた、など・・・)上位店は少なくありません。
ベテランGメン園川
新人Gメン及川
いかに上位店を探す?最強は「紹介ルート」
上記の背景から、代理店募集ページから問合せをしてくる販売店を上位店さんは強く警戒しています。その反面「紹介」というルートを使えば驚くほど簡単に繋がれる面があります。
従って、どんなか細いルートでも構わないのでその上位店を繋いでくれる人が居れば、強引にでも使ってみると良いと思います。彼らは「WEB=怪しい、紹介=安心」という昭和の世界観を生きているので、これを活用します。
我々もリース提携する際、飛び込みの問合せでは審査もせずに断られましたが紹介ルートではすぐに提携することが出来ました。もし、そのような紹介ルートが無い場合はコピー機Gメンがご協力出来るかと思いますので、ご相談ください。
「情報弱者からぼったくる」が正義の業界
新設法人や他業界の方に対して上位店さんが最初から良い仕入れ条件を提示することはほぼ有りませんが、コピー機Gメンは複合機やUTMの仕入れ価格の相場をある程度把握しているので、仕入れでぼったくられるリスクは回避して頂けます。
コピー機Gメンの想い
複合機業界でユーザが情報格差を利用して販売店からぼったくられている実態は以前から把握していましたが、その後メーカーや上位店がユーザに行うのと全く同じスキーム(虚偽説明、比較させない等)で下位店からぼったくられている実態を知ってしまいました。→仕入元からの「全販売店で一律の値上げです」は嘘
上位店同士のしがらみやメーカーへの忖度により、下位店の上位店の変更はユーザが購入先を変更することよりさらに難易度が高い業界慣習が続いています。
コピー機Gメンは10年以上WEB市場という価格レッドオーシャンで戦ってきた仕入れルートを活かし、小さな販売店さんでも仕入れ価格で損をしない仕入れルートのサポートを行っています。
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