複合機のカウンター保守契約はメリット大?デメリットは?スポット保守や年間保守とも比較!

  • 公開日:2020年11月14日
複合機のカウンター保守契約はメリット大?デメリットは?スポット保守や年間保守とも比較!

ベテランGメン園川

この記事では、複合機のカウンター保守契約のメリット・デメリットについてお伝えします。スポット保守や年間保守と比較して、カウンター保守はお得なのでしょうか?

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複合機のカウンター保守とは?

カウンター保守のメリット・デメリット

まずは主な保守契約をチェックしてみましょう。

 

  カウンター保守契約 キットトナー保守契約 スポット保守契約 年間保守契約
カウンター料金 あり なし なし なし
トナー 無料(カウンター料金に含む) 有料 有料 有料
修理代金 無料(カウンター料金に含む) 無料 有料 無料
支払い 毎月 都度 都度 都度
更新 自動 都度 なし 1年単位

 

上記のように保守契約は、カウンター保守・キットトナー保守・スポット保守・年間保守の4種類に分けられます。それぞれの保守に、メリット・デメリットがありますが、最も一般的な保守契約が「カウンター保守」で、現在は8割以上がカウンター保守契約を結んでいます。

カウンター保守とは、毎月の印刷枚数に応じて料金を支払う保守契約です。

モノクロ1枚○円、カラー1枚○円と単価が設定されており、印刷枚数によって毎月のカウンター料金が請求されます。

 

カウンター保守(カウンター料金)=(モノクロのカウント数×モノクロ単価)+(フルカラーのカウント数×フルカラー単価)

 

そもそもやけど、なんで保守を契約せなあかんの?

新人Gメン及川

 

もし、保守契約を結ばずにコピー機が壊れてしまうと、修理代やエンジニアの出張費などが請求され、10万円以上も掛かってしまう恐れがあります。

また、修理業者を探す手間や時間が掛かり、コピー機を使えない時間が長引いてしまいます。さらに、トナーが切れる度に購入しなければならず、コスト面でも大きな負担を伴います。

カウンター保守契約では、カウンター料金を支払うことでメンテナンスや故障・不具合などの修理対応、さらにはトナーなどの消耗品が無料になり、予想外のトラブルが生じた際も出費の心配が要りません。

ベテランGメン園川

このような理由から、保守契約はオフィスの印刷環境を整えるために必要な契約と言えるでしょう。

 

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複合機のカウンター保守のメリット・デメリット

複合機のカウンター保守契約のメリット・デメリット

 

ベテランGメン園川

それでは複合機の保守契約の中で最も多い、カウンター保守のメリット・デメリットについて、お伝えします。

 

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カウンター保守契約のメリット

カウンター保守契約は以下のようなメリットがあります。

カウンター保守のメリット

  1. 修理や部品交換など突発的なトラブルでも出費がない
  2. 月間の印刷枚数が多ければランニングコストが安くなる
  3. トナー代が掛からない

 

カウンター保守契約が向いている会社は?

 

  • 毎月500枚以上の印刷を行っている会社
  • 定期的なメンテナンスを希望する会社
  • 印刷の品質や機能のレベルを保ちたい会社
  • 修理代が気になる会社

 

オペレーター 杏奈

コピー機は故障や不具合は起きやすい繊細な機器です。修理代を気にせずメンテナンス等を依頼したいなら、カウンター保守契約が一番です!

 

カウンター保守契約のデメリット

一方、カウンター保守契約には以下のようなデメリットがあります。

カウンター保守のデメリット

  1. 大量にカラー印刷をすると請求額が大きくなる
  2. 印刷頻度(印刷枚数)が少ない会社では割高になる可能性がある
  3. 全く印刷をしなくても「最低基本料金」が掛かる

 

印刷枚数が少ないと割高なん?

新人Gメン及川

ベテランGメン園川

はい。カウンター保守契約ではカウンター料金の中にメンテナンス代やトナー代が含まれています。しかし、ほとんど印刷しない会社は、故障も少なければトナーも減らないので割に合いません。

 

また、カウンター保守契約では、全く印刷しない月でも「最低基本料金」が請求されます。

 

カウンター保守契約の「最低基本料金」とは?
「カウント最低料金」「最低利用料金」など呼び方は様々ですが、カウンター料金が一定の金額に達しなかった場合に適用される料金です。
例えば「最低利用料金」が3,000円で、1ヶ月に1枚も印刷をしなかった場合、カウントは0ですが、3,000円の「最低利用料金」が請求されます。

 

そのため、印刷枚数が極端に少ない会社は、カウンター保守のメリットをあまり感じられません。

 

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ほうやったんや!印刷枚数が少ない会社は、どんな保守契約が向いとるんやろ?

新人Gメン及川

オペレーター 杏奈

そうですね、キットトナー保守契約とかスポット保守契約とか…主流のカウンター保守契約以外の保守が向いています。それぞれの保守契約のメリット・デメリットを確認していきましょう!

 

キットトナー保守契約のメリット・デメリット

 

トナー

 

『キットトナー保守契約』とは、専用のトナーを利用している間のみ修理代(出張費含む)が掛からない保守契約です。カウンター保守契約とは異なり、カウンター料金がなく、トナーが切れるまで(最長5年間)は印刷コストが掛かりません。

しかし、トナーは5,000枚程度の印刷で切れることが多く、切れると同時に保守契約も解約になるため、その後の故障には修理代が必要です。

また、専用のトナーは正規代理店でしか購入することができず、修理代も含んだ価格なので一般的なトナーより高額です。

 

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キットトナー保守契約のメリット

キットトナー保守契約は以下のようなメリットがあります。

キットトナー保守のメリット

  1. トナーの残量が切れるまでは修理代が掛からない
  2. 印刷枚数が少なければ相対的なランニングコストが安い
  3. 本体価格が比較的安い

 

なんで本体価格が安いの?

新人Gメン及川

 

キットトナー保守契約が結べる機種は、主に印刷速度の遅いモノクロ機です。そのため、カラーの高速機に比べて、本体価格が安く設定されています。

 

キットトナー保守契約が向いている会社は?

 

  • 印刷枚数が少ない(印刷しない月もある)会社
  • カラー印刷を行わない会社
  • 定期メンテナンスが不要な会社
  • SOHOや個人事業主など規模の小さい事務所

 

オペレーター 杏奈

カウンター保守契約と違って、そもそも印刷枚数が少ない会社向けに考えられた保守契約なんです!

 

キットトナー保守契約のデメリット

一方、キットトナー保守契約には以下のようなデメリットがあります。

キットトナー保守のデメリット

  1. モノクロ機に限定されていることが多いのでカラー印刷ができない
  2. トナー代が高い(修理代が含まれているためモノクロ1枚8円前後になる)
  3. 定期メンテナンスは行われない
  4. トナーが切れると同時に修理が有料になる

 

1日の印刷枚数が10枚以下など、印刷が少ない会社であれば、1本のトナーで2~3年は保守が受けられます。

なお、一部のメーカーではキットトナー保守契約に適用しているカラー複合機も取り扱っていますが、ランニングコストが異常に高いなど、コスト面でのデメリットが目立つため、あまりオススメできません。

 

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なるほど…。キットトナー保守契約の場合、印刷枚数が極端に少ない会社に向いとるっちゅうわけやな。さすがにうちは、1日10枚以下にはおさまらんわ…。

新人Gメン及川

 

スポット保守契約のメリット・デメリット

 

スポット保守契約

 

スポット保守契約は、カウンター料金こそ掛かりませんが、トナーや修理は全て有料です。継続的なメンテナンスも行われず、コピー機が故障または不具合が発生した度に「その都度」保守を依頼します。

「知人から中古で譲り受けた」など、ほとんどコピー機を利用しないのであれば、継続的な支払いがなく、ランニングコストもほとんど掛かりません。

しかし、万が一故障した場合は、パーツ代・ドラムユニット代・修理代・出張料金などが全て実費になるため、新しく購入した方が安くなることもあります。

 

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スポット保守契約のメリット

スポット保守契約は以下のようなメリットがあります。

スポット保守のメリット

  1. 継続的な支払いが発生しない
  2. カウンター保守のような印刷料金も掛からない

 

スポット保守契約が向いている会社は?

 

  • 複合機をほとんど使わない会社
  • メンテナンスが対象エリア外の会社

 

スポット保守契約のデメリット

一方、スポット保守契約には以下のようなデメリットがあります。

スポット保守のデメリット

  1. 修理代・出張代が実費
  2. トナー代が高い
  3. 定期メンテナンスが行われない
  4. 修理依頼の手配や業者探し等を行わなければならない

 

「半年しか使わへんから…」とか、短期間の利用ならスポット保守契約でええんちゃう?

新人Gメン及川

ベテランGメン園川

それなら無料で保守を行ってくれる「コピー機レンタル」がオススメです!

オペレーター 杏奈

カウンター保守とは違い、定額制なので印刷コストの節約にもなります!

 

<定額制サービス>を採用しているレンタル会社では、プランの上限枚数以内であれば、カウンター料金やトナー代が掛からず、リースよりも安くコピー機を使うことができます。

どの保守契約にもメリット・デメリットがありますが、コピー機レンタルはメリットが多く、画期的なサービスとして人気が高まっています。

 

▼コピー機・複合機のレンタルとは?

【コピー機・複合機のレンタルとは?】料金・審査・契約期間・保守について

 

▼定額制のレンタル複合機もご案内できます!

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うん、「カウンター保守って損しそう…」「でも、その他の保守でも不安がある」いう場合は、定額レンタルコピー機が良さそうやな。嫌になったらすぐに辞められるしな。

新人Gメン及川

 

年間保守契約のメリット・デメリット

年間保守契約は、コピー機の保守を1年間(または複数年)契約する保守タイプです。

オペレーター 杏奈

年間保守契約のメリット・デメリットを語りたいんですが、ちょっと難しいですね。そもそも、年間保守契約を結べるコピー機の種類が限られており、複合機業界では「特殊な保守契約」というイメージなんです。

年間保守契約は、全てのコピー機で年間保守契約が結べるわけではなく、小規模オフィスやSOHO向けの低速機など、一部の機種にしか適用されません。

【注意!】

稀に、「カウンター保守契約は損!年間保守契約を結んで保守代を安くあげよう」というキャッチコピーを掲げているコピー機があります。一見すると、「定額の保守代でお得!」「印刷枚数に気を遣わずに使えてお得!」と思ってしまいますが、肝心の保守代は伏せられたまま、問合せへ誘導されます。

様々なパターンがありますが、多くは以下のような条件で年間保守を結べるようになっています。

【年間保守の契約条件】

  1. カウンター料金はかからないが、別途純正トナー購入必須
  2. 契約年数×年間保守代が必要
  3. コピー機の種類は限定的

カウンター料金は不要ですが、そのかわり別途純正トナー購入が必要であり、トナーのランニングコストは高めです。また、契約年数分の年間保守代が必要ですが、その価格は問い合わせるまで分かりません。リースの場合、最新機種から好みのコピー機を選べますが、年間保守の場合は機種が限られています。

オペレーター 杏奈

トータルコストで一体いくらかかるのか、を計算して決めてくださいね。だいたいの印刷枚数が分かっていたら、簡単に計算できます。

ベテランGメン園川

「計算、めんどくさいわ~」「カウンター保守と年間保守、どっちがお得なのか知りたい」という方は、ぜひ一度お見積りください。うちの場合、お問い合わせ後、しつこくセールスするということは絶対にありませんので、安心してください。
ま、そやな。うちは、価格で勝負しとるんで、価格に納得いかへんかったら、あっさり見積もり書、破り捨ててもろてええんよ。

新人Gメン及川

 

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まとめ

様々な保守契約のメリット・デメリットを紹介しましたが「複合機は繊細で故障しやすい機器」かつ「修理代やトナー代が非常に高額」です。

印刷枚数によっては割高になるなど、デメリットもありますが、リスク回避の意味でも、保守はカウンター保守契約がオススメです。

ただし、カウンター保守契約を結んだ際のカウンター料金は、原則として途中で変更できません。保守の期間が終わるまで同じ金額を支払い続けることになるので、カウンター保守を契約する際は、しっかりと値下げ交渉を行いましょう。

また、カウンター料金が安いからと言って、デメリットやリスク、不利益などは一切ありません。

 

オペレーター 杏奈

既にカウンター保守契約を結んでいる場合は、カウンター料金の節約方法を試してみて下さい!

 

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▼カウンター料金を安くするコツは?コスト削減に有効な印刷方法を紹介!

コピー機・複合機のコストを削減したい!印刷枚数を減らす?契約を見直す?

 

 

参考サイト

当サイトでは、正確で信頼できる情報をユーザーへ届けるために以下のサイトを参考にしています。

 

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